「なぜだか最近、仕事へ行くのが嫌になってきた。出社拒否したい…」
その様に思ってしまうのは、誰にだってあることです。
役員だろうと従業員だろうと関係なく、職場へ通うのが億劫になってしまうことは大いにあります。
というか、毎日思っている人もいるのかもしれません。
しかし、この出社拒否がとんでもない病気の前触れだったりすることもあります。
朝になってしまうと、何故か昔と比べて起きられなくなり、足取りがものすごく重くなってしまったりしていると要注意です。
私自身も朝起きてから出社したくなく、具合が悪いわけでもないのに若い頃は休んでしまったことがありました。
誰にだって仕事に行きたくない日があって当然です。
もしあなたも出社拒否したい気持ちが強かったり、実際に出社拒否をしてしまっているのでしたら、これから先の記事をぜひとも読んでみて下さい。
目次
出社したくない理由
「会社へ行くのが嫌だ。本当にとても嫌だ!」
などと思う日もあるのが人間なのですが、本当に会社へ行くのが嫌なときって誰にでもあります。
出社拒否したいほどの出社したくないときって誰にでもあるのですが、それはどの様な理由で会社へ行くのが嫌なのでしょうか?
この理由は、誰にでも当てはまるのではないでしょうか?
「その1」連休明けの出社
土日の連休明けや、お盆や年末年始の長い連休明けの出勤というのは、誰もが会社へ出勤するのが嫌になります。
これは、私もそうですがあなたもそうなのではないでしょうか?
もっと範囲を広げれば、国を動かしている政治家の皆さんだって、連休明けに出勤するのは嫌だという人が多いはずです。
せっかく身体を休めていたり、家族と過ごしていた連休からの仕事です。
誰だって会社へ出勤するのは嫌に決まっています。
この出社拒否したいという気持ちは、人間としては正常な気持ちなので安心してください。
「その2」嫌な会議がある日
「明日は、すごく嫌な会議があるんだよなぁ~。」
そんな嫌な会議がある前日というのは、誰だって会社へ行くのが嫌になります。
嫌な会議というのは、私も経験がありますしあなたもきっと経験があることでしょう。
嫌な会議というのは、必ずといっていいほど役員や上長から理不尽で嫌なことをいわれる会議だからです。
全くといっていいほど、価値の無い会議だからこそ出社拒否したくなってしまうのです。
ですが、安心してください。
それは、誰もが当たり前に感じる感情ですから。
「その3」厳しい上司が来社する日
どうにもこうにも真っ当な意見すぎて、反論する余地の無い指摘をしてくる厳しい上司。
そんな上司が来社する日というのは、会社へは行きたくなくなります。
「すみません。急に鬼のような腹痛が止まらなくて…休ませていただきたいのですが?」
などと、仮病を使ってでも休みたくなってしまいますよね?
本当に厳しい上司というのは、何から何まで厳しいです。
私も、その昔とんでもない経験があります。
風邪でたまたま休んでいたのですが、当時の上司が勝手にパートさんを含めた忘年会を開催すると決め募集を開始したのです。
私は、忘年会のことなど何も知らずに出勤したのですが、ここで事件は起きました。
パートさんの忘年会への出席率がとんでもなく悪いのです。
それをたまたま本社から来ていた上司が見て、この出席率だとこの営業所の未来が危ういといいました。
私は、そうかもしれませんねといったのですが、これが火をつけてしまいました。
「何他人事みたいにいっているんだ?お前の口からそんな言葉は聞きたくなかったな!」
これには、さすがに参りました。
私、風邪で休んでいたときに物事が進んでいたことです。
正直、何が何だかわからず怒られてしまい、後で主催者の上司から「ごめんね。」と謝られましたが…
厳しい上司というのは、理不尽だろうと何だろうと怒ってきますので、そんな上司が来社する時は休んだ方がいいかもしれません。
「その4」会社にどうしても許せないやつがいるとき
「あいつ…気に入らねぇ!」
などという具合に、一緒に働いている仕事仲間がどうしても許せないという人、実は意外と多いのではないかと思います。
というよりも、誰しも少なからず職場に苦手な人はいると思いますが、どうしても許せないという人がいるという人は少ないと思いますがいることでしょう。
私は、本気でこいつと働い続けていかないといけないのならば、退職しようと本気で考え数件の求人へ応募したことがあります。
それくらいに本気で職場に許せない同僚がいました。
「あんな奴と一緒に休み明けも仕事をしなければいけないなんて…苦痛以外の何物でもないよ!」
などとストレスをマックスに溜めて出勤していたのを覚えています。
しかし、その後の許せないやつの人事異動があり救われました。
会社にどうしても許せないやつがいるということは、あなたが会社にとても嫌いなやつがいるということです。
とても嫌いな奴と同じ職場、同じ仕事をしなければいけないというだけで出社拒否する理由としては大きいです。
もしくは、退職理由にもなります。
30代や40代の人が、会社にどうしても許せないやつがいて出社拒否したくなる場合は、出社拒否どころか退職されてしまう可能性が高いです。
出社拒否したいと思ったら
もし、あなたが出勤するのが嫌になり出社拒否したいと思ったら、まずななぜ出社拒否したくなったのか考えてみて下さい。
あなたが出社拒否してしまいたくなるような理由を、整理して考えてみることから始めてみるといいでしょう。
出社拒否したくなるというのは、かなりストレスが溜まっている証拠です。
先程の項目でも出社したくなくなる理由をお伝えしましたが、人にはいくつかの職場へ出社拒否したくなる理由があります。
ただ単純に休日明けで出勤するのが嫌なのであれば、それはその1日だけで解決できる問題です。
誰だって休日の後というのは、出勤するのが嫌になるものです。
しかし、何故か最近仕事が嫌いなわけでもないのに職場へ行くのが嫌になり、足取りが重いというのでしたら大変な何かの前触れかもしれません。
その様に感じ始めたのでしたら、まずは信頼できる上司に相談した方がいいでしょう。
さらには、専門の医師の方に診断してもらった方がいいかもしれません。
若い従業員には、単純にめんどくさくてさぼりたくなり仕事に行きたくなることは多々あるのですが、家族を養っている様な立場だったりある程度の年齢を重ねている人が出社拒否したくなるというのは、病気になる前触れの可能性もあります。
出社拒否したいと思ったのでしたら、その自分の感情に向き合ってみましょう。
出社拒否は新人に多い
高卒で就職したり大卒で就職したりする新卒の若い子によくありがちなのが、出社拒否です。
若い子新卒の子達というのは、まだまだ社会人として当然慣れていません。
学生時代のノリだけで職場生活ができるわけでもなく、責任感のある社会人生活に慣れるまで大変です。
入社した会社のルールなどもあったりしますし、部署ごとの確執や派閥などもあったりして黒い部分にも慣れていかなければいけません。
人間関係が必ずしも良好に行くわけではなく、人の黒い部分や暗い部分をあまり感じなかった学生時代とは打って変わって厳しい現実を見なくてはいけません。
その様な責任感も求められ、ドロドロした人間模様も見なくてはいけない社会人としての慣れない環境でのストレスで、多くの新入社員は出社拒否をしたくなる人が多いです。
友人の美容師から実際にあった話を聞いたのですが、人気職種でもある美容師でさらには私が住んでいる県でナンバーワンのお店に就職したのですが、新卒入社して2週間で失踪してしまった新入社員の同期の女性がいたそうです。
また、私が以前働いていた会社に入社してきた新卒社員が、ちょうど半年で出社するのが嫌になり退職していきました。
新人は、とにかく環境に慣れるまでがやはり大変です。
そのため、慣れる前に出社拒否してしまう新人が多いのです。
出社拒否でクビになる可能性もある
例えば…
出社拒否をしてしまうと、あなたの仕事人生がどの様な結果になってしまうかというと…
クビになってしまう可能性もあるということです。
当然ですが、会社としては毎日しっかりと出勤してくれる従業員が必要です。
毎日出勤してくれる従業員が必要というよりも、毎日出勤して働くというのが世界共通して当たり前です。
その様な毎日出勤するのが当たり前の状況で、何かしらの理由で出社拒否していたら結果は決まっています。
それは、「クビ」です。
いわゆる「解雇」ですね。
あなたは、職場の就業規則というものを読んだことがあるでしょうか?
大企業であろうと、中小零細企業であろうと会社には就業規則が必ずあります。
その就業規則の中には、必ずといっていいほどある文言が書いてあります。
無断欠勤をし〇〇日出社しなかった者は解雇とするというようなことが必ず書いてあります。
さすがに、出社拒否をして休んでそれが1日や2日ならば、罰則があるだけで済むことでしょう。
しかし、出社拒否が1週間も続けばクビになる可能性もあります。
会社によっては、出社拒否が1日であっても取引先との信用問題に関わり、何百万の売り上げに影響してクビになる可能性も多々あります。
出社拒否したくなった理由が、心の病などではなくただ単純に会社へ行くのがめんどくさくなってさぼりたくなった場合なのでしたら、それは学生時代とは全く違うということをしっかりと認識してください。
お金が動いている、責任ある社会人の世界の中にいるということを認識してください。
その様な世界では、出社拒否が当たり前にクビ、解雇につながることが当たり前に起きます。
自分勝手な出社拒否は、誰のためにもならない迷惑行為です。
出社拒否したい理由がパワハラだったら
あなたがもし、出社拒否したい理由が上司からのパワハラなのでしたら、堂々と出社拒否してもいいでしょう。
「え、無断欠勤はまずいでしょ!?」
いえいえ。無断欠勤をするわけではありません。
上司のさらに上司、または会社の総務や役員に対してある上司からパワハラをされていることを通告してください。
その上で、出社拒否すればいいのです。
「あのパワハラ上司と一緒に仕事をしなければいけないのでしたら、会社へ出勤できません。どうにかしてください。」
と話をしてから出社拒否すればいいでしょう。
今のご時世、パワハラに対してここは穏便に済ませてくれないかという会社でしたら出社拒否ではなく退職してください。
また、パワハラ上司の味方をする会社でしたら、やはり出社拒否ではなく退職してください。
パワハラ上司をしっかりと処罰してくれる会社でしたら、出社拒否は止めて働き続けるのも良いでしょう。
しかし、会社によっては体育会系の風土がある会社もあります。
社内ではパワハラではなくても、外部から見たら普通にパワハラが横行している会社もあります。
以前、私が働いていた会社ではとても体育会系でした。
一緒の時期に入社してきた年下の同期が全く仕事ができない人だったのですが、部長がその同期のことをとにかく本気で気に入らなくて、ある重大なミスをしたときにローキックをしていたそうです。
ローキックを実際に受けてしまったその彼から聞いたので事実なのでしょうが、いくら仕事ができない部下だからといってローキックをしていいわけではありません。
実際には、パワハラ自体をしっかりと解決していこうとする会社も少ないのかもしれません。
ですので、もしパワハラを受けてしまって出社拒否したいのでしたら、いっそのこと転職を考えた方がいいかもしれません。
朝になると仕事に行けないなら
「朝が来るのが怖い…出社したくない。」
もし、あなたがその様に毎朝感じるようになってしまったのでしたら、それはうつ病の前触れかもしれません。
私が昔働いていた会社の上司が、この様な症状になってしまっていました。
仕事の最中に一気にテンションが下がったと思ったら、翌日から1週間ほど出勤しなくなってしまうことが多々ありました。
ただ、本人はうつ病だとは言い張りません。
この様に、仕事を休まれてしまう回数が増えてしまうと、私などの部下達や社内でも評判が悪くなってしまいます。
「また休んでるよ、あの上司。ただのサボりじゃないの?」
などと、私や会社の人達は思っていましたが、今になって思うとあれはうつ病の前兆です。
現在、私が勤めている会社でも以前にうつ病になってしまった方が3人もいます。
3人とも、病院からの診断書を会社へ提出し、1度しっかりとうつ病を治すために求職をしました。
3人のうち2人は1ヵ月、2ヵ月休む休んでいましたが、1人は1年間も休むことになりました。
誰だって休日の翌日の朝というのは、出勤するのが億劫になるものです。
しかし、朝が来るのが辛いと感じるようになったり、朝になるといきなり身体が重くなってしまったりし出社するのがものすごく嫌になってしまったのでしたら、1度病院へいきしっかりと診てもらった方がいいでしょう。
生きていくうえでは、身体が1番重要なのですから。
まとめ
人間は誰だって、出社したくないときというものが必ずあります。
「連休が終わって明日から仕事か…嫌だなぁ。」
「明日は、面倒な会議だから仕事に行きたくない~。」
「本社から苦手な上司が来るんだった…。」
この様にあなたが思い、出社拒否したくなるのでしたら健康な証拠です。
誰だってこの様なことが起これば、翌日に出社するのが嫌になるに決まっています。
この例とは違い、会社でのパワハラやセクハラなどの問題が常態化している会社へ出社したくないとか、朝が来るのが怖くなってしまい病気になり出社したくないとなってしまったのだったら、それはあなたのせいではありません。
パワハラやセクハラは、会社が100%絶対にいけないことです。
うつ病などの病気になってしまった場合も、会社にも責任は必ずあります。
パワハラやセクハラ、うつ病などで出社拒否したくなった場合は会社へしっかりと対応してもらってください。
それが難しいのでしたら、転職も視野に入れて行動していきましょう。