誰だって働くのだったら、仕事ができるようになりたいと思うのは当然のことです。
仕事ができるようになりたいと思わない人というのは、そもそもダメ人間なので除外しましょう。
さて、新しい部署へ移動になったり、転職や就職などで新しい職場で働くことになる人もいらっしゃいます。
もしかしたら、あなたも新しい職場環境で心機一転、仕事をスタートするタイミングかもしれませんね。
新しい職場へ飛び込んでいくと、必ず思うことがあります。
それは…
「早く仕事を覚えて、自分がこの会社に貢献できる人間だって思ってもらうぞ!」
という気持ちではないでしょうか?
新入社員も経験のある中途採用の社員も、新しい職場では新人としては一緒です。
いかに会社に貢献できるかというのが重要になってきます。
会社としては、貢献してくれると信じて採用してくれたわけですから、何が何でも会社のために活躍しなくてはいけませんよね?
孫悟空が界王様から元気玉を教えてもらうのと同じように、しっかりと学んでいかなければ仕事ができるようにはなりません。
というわけで、仕事ができるようになるにはコツがあるのか?
はたまた、トレーニングや仕事ができるようになる人の特徴や性格などあるのか書いてみましたので、読んでみることをオススメします。
目次
新人が仕事ができるようになるには
新入社員などの新人が仕事ができるようになるには、取り敢えず何も言わずに指示されたことをしっかりとやるべきです。
高卒や大卒の新入社員の新人などは、右も左もわからない社会人生活がスタートしたばかりですので、指示されたことをしっかりとやる傾向が強いです。
しかし、中途採用の新人などは…
「以前の会社ではこうだった。」
「こういうやり方でやった方が上手くいくんじゃないか?」
「今時こんな感じで仕事してるんですか!」
などと、口ごたえする人が意外にも多いです。
中途採用で経験はあっても、新しく入社した会社では新人であることに変わりはありません。
経験があっても1からの再スタートであるのですから、30代だろうと40代だろうと新人らしく、まずはしっかりと新しい職場のやり方を覚えるのが仕事ができるようになる近道です。
私が以前に転職して働いていた会社の同僚が、まさにこの様に口ごたえする人でした。
そのため、上司からは嫌われてしまい評価も一気にがた落ち。
仕事を教えてもらっているのに、口ごたえするのは言語道断です。
稀に新卒の人達にも、社会人として右も左も分かっていないのに偉そうに口ごたえする人がいます。
新卒の新人だろうと中途採用の新人だろうと、まずはしっかりと素直に仕事を覚えることが仕事ができるようになるためには1番必要なことです。
仕事ができるようになったきっかけ
人には、働いていると仕事ができるようになるタイミングというか、きっかけがあります。
それでは、その仕事ができるようになるきっかけとは一体何なのでしょうか?
仕事ができるようになるきかっけ、それは「自分で全て仕事をやる」経験です。
仕事というのは、当然ですが周りの強力が合ってなりたつものです。
しかし、責任感持って働くということは、全て自分自身で考え行動して仕事をしていかなくてはいけません。
自分で任された仕事を全て自分の頭で考え行動して、仕事をする経験があって初めて大きく成長します。
よくあるのが、全て任されているにも関わらず、すぐに同僚や上司にこう考えてみたけどなどと意見を求める人です。
この様な人というのは、自分自身で考えるのが苦手なのか自分1人で責任を負うのが嫌なのか、必ずといっていいほど周りの意見を聞いて周りを巻き込んできます。
人というのは、あるタイミングで自分1人で仕事の判断をするときが必ず来ます。
そこでしっかりと自分自身で考え対応できると、一気にレベルアップします。
何せ仕事ができない人というのは、仕事を任せてもらえないですから。
仕事ができない人に仕事を任せても、ジャッジミスをして会社に迷惑をかけてしまうだけです。
仕事ができるようになるきっかけは、「自分で全て仕事をやる」経験をしたときです。
その経験をして初めて、色々と臨機応変に仕事の応用が利くようになるのです。
仕事ができるようになるまで期間
仕事ができるようになるまでには、どれくらいの期間が必要なのでしょうか?
よくいわれているのが、石の上にも3年という言葉です。
本当に3年間も仕事をしないと、仕事ができるようにはならないのでしょうか?
これについては、当てはまってもいますし間違ってもいます。
例えば、新卒の新入社員だったり未経験業界への転職をした場合などは、仕事ができるようになる期間は3年くらいかかるでしょう。
ちなみに、仕事ができるようになるということと作業ができるようになるということは全く違います。
作業というのは、正直パートやアルバイトでもできることです。
それとは違い仕事というのは、作業も当然あるのですがあなたが自分自身の頭で考え行動し、会社にとってベストなチョイスをしていくことになります。
また、社員の仕事の中には指示命令を出してパートやアルバイトを働かせるマネジメント業務もあります。
その様な仕事ができるようになるには、新卒の方や未経験業界へ転職した方などは3年は最低でもかかることでしょう。
逆に、経験ある業界や職種への転職をした中途採用者などは、1年もあれば仕事ができるようになるでしょう。
今まで勤めてきた会社での経験をそのまま生かせるのですから、1年もあれば新しい環境でのルールも覚え自分の判断で仕事ができるようになるはずです。
経験ある業務だということで転職してきた中途採用者がもし、1年たっても仕事があまりできないのでしたら、その中途採用者は前職でも仕事ができなかったということになります。
新卒や未経験業界への転職者などは、3年で仕事ができるようになるのを目安にしてください。
経験ある中途採用者は、1年である程度の仕事ができる目安にするようにしましょう。
仕事ができるようになるトレーニング
スポーツでも勉強でも、できるようになるにはトレーニングをしたりします。
それでは、仕事でもトレーニングをすることで仕事ができるようになるのでしょうか?
答えは、イエスです。
仕事のトレーニングは、それぞれの会社によってOJTなど独特のトレーニングが用意されていることもあります。
最初の3ヶ月間は、基本を覚えるために現場へ配属などということもあります。
私の父親は、新卒で入社した販売会社で営業として入社したのですが、最初の1年間は営業事務として伝票の流れなど基礎的なことを1年間のトレーニングで覚えたといっていました。
私などが以前に勤めていた卸会社では、日本全国へ商品を販売していたのですが、自社で運営している全国数か所にある物流センターで、実際の商品の流れや商品自体を6ヶ月間のトレーニングで覚えるということが義務付けられていました。
どの様な会社にも、新しく入社してきた人材が仕事ができるようになるためのトレーニングは必ず用意してあります。
真摯に用意されたトレーニングをしっかりとこなすことが重要です。
仕事ができる人の習慣
「一緒に入社してきたあいつ。なんで1年もたっているのに仕事ができないんだ?」
こんな人、あなたの職場にも1人や2人いるのではないでしょうか?
同じ時期にや近い時期に入社してきたにもかかわらず、仕事の出来具合に差が出てしまっている。
会社で働いているとよくあることです。
仕事ができるようになるには、ある習慣が重要になってくるのではないかと思っています。
それは、自分が与えられている仕事に対して、良い意味で疑問を持ち続けながら毎日仕事をすることです。
「こんなやり方じゃダメだ!」
という批判的な疑問ではないですよ。
「なぜ、この様にするのだろう?この様ではいけないのだろうか?」
疑問を持って仕事ができる人というのは、その疑問を提案や質問として上司に相談することができます。
疑問や質問が自分からできるというのは、それだけ頭で考え行動できるという習慣につながります。
逆に、仕事ができない人の習慣とは常に受け身です。
「指示されなければできない。上司ならば命令を出すのが当たり前だ。」
この様な考えだと、仕事ができるようにはならずただの指示待ち人間になってしまいます。
何も疑問も持たず、提案や質問もすることがないからこの様になってしまうのです。
仕事ができる人というのは、常に疑問を持ち続けながら毎日働くことを習慣にしているのです。
仕事ができる人の特徴
仕事ができる人の特徴ってなんですか?という質問をされることがあったりします。
あなたも、職場で若い社員から質問されたりすることもあるのではないでしょうか?
仕事ができる人の特徴は、たった1つです。
「素直」なことです。
え、そんなこと?などと思いましたか?
この素直さというのは、仕事ができる人の特徴として1番重要なことです。
例えば、仕事を教わっているにも関わらずあーでもない、こーでもないと意見をいったりしていませんか?
教わっていることとは違うことを質問したりして、困らせてはいませんか?
それって全然素直じゃないですよね?
何事もまずは素直に覚える、郷に入れば郷に従うことが意外とできない人って多いんです。
あなたも、素直に仕事ができていますか?
スポーツ選手もそうですし、勉強を教えてもらう時もそうですが、まずは素直に教えられたことをやらなくてはいけません。
ですが、意外に素直にできない人って多いんです。
そして素直じゃない人ほど、結果を出せないし仕事も覚えない。
上司にも気に入られず、そのまま終わっていく人というのがとても多いです。
人間は、年を重ねれば重ねるほど素直じゃなくなってくるのですが、仕事ができる人というのは40代だろうが50代だろうが素直な人ばかりです。
仕事ができる人の特徴は、素直さです。
突然仕事ができるようになった
「あれ?できてる~!」
あるとき、ふと自分が仕事がばっちりできていることに気づく時があります。
例えば、自転車が乗れない子供があるときスムーズに自転車に乗れるようになっていたりします。
全く泳げなかったのに、水泳の授業が嫌だったのにある日を境に普通に泳げていたなんて経験ないですか?
それらの経験と同じように、仕事が突然できるようになっているということがあります。
突然仕事ができるようになるということの答えは、反復していたからです。
毎日の仕事の中で数稽古を行うことで、突然仕事ができるようになるのです。
どんなに仕事ができる人だろうと、最初から仕事ができていたわけではありません。
とにかく毎日続けることで、自然とコツを覚えて仕事ができるようになるのです。
頭で理解するというよりも、身体で理解できたときに突然仕事ができるようになった自分に驚くのでしょう。
まとめ
ここまで仕事ができるようになる人のコツについて書いてみましたが、結論からいうと仕事ができるようになるためのコツはたった2つです。
それは「素直」と「数稽古」の2つです。
仕事ができる人というのは、これら2つのことを身体で自然と理解しています。
その後に、仕事ができる上司や先輩から素直なことと数稽古のことを聞かされ府に落とすのです。
逆に、仕事ができない人というのは、素直と数稽古を全く持ち合わせていません。
素直ではなく批判的ですし、数をこなす前にこんなことやっていて意味あるんですかと止めてしまいます。
結果が出てくるまでに到達できないんですね。
あなたも職場にいる仕事ができない人が、その素直さと数をこなすことをやっていないのではないか確認してみて下さい。
そしてあなたはその様な人を反面教師として、素直さと数稽古を身につけて仕事に取り組んでいってください。