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【私は一体何者なの?】向いている職業や仕事がわからない!転職するにも就職するにも向いてる仕事を見つけることはできるのか?

「私は一体何者なのだー!」

などと1日中悩んでしまうくらいに、あなたの人生において重要な悩みが存在します。

私自身もその昔、特に若い頃は本当に悩みました…

一体どの様な職業や仕事が自分には向いているのかという悩みです。

「あーそれそれ!私も悩んでいて…」

という方、多いのではないでしょうか?

好きを仕事にすることが幸せだと世間一般ではいわれていますが、本当にそうなのでしょうか?

好きなことだからやりたいことだからが何しながらでも働ける。

これって理想論だって知っていましたか?

「いやいや、好きこそなんちゃらかんちゃらっていうじゃないですか~!」

そんな反論がきそうですが、理想論です。

実は、〇〇して〇〇しなければ向いている仕事だということはわからないのです。

私自身も大いにその身に感じ納得した、向いている職業や仕事の見つけ方を書いてみましたので、向いている職業や仕事がわからないあなたは必ず読んでみて下さい。

向いている職業や仕事がわからない

  • 「向いている職業がわからないー!」
  • 「私ができる仕事ってなに?」
  • 「仕事なんて…だって何やってもできないんだもの。」

多くの働いている人、また働こうとしている人達が自分自身が向いている職業や仕事がわからないということがとても多いみたいです。

あなたはどうでしょうか?

実は、私自身も向いている職業や仕事がわからなくて悩んでいた時期がありました。

何をやってもダメ。

何をやっても長続きしない。

そんな私でした。

両親からも少しは根気だして頑張んなよといわれてしまう始末。

地元のテレビ局関係の職場に就職しても、自分には無理だし実際には思っていた仕事と違っていたと退職。(かなりのブラック企業でしたが)

印刷会社のデザイナーもシステム会社のウェブデザイナーも続かずすぐに退職。

デザイナーの仕事なんて、それがやりたくて半年間自前で何十万も受講料払って専門学校で勉強したにも関わらずです。

「俺は一体何なんだ。周りに迷惑ばかりかけている。」

本気で悩んでいた20代の頃でしたが、本気でいなくなってしまった方がいいのではないかと真剣に考えたくらいです。

周りの友人達が普通に就職して働いていることが、尚更自分自身を苦しめていました。

という私と同じ気持ちの若い人、いませんか?

正直にいいましょう。

やりたい仕事とできる仕事というのは、必ずしも繋がっているわけではないのです。

実際、働いてみないとわからない。

誰しも向いている職業や仕事がわかるわけではないのです。

向いてる仕事がわからないのに転職

向いている仕事がわからないのに転職をしてしまうとすぐに退職してしまう可能性がとても高いです。

その確率、90%くらいにもなるでしょう。

先程書いた私の過去の様に、向いていないのにテレビ局関係の仕事に転職してみたり、印刷会社やシステム会社のデザイナーになってしまうといてもたってもいられずすぐに退職してしまいます。

正直、1年未満しか働けませんでした。

根気が無いといわれてしまえばそうなのかもしれませんが、自分自身に向いていない仕事に転職をしてしまうと、この様なことが普通に起こってしまうものです。

きっとあなたにも経験があるのではないでしょうか?

例えば、アルバイトやパートの人達などは向いていないと思ってしまえば勤務開始した翌日には退職したいと伝えてきます。

「すみません。向いていないみたいなので辞めます。」

などと簡単にいってきます。

アルバイトやパートなどは、正社員とは違い責任感が伴わない雇用形態ですからしょうがないといえばしょうがないのでしょうが、これが実は向いていない仕事に転職をしてしまった人間の心理をついているのではないかと個人的には思っています。

そもそも、あなた自身がどの仕事が向いているのわからないのに転職しても続くわけがありませんよね?

転職理由には人間関係や給料などいくつか理由はありますが、それと同じであなた自身が向いていない仕事に転職をしてしまうと、無駄に転職を繰り返すだけになってしまいます。

向いてる仕事がわからない20代

20代の若いときほど向いている仕事がわからないのです。

それも当然ですよね。

右も左もわからないのに社会人になるわけです。

やりたいことのために大学へ行く人が何人いるのかわかりませんが、大学で多くの人はやりたい仕事をみつけることができない状態です。

「いや、そんなことはないですよ!」

いや、そんなことはあるんですね。

そうでなければ、新卒採用者の約3割が3年以内に就職した会社を退職することはありえないのです。

さらに5年、7年と経てば企業によっては退職者は増えていることもあります。

私が現在勤めている会社の前に勤めていた会社では、ある時期に9人採用した新卒者は6年後に1人しか残っていませんでした。

これが正直なところ現実なんです。

人間関係や給料面で納得がいかないなどの理由で退職していった若手もいるでしょうか、その若手のほとんどは向いている仕事ではなかったと辞めていくのです。

私の20代の頃はそうでしたし、あなたもそうだと思います。

現在20代の若者でしたら、身をもって現在向いていない仕事をしていると感じている人もいることでしょう。

若いうちというのは経験値が圧倒的に少ないです。

長く仕事を続けられている人は、たまたま向いていた仕事だった可能性が高いのです。

もしくは、自分にはこれしかできないと諦めているかのどちらかでしょう。

20代の向いている仕事がわからないは当たり前。

色々と経験を積んでみることができる20代という時期に、向いている仕事を探すことが良いのではないかと思います。

向いてる仕事がわからない30代

もし、あなたが30代で自分に向いている仕事がわからないという状況でしたら…

それは、大問題です。

30代といえば、一番働き盛りの年代といってもいいでしょう。

職場では、役職を与えられる人も出てきますし、家族を養い始める人も出てくる年代です。

その仕事においても家庭においても責任感重要な30代にも関わらず、向いている仕事がわからないというのは大問題です。

ただし例外もあります。

30代になるまで、まともに正社員として働いてきたことが無い人は向いている仕事が何なのかわからないでしょう。

向いている仕事や向いていない仕事というのは、しっかりと責任感の伴う正社員として働いてみないとわからないものです。

実際にやってみないとわからないのですね。

就職氷河期世代など非正規雇用が多く、正社員として働いたことが無い人だと向いている仕事がわからないのも納得できます。

何故ならば、アルバイトやパートなどでの勤務ですと責任の無い立場ですのでとても楽です。

仕事の醍醐味というのは、責任感が伴い自分自身に決定権があることです。

私も長く非正規雇用で働いてきたのでわかるのですが、責任ある立場と責任の無い立場で勤務するのは全く面白みが違います。

以前の職場にも大学を卒業してから会計士の資格を取得するべく、ずっと30歳まで勉強してきた後輩がいました。

正社員として働くのが初めて。

その彼は、全くといっていいほどその仕事に向いていませんでした。

向いていないのですが、今までの経験上で比較対照がないためか自分に向いていないというのがわからないのです。

この例は、とても稀です。

彼のような場合ですと、30代でも自分に向いている仕事がわからないというのもしょうがないことです。

しかし、高校や大学を卒業しずっと正社員として働いてきたにもかかわらず、30代になっても自分に向いている仕事がわからないのでしたら、自分自身が一番周りに貢献できた仕事は何なのか振り返ってみて下さい。

それが、あなたに向いている仕事です。

私も正規、非正規合わせてずっと同じ業界で働いてきました。

正直にいうと嫌いな仕事でした。

それでも、周りに感謝されてきました。

結果として、今でもその業界の仕事で正社員として働いています。

好きだとか嫌いだとかは関係ありません。

あなたが周りに貢献できる仕事が、30代のあなたに向いている仕事です。

向いてる仕事がわからない40代

さらにもし、あなたが40代で自分に向いている仕事がわからないという状況でしたら…

それは、大大大問題です。

  • 「そうはいっても、俺は42歳にもなって向いている仕事がわからないんです。」
  • 「そもそも、今の仕事が向いているのかどうか…」
  • 「私は45歳ですけど、この仕事には向いていないと思います。」

などと感じている40代のあなた。

40代にもなって自分自身が、どの仕事に向いているのかわからないのでしたら本当に末期です。

30代でも役職がついたり家族ができたりすると先程お伝えしました。

40代にもなれば、人によってはかなり重要なポストに昇進したり、さらには子供が結婚するという方もいるわけです。

そんな状況で向いている仕事がわからないって…

大大大問題だと思いませんか?

もしあなたが40代にもなって向いている仕事がわからないのでしたら、申し訳ないのですが惰性でだらだらと今まで仕事をしてきてしまったということになります。

仕事に対して100%の情熱をささげろとはいいません。

ですが、もしあなたが責任ある立場で働いてきたというのでしたら、40代にもなって向いている仕事の1つや2つわかっていなければおかしいのです。

仮に先程の30代の方の例でもお伝えしましたが、非正規雇用でずっと働き続けてきていたのでしたらしょうがないでしょう。

40代になるまで生き続けてきたのですから、周りに感謝されてきた仕事ってないでしょうか?

過去を遡ってみて下さい。

きっとあるはずですよ。

それがあなたが好きだろうが嫌いだろうが、あなたにとっての向いている仕事になります。

向いている仕事というのは、周りがあなたに対して喜んでお金を払ってもいいと思ってくれる仕事なんです。

仕事とは、自分自身の時間を会社に買ってもらって、その対価として給料をもらうわけです。

あなたの仕事に対して十分対価を支払ってくれるという仕事でしたら、十分すぎるほど向いている仕事だと思いませんか?

40代で仮に転職をしようと思ったときに、それぞれの求人サイトからスカウトメールが来ればそれがあなたにとっての向いている仕事です。

40代にもなって自分に向いている仕事がわからないのではなく、わかろうとしないのが答えなのかもしれません。

向いてる仕事を見つけるには

そもそもの疑問です。

あなたにとっての向いている仕事の見つけ方ってどうすればいいのでしょうか?

向いている仕事がわからないと、これから先の人生をつまらなく生きていかなければいけない…

そんな風に思ってしまいますよね?

  • 「今の仕事は出勤拒否したくなるほど嫌いだ!」
  • 「朝が来なければいいのに…出勤しなければいけないじゃないの。」
  • 「私に向いている仕事なんてないのさ!」

毎日の仕事で、あなた自身が向いていないと感じている仕事をし続けていると、ネガティブな人生を送らなくてはならなくなってしまいます。

私も20代の頃は、とにかく勤務していた会社の仕事が大嫌いで毎日どうにかして向けだそうとしか考えていませんでした。

もう20年前ほどになりますが、あの当時で週休1日しか休めない会社でした。

これはもう本当に、抜け出そうと必死でした。

「こんな仕事、こんな会社は俺が望んでいる仕事ではない!」

と本気で思い、ウェブデザイナーを目指したり、パソコンのスキルを身につける日々でした。

私自身も就職氷河期世代の非正規雇用として長らく働いてきましたが、あることに気づきました。

向いている仕事を見つける方法は、実際に働いてみないとわからないということです。

結局そこかと思ってしまう方も多いと思いますが、人間という生き物は実際に体験してみないことにはわからない生き物なのです。

あなたも必死に考えている時間があるのでしたら、実際に体験をしてしまった方が早いです。

占いや趣味などから向いている仕事の適正を判断しようとする人がとても多いです。

そんなのは、全てまやかし。

人間という生き物は、実際にやってみないことにはわからないのです。

向いている仕事を見つける方法は、ただ1つしかありません。

あなたが実際に勤務してみて、体験することだけです。

意外に勤務してみると、あなたが苦手だと思っていたことが実は適正だったりすることがあるので不思議です。

向いてる仕事なんてない

あなた自身に向いている仕事かどうかというのは、実際に働いてみないことにはわからないとお伝えしました。

実際に転職をして入社した会社がブラック企業かホワイト企業かというのも、入社して数ヵ月間勤務して初めてわかることです。

しかしですね、究極の結論を申しますと…

そもそも向いている仕事なんてないということです。

「そんなわけないだろう。人間誰しも向いている仕事があるはず!」

実は、向いている仕事か向いていない仕事かという線引きは、それまであなたがその仕事をやってきた年数によるところが大きいそうです。

カル・ニューポート方が書いた本「今いる場所で突き抜けろ!」にも書いてあるのですが…

「自分の仕事を天職だと考える職員の最大の特徴は、その仕事に費やした年数だった。職員の経験が長ければ長いほど、自分の仕事を心から好きである傾向が強かったのだ。」

と書いてある通り、あなたが現在勤めている職種の経験年数が長ければ長いほどその仕事が向いているというわけなんです。

私自身は、20代のころから物流関係の仕事をしてきました。

20代のころは、とても大嫌いな仕事でした。

そんな私は40代になり、業種は変われど今でも物流関係の部署で仕事をしています。

本当に不思議なのですが、私自身のこの物流関係の仕事の経験は、周りの皆さんがとても頼りにしてくれ評価してくれるのです。

本当に大嫌いだった仕事なのですが、年数を重ねるうちに自分には向いていると思うようになってきたのです。

年数を重ねれば経験を重ねるわけで、経験を重ねればスキルも付いてきて職場に貢献できる。

貢献できるようになれば感謝をされるようになる。

感謝をされるようになると、人間というのはその仕事にやりがいを見出します。

これとは逆のパターンですが、私の友人に17年ほど資格の勉強をしている人がいます。

17年間ずっと合格をしないのですが、この年数勉強をしてきていると自分にはこれしかないと思ってしまうわけです。

年数とは怖いものです。

自分には本当に向いていない才能が仕事でも、年数を重ねてしまうと向いていると錯覚をしてしまうこともあります。

結局、向いている仕事はありません。

良い意味でも悪い意味でも、年数を重ねてきた仕事に対して人間は向いていると思うのです。

あなたが年数を重ねてきて周りに感謝されている仕事。

その仕事が嫌いでも、結果としてそれがあなたに向いている仕事になります。

ですが、感謝をされているのでしたらそれはとても幸せなことですので、その仕事を続けることがいいでしょう。
今いる場所で突き抜けろ! ――強みに気づいて自由に働く4つのルール

まとめ

向いている職業や仕事というのは、実際に働いてみてさらに年数を重ねてみないとわからないということです。

逆に、自分に向いていない職業や仕事というのは、実際に働いていみてすぐにわかります。

私もそうでしたが、身体と脳で…

「絶対に無理!」

と拒絶反応を起こしますので。

転職して働き、そして続けられそうなら1年2年と働いてみる。

そして周りから感謝されるのであれば、それがあなたにとっての向いている仕事になります。

やりたい仕事より感謝される仕事の方が、幸せになれますよ。

続けられそうな仕事に巡り合えると良いですね。

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