ライフスタイルの充実方法 人生

【私は誰?ここはどこ?】自分探しは意味がない!馬鹿がただ疲れた…と無駄になるだけのこと。

自分探しの旅などという言葉、よく聞いたことがある人も大勢いると思います。

今いる人は本当の自分ではないと本気で思っている人達のことです。

「この会社で働いている自分は本当の自分ではない!」

「今やっている仕事をするためにこの世に生まれてきたんじゃない。」

「私にもこの世に生まれてきた本当の意味があるはずだ…」

この様に現状の生活に満足できず、自分自身が本当に活躍できる楽しめる場所があるはずだと本気で思っているわけです。

しかし、自分探しをしていても本当の自分などと出会うことはできません。

「そんなはずないだろう!!」

などと怒声を帯びた反論の声が聞こえてきそうです。

ですが、本当の自分などという存在は、この世にはいないというのが事実です。

生き方や働き方で悩んでいる人、とても多いです。

あなたもきっと悩んでいることでしょう。

それでは、自分探しの旅が無意味だという悲しい現実を私の実体験や現状維持している友人の話を絡めてお伝えしていきます。

自分探しをしているあなた、ぜひとも読んで救われてください。

自分探しの意味とは?

「自分は一体何者なのだろうか?そろそろ自分探しの旅にでも1回出てみようかな。」

実際に旅に出るかどうかは人それぞれですが、自分が何者なのか、何のために生まれてきたのかを自問自答する人って意外と多いんです。

そもそも、自分探しという言葉の意味というのは何なのでしょうか?

実は、自分探しという言葉の意味がしっかりとあるんです。

小学館の「デジタル大辞泉」にはこの様に書かれています。

「自分探しとは、自分の生き方、居場所を求めること」と説明が書かれています。

ということはつまり、「自分探し」という行動における 「自分」 とは、自分自身に合った仕事やライフスタイルなどを指す意味ということになります。

多くの自分探しをしている人というのは、例えるならば…

「こんな場所でずっとスライムだけを倒しているのが俺の人生じゃない!」

「この村でずっと勇者達に話しかけられたら同じ言葉を繰り返していていいのか?」

「ずっと武器を販売していく人生なのかな?」

某ロールプレイングゲームで例えてみましたが、多くの自分探しをしている人というのは、旅に出てレベルを上げ空を飛ぶような移動手段を手に入れ大魔王を倒しに行くような人生が自分にもあると思っているわけです。

特に、仕事に不満を持っていたり普段の生活に満足していない場合、自分探しという行動にでるのです。

自分探ししたくなる理由

そもそもなぜ、人というのは生きている限り自分探しをしたくなってしまうのでしょうか?

あなたも自分探しの経験がありますか?

私も実は、仕事とプライベートで思い悩んでいた時期があり、自分探しをしたことがあります。

そんな自分探しをしたくなるにも理由というものがあります。

人それぞれいくつか理由はあるのでしょうが、主にこの3つの理由で自分探しをしてしまうのでと思います。

1、人生に目標や目的がないから

いきなり他人にこの様に聞かれてしまったら困りませんか?

「あなたは人生にも目標や目的、または生きている意味を理解していますか?」

こんなことを聞かれてしまい、言葉を失ってしまいますよね?

多くの自分探しをしている人の理由として、今生きている人生の目標や目的がないということが挙げられます。

  • 「俺は何をするために生まれてきたのだろうか?」
  • 「私は、この仕事をするべきなの?」
  • 「生きていく目標が見つからない…」

この様に思い悩んでしまい、自分探しの旅へと旅立ってしまう人も多いです。

人生に目標や目的がない場合、自分探しをしてしまう理由に大いになってしまいます。

2、今現在の生きている状況が辛いから

生きていると辛いことはたくさんあります。

今現在、生きている状況がとても辛いという理由で、思い悩んでしまい自分って一体何者なのだと考え込んでしまうことがあります。

私も40歳になる手前、とても生きているのが辛くなったことがあります。

仕事では、会社都合で2回も転職させられ、転職させられるたびに待遇が悪くなりブラック企業へと転職。

プライベートでも、妻と離婚寸前まで行きまして公正証書も書きました。

「俺の人生って何なの?今まで辛いことしかないんだけど…」

本当に辛すぎて、幸せって何なのか本気で思い悩んでしまっていた時期がありました。

家族に内緒で自分の生まれた〇〇県へ1人旅へ行ってきてしまいましたよ…

あなたもそうだと思いますが、現状の生きている状態が辛くなってしまうと自分自身を探してしまう旅に出てしまう確率が高いです。

3、何をしたらいいか迷うくらい選択肢が多い時代だから

選択肢、多くないですか?

例えば、あなたが飲食店へランチを食べにいったときに、メニューがとてつもなく多かったりしたら迷いませんか?

しかも、おすすめメニューが書いてなかったりしたら選ぶのに時間がかかってしまいます。

昔と比べれば、インターネットによってやれる選択肢がとても多くなっています。

人間というのは、選択肢が多いと何を選んだらいいのか迷ってしまい、結局は選べなくなってしまうんです。

あまりにも何もない時代の私の両親世代や、さらに昔の人からしたら贅沢な悩みかもしれません。

それでも、選択肢が多いというのは迷いが発生してしまい、結果として本当に自分のやりたいことを探してしまう自分探しをしてしまう理由になってしまいます。

自分探しをする大人は危険

実は、自分探しをする大人の人というのは危険です。

30代や40代になっても、自分というものが自分自身で理解できていないのは危険なのです。

  • 「今の自分は本当の自分ではない!」
  • 「こんな仕事をするために生まれてきたんじゃないのに…」
  • 「私の存在価値って何なんだろう?」

この様に思い悩んでいて、自分探しをしている大人の人ってあなたの周りにもいませんか?

何故、大人になっても自分探しをしている人は危険なのか。

その理由というのはいくつかありますが、大きな理由はたった1つです。

自分探しをしているうちに、人生が終わってしまうからです。

「いやいや!そんな長い期間、自分探しをするわけじゃないし。」

大人になってからの時間というのは、過ぎ去るスピードがとても速いです。

あっという間に、30代になっていた40代になっていたと感じられませんか?

私自身も20代後半からは、あっという間に時が過ぎていったのを実感しています。

それくらいに早いんです。

私の友人にも自分探しをしていて、気が付けば46歳になってしまった友人がいます。

25歳くらいから始めた難関資格の勉強にも全然受からず、ずっとバイトとして生活をしてきた結果、低所得のまま46歳になってしまいました。

本当の自分などというのは、存在はしません。

今現在のあなた自身こそが本当の自分自身の姿なんです。

「こんな自分は自分じゃない!すごく活躍している本当の自分がきっといるはずだ!!」

その気持ち、とても心から理解できます。

私も昔は、そうでしたから。

ただ、現実は違います。

自分探しをしている友人は、ずっと自分の人生を逆転できると思い込んでいる資格の勉強を続け、結果も出ないまま一生を終えるのだと思います。

あなた自身も、自分探しをし続け世界中誰にでも平等に与えられている唯一の時間を無駄にしてはいけません。

今の自分が本当の自分だと認識しましょう。

自分探しをする30代

30代という年代は、普通に家庭を持っている人が多い年代です。

昨今では晩婚化といわれていますが、それでも30代は多くの人が家庭を持っています。

さらには、仕事でも昇進していたりと働き盛りな30代。

そんな仕事も家庭も大変な30代。

仕事も家庭も大変な30代ならばいいのですが、自分探しをしている30代の人というのは、その多くが家庭も仕事も上手くいっていない人です。

「自分はまだ30代。まだまだこれから本当にやるべき自分の人生があるはずだ!」

などと30代にもなって自分探しをしていると、とても危険な人生の兆候です。

人間、30代にもなればあなた自身が活躍できる得意なことの1つくらいはあるはずです。

それに気づかずに、ずっと自分のやりたいことや自分の居場所を探している様では幸せにはなれません。

30代に突入してからの人生というのは、あっという間に過ぎ去ってしまいます。

あなた自身が見つめなおすことのできる、最後の年代が30代です。

30代に突入して自分探しをしているあなた。

私自身も34歳の時に、ようやく家族のためにも自分の得意分野で生きていこうと決めて幸せになれました。

それまで私も自分探しをしていたんです。

本当にやりたいことだったり、活躍できる夢の仕事を見つけるために色々なものを犠牲にしてきました。

あなたが30代なら、まだ間に合います。

Uターンして、あなた自身が周りから感謝される得意分野でこれからの人生を生きていきましょう。

自分探しをする40代

40代にもなって自分探しをしているのでしたら、手遅れかもしれませんよ?

「やりたい仕事が無いから探しているんだよね。」

「自分のやりたい仕事のために資格の勉強しているからアルバイトなんです。」

「やりたい仕事やってないやつらなんて終わってるでしょ?」

自分探しをしているあなたがもし、40代でしたら危険です。

それも、物凄く危険です。

40代という年齢は、成人している子供がいてもおかしくない年代です。

その様な年代で、まだ本当の自分がきっとどこかにいる、やりたい仕事のために夢のために非正規雇用のアルバイトをしながら勉強をしている。

40代にもなれば、人間というのは20代に比べて素直さも無くなってきますし、能力の吸収力も衰えてきます。

友人の46歳に、やりたい仕事のため資格の勉強を25歳からずっとアルバイトをしながらしていますが、正直本人だって疲れ切っているはずです。

そうでなければ年に1回ある資格の受験日に、寝過ごして受験し忘れてしまうことなどありえません。

他にも47歳になっても定職に就かず、音楽をやり続けている知り合いの方がいます。

23歳のころに東京へ行き、インディーズでしたがCDも出しツアーなどもしていました。

人間性に問題があり、様々なバンドを渡り歩いてを繰り返していたら気づけば47歳。

今も音楽をしながらふらふらと生活をしています。

彼らに共通するのは、自分のやりたいことをやっていたり目指していたりしていることです。

20代などの若いときならばいいのです。

その20代のときのまま、40代になっても同じことをしているのでしたら手遅れです。

40代にもなっているのでしたら、あなた自身がどの職種、どの分野で活躍できるのか理解していなければいけません。

人間というのは、自分のやりたいことよりも、周りが自分を評価しれくれることを優先に生きていった方が幸せになれます。

40代で自分探しをしているあなた。

厳しいことをいいますが、人生で危険な状況にいるということを理解した方がいいでしょう。

自分探しの末路

自分探しをしている人の末路…

例えば、私が大変お世話になっている社長さんの友人の方に実際にあった話です。

知り合いの社長さんの友人の方は…ここではその友人の方を仮にSさんといいましょう。

そのSさんは、誰もが知っている有名大学を卒業し、誰もがしっている大手企業へ入社したそうです。

そんな誰もがうらやむ大手企業へ就職したのですが、実際に働き始めてみると退屈な仕事ばかりをさせられたそうです。

Sさん「すいません。こんな仕事をするためにこの会社に入社したんじゃないんですけど。」

上司「おいおい。まずはコツコツとこういう仕事から徐々に下積みをしていくものだぞ。」

Sさん「自分の好きな仕事しかしたくないんですよね~。」

上司「わがままばかりいうな。まずは、今やっている仕事がしっかりできるようになってからだ。」

Sさん「…そうですか。だったら辞めますよ。」

といってせっかく就職した大手企業を辞めてしまったそうです。

しかし、時代はバブル経済の時期。

再就職はすんなりと決まったものの、Sさんは自分の好きなことをしたいと転職を繰り返していったそうです。

結局、転職を繰り返してきて51歳になり好きなことを追い続けてきてしまった結果、Sさんにはこれといって得意なこと、武器が無かったのです。

面接官「Sさんの得意なことというのは、何でしょうか?」

Sさん「私自身、仕事は好きなことしかしたくありません。好きな仕事なら頑張れますよ。」

面接官「そうではなくて…得意なこと、弊社でもし採用された場合にどの様なことで貢献できるかお伺いしているのですが?」

Sさん「貢献できるかどうかはわかりません。好きな仕事でしたら貢献できると思います。」

面接官「…わかりました。面接の結果は後日ご連絡させていただきます。」

Sさんは、51歳になっても好きな仕事しかしたくないと言い張っているそうで、今ではコンビニでアルバイトをしながら正社員の仕事を探しているそうです。

好きなことしか仕事にしたくないとか、やりたい仕事でなければ正社員として働きたくないというのは、まさに自分探しです。

自分探しをしつづけてしまうと、結果として幸せな人生が送れなくなってしまう可能性が高いのです。

Sさんの様に、せっかく有名大学を卒業して大手企業にも就職したにもかかわらず、自分のやりたいこと探しをし続けた結果、51歳でコンビニアルバイト。

46歳、月収10万円のアルバイト生活を続けながら難関資格の勉強をし続けている。

47歳、定職に就かず今も夢を追って音楽活動をしている人。

幸せではないですよね?

本人たちは、頑なに好きなことでなければやりたくない、好きなことをしていないお前たちこそ不幸だと思っています。

ですが、そんな本人たちも心の底では苦しんでいるはずです。

最初はいわれて始めた仕事だけれど、その仕事を続けているうちに結果が出て得意なこと、誰もが認めてくれるスキルとして身に付いたということで生きていくのが本当は幸せなのです。

自分探しをしている人の末路というのは、誰が見ても惨めな人生しか待っていません。

まとめ

私自身も10代後半に夢を見つけて、20代前半まで夢を追っていました。

その夢を諦めてからやりたいことが見つからず、ようやくやりたいことを見つけても失敗の連続でした。

「やりたい仕事じゃなければ、一生の仕事にはしたくない!」

と本気で思いながら20代を全て棒に振ってしまいました。

幸い、家族もいたことから私自身の自分探しの旅は34歳で終了しましたが、それでも遅い方なのではないでしょうか?

自分がやりたいことよりも、自分ができることで周りに感謝されることをした方が幸せになれます。

あなたも自分探しをしている最中でしたら、手遅れになる前に自分のやりたいことではなく自分の得意なことで生きていく決心をしてください。

自分探しをし続けた末路は、不幸な結末しかありませんよ。

-ライフスタイルの充実方法, 人生

内容の無断転載を禁止します。発見した場合は運用サーバーへの連絡、GoogleへDMCA侵害申し立て、損害賠償の請求を行います。