「お前さぁ~何回ミスすれば気が済むんだ!?」
こんな風に職場で上司に怒られてしまっている人っていませんか?
もしかしたらあなた自身かもしれませんし、あなたの職場の同僚かもしれません。
必ずいますよね。
仕事でミスが多い人ってどこの職場にもいます。
- 「何でいわれたことが出来ないんだろう。」
- 「学生のときと違って社会人になってから怒られてばかり…」
- 「周りは出来て何で自分だけ?」
仕事でミスが多いと、職場にもいづらくなってしまいますよね?
人間誰しも仕事でミスはするものですが、明からにミスが多すぎだろという人もいるのが事実です。
そんなミスが多いあなた。
仕事でのミスをしてしまったときの解決方法や、なぜミスをしてしまうのか、またはその原因を書いてみましたのでぜひとも読んでみて下さい。
初歩的なミスは落ち込む
人間、あなたもそうですが私もそうです。
誰しもが仕事に慣れていないうちというのは、ミスをしてしまうのはしょうがないことです。
しかし、3ヵ月や6ヵ月と働き仕事に慣れてきているにもかかわらず、ミスをしてしまう場合。
それも周りからもビックリされてしまうような、とても初歩的なミスをしてしまっていると落ち込みますよね?
「何でこんな初歩的なミスをし続けてしまうのだろう?」
そもそも、初歩的なミスをしてしまう原因はなんなのでしょうか?
原因としてあげられるのは、思い込みと確認不足です。
思い込みというのは、自分はミスをしていないこれでいいと思い込んでしまうこと。
そして確認不足は、行った仕事や作業に対してチェックをし忘れていること。
これは誰しもが犯してしまう可能性のあることなのですが、職場には1人か2人は必ず毎回初歩的なミスをしてしまう人がいます。
あなたの職場にもいませんか?
その様な人というのは、思い込みや確認不足が原因ではなく、ただできないだけです。
さらにはミスをしても落ち込むこともありません。
初歩的ミスをして落ち込んでいるあなたは、まだまだ改善点はありますので安心してください。
仕事でミスが続くとき
Aさん「あのCさんってさ、毎回毎回なにかしらのミスをするよね?」
Bさん「そうそう!それも必ず続けて。」
Aさん「マジで勘弁してほしいんだけどさぁ~。」
Bさん「さっさと他の部署へ異動してもらいたいよ。」
Aさん「全くだ。」
職場には必ずミスを続けてしまう人が少なからずいます。
もしかしたら失礼ですが、あなたもそんなミスを続けてしまう人でしょうか?
あなたではなくても、あなたの同僚や上司などにもミスを続けてしまい注意され続けている人いますよね。
何故、ミスが続いてしまうのか。
仕事に対してやる気が無いからでしょうか?
これ、実はやる気が無い人ってミスを続けて起こしません。
何故ならば、仕事にやる気が無いのですから仕事自体あまりやりません。
ですので、仕事自体やる気が無い人というのはサボってばかりなのでミスしないというか起こす原因が無いんですね。
仕事でミスが続く人というのは、やる気が無いのではなくやる気がある人です。
では、そんな仕事にやる気がある人でミスを続けてしまう人というのは、なぜミスを続けてしまうのか?
原因としては、向いていない部署や向いていない職種で仕事をしているからです。
人間というのは、どんなに頑張ってもできない仕事ってあるんです。
適正というものです。
適性が無ければ、ミスをし続けてしまうのは当たり前です。
ミスをし続けたくなければ、そんな自分自身を理解してあなた自身の適正な仕事をしてください。
仕事でミスばかりする人の特徴
仕事でミスをし続けてしまう、失敗ばかりをする人には特徴があります。
先程お伝えしたように、適性ではない仕事をしているのでしたら適性な仕事をすればいいだけです。
しかし、人間的な理由でミスばかりをする人というのもいます。
この人間的な理由でミスばかりをする人というのは、本当に職場の中で周りを困らせてばかりの存在です。
「さっさと消えてくれ!」
と多くの同僚や上司が常日頃思っている様な人間です。
そんな人間的な理由でミスばかりする人の特徴を上げてみました。
1、ミスに対して反省しない
仕事でミスばかりする人というのは、そもそもミスに対して反省しません。
反省しないというよりは、ミスをしてしまったこと自体を覚えていないことが多いです。
何故、ミスをしたことを覚えていないのでしょうか?
自分自身の中で、ミスをしたと思っていないからです。
「これ、間違えているじゃないか。これじゃ役員に提出できないぞ!」
などと注意されても…
「あれー?私が作ったときはちゃんとしてましたよ。おかしいな。」
などと、自分が担当した仕事で自分が間違っていることすら覚えていないのです。
この様な人は、仕事でミスばかりしてしまう人の中でもダントツで多いです。
2、ミス自体を過小評価している
ミスすること自体を過小評価している人も、仕事でミスばかりしてしまいます。
誰だって仕事でミス位するだろという感じで、開き直っているパターンもありますね。
仕事ができるようになるというのは、毎日小さな積み重ねをしてきた結果です。
これと同じで、毎日小さなミスでも積み重ねてしまうと大きなミスへと繋がってしまいます。
決して、小さなミスだろうと過小評価はしてはいけないのです。
3、自分ではなく他人のせいにする
こんな人、職場にいませんか?
「自分は悪くない…周りがいけないんだ!」
などと、他人のせいにする人というのも仕事でミスばかりします。
何故ならば、反省しないからです。
この様なタイプの人間は、本当に自分は悪いことをしていないと思っています。
- しっかりとした指示を出さない上司が悪い
- フォローしてくれない同僚達が悪い
- 会社自体のやり方が悪い
自分自身のミスは棚に上げて、周りが悪いと本気で思っています。
この様なタイプは最悪です。
自分ではなく他人が悪いと本気で思っていますから、成長もしませんのでミスが改善されることもありません。
4、周りの人に頼るのが苦手
周りのせいにばかりする人はミスするとお伝えしましたが、逆に周りの人に頼るのが苦手な人もミスばかりします。
「え?周りに頼るのが苦手な人もミスばかりするの?」
疑問になりますよね?
この問題、周りの人に頼るのが苦手な人というのは、何でもかんでも自分自身で仕事をしてしまおうとしてしまいます。
その結果として、自分自身のキャパシティを超えている仕事量にも関わらず、仕事を抱え込んでしてしまうのでミスをしてしまうのです。
「お前が1人で出来る量の仕事じゃないだろ!周りの人間にお願いしろよ!!」
などと上司に怒られても、なぜだか自分でやりたがってしまうのです。
あなたもそうでしょうが私もそうです。
仕事を抱えることが出来るキャパシティが誰にだってあります。
無理をしてしまえば、ミスをしてしまうのは当たり前です。
5、メモを取らない、取っても下手くそ
メモを取らない人も仕事でミスをし続けてしまう傾向が強いです。
メモを取る、記録を取るということですが、メモを取ることで人間は脳が活性化されます。
脳が活性化されることで、記憶にも残りやすくなるんです。
メモを取ることで仕事でのアウトプットもしやすくなります。
インプットとアウトプットがスムーズにいけば、仕事もスムーズにできるようになるわけです。
しかし、メモを取っていても仕事でミスをし続けてしまう人もいます。
それは、メモの取り方自体が下手くそなのです。
何をどこに書いたのかわからなくなってしまったり、そもそも何を書いていたのかわからないということが多いのです。
メモというのは、とても重要です。
6、そもそも発達障害の可能性あり
仕事でミスばかりする人で1番多いのが、これかもしれません。
そもそも、発達障害であるという場合です。
「発達障害?病気なの?病気だったら治せばいいじゃん。」
病気ではなく障害です。
障害ですので、治しようがありません。
発達障害の人というのは、自分が思った通りに物事が進まないと突然人が変わったように豹変します。
テンパってしまったり、いきなり怒り始めてしまったりします。
毎回同じミスをしてしまうのは当たり前で、会議などでも何故か毎回寝てしまったりしてしまいます。
あなたの職場にいる仕事でミスばかりしてしまう人がもし発達障害の可能性があるのでしたら、上司などと相談をしてその人のためにもしっかりと病院で診断してもらった方がいいかもしれません。
仕事でミスをすると生きた心地がしない
仕事でミスをしてしまうと、その日はとても生きた心地がしませんよね?
私にも経験あります。
- せっかくドライバーの人が運んできてくれて入荷した商品を全てひっくり返してしまった
- 引継ぎされた内容をしっかりと理解しておらず出庫できず上司がわざわざ商品もって現地で仕分け
- 発注間違えて欠品
この様な失敗を私自身したときは、それはそれは生きた心地がしませんでした。
もう責任取って仕事辞めようかなとも考えました。
あなたにもきっと、生きた心地がしないような失敗をしてしまったことがあると思います。
仕事の失敗というのは、誰にでもあることです。
そうはいっても、失敗をしてしまったときというのは、上司や同僚の慰めの言葉も心には響いてきません。
「仕事で失敗してしまい生きた心地がしないんですよね。どうやって克服すればいいですか?」
この様な話をされることもありますが、答えは落ち込むときは落ち込むからしょうがないです。
仕事でミス、特に大きなミスをしたときというのは、誰だって生きた心地はしませんから。
やらかした時の切り替え方法とは?
仕事でミスをしてしまった。やらかしてしまった。
そんなときの切り替え方法というのは、あるのでしょうか?
これ、いくつかあります。
「自分は仕事でやらかしてしまうと、ただただふさぎ込んでしまうだけなんです。切り替え方法があるならば教えて下さい!」
そんな風に悩んでいるあなたに切り替え方法をいくつか教えます。
1、自分以上に失敗している人がいることを知る
仕事でやらかしてしまうと、落ち込んでしまいます。
しかし、あなた自身がやらかしてしまったこと以上にやらかしてしまっている人って世の中には大勢います。
私自身は、40代のサラリーマンです。
就職氷河期世代で非正規雇用として長く働いてきましたが、家族がいるにも関わらず非正規でした。
ようやく34歳のときに安定した正社員として転職できました。
そんな私の生き方も学校を卒業してからずっと正社員で働き続けている人からすれば、失敗していて惨めな人生の様に映ると思います。
しかし、私以上にヤバい人生送っている人も大勢います。
色々とビジネスの勉強をさせていただいている社長さんは、30歳で独立しすぐにITバブルがはじけてしまい起業してすぐに貧乏に。
社会保険も滞納し、お金が無いから外国人労働者が多く働いている工場派遣で働き、その外国人労働者からご飯をおごってもらうような生活を2年ほどしていたそうです。
他にも、東京大学を卒業して東証1部上場企業の商社へ就職するも3年で挫折。
地元の零細企業へ就職して会社を大きくし独立するも、42歳で妻と娘がいるも失敗して無一文になり土方の日雇い労働者へ。
皆さんそこから這い上がって今ではすごく活躍されていますが、私自身はそこまでの失敗はさすがにしていません。
やらかし度合いにも上には上がいると知れば、あなた自身のやらかし何て小さなものだと思えます。
2、仲の良い友人に話を聞いてもらう
やらかしてしまってとにかく気持ちを切り替えたいときには、仲の良い友人にやらかしてしまった話を聞いてもらいましょう。
女性というのは、本能的にこの方法を使います。
とにかく話を聞いて欲しいというのが女性の本能です。
解決策を教えてほしいとかそんなのは関係なしに、話を聞いてもらえれば女性というのは解決するのです。
これを見習って、とにかく仕事でやらかしてしまったときには友人に話を聞いてもらいましょう。
それだけでも、心はかなり楽になります。
3、サウナへ行ってリフレッシュ
仕事でやらかしてしまったときに意外とオススメなのがサウナです。
「サウナで汗かけばそれだけで仕事でやらかしてしまった気持ちを切り替えせるの?」
意外に思いますよね?
実は、これには科学的な根拠もあります。
サウナって80℃くらいの高温の部屋に入って汗をかくわけです。
このときって脳はあまり何も考えられない状態になるんですね。
正直、サウナに入っていて汗をかいている状態でも考え事はできます。
それでもサウナに入ると脳的には、しっかりと考えることはできない状態。
限界までサウナに入り、その後に水風呂へ数秒入ってからの外気浴。
これで実は、脳疲労が取れるんです。
脳の疲労が取れるのであれば、仕事でやらかしてしまったこともその気持ちはかなり軽減されます。
私もサウナでどんなに救われてきたことか。
あなたも仕事でやらかしてしまった落ち込んだ気持ちを、サウナで救われてください。
仕事でミスをしない方法
仕事をするうえでミスをしない方法があれば知りたいですよね?
結論からいうと、100%ミスをしない方法というのはありません。
何度もお伝えしていますが、人間というのは仕事をしていれば必ずミスはするものです。
それでも、ミスが多い人もいれば少ない人もいるわけです。
「何かミスをしない方法があるんでしょ?教えてよ~。」
というあなたのために、仕事でミスをなるべくしない方法をいくつか教えます。
1、確認ぐせをつける
ミスをしない方法で、1番有効な方法といってもいいのがこの確認ぐせをつけることです。
多くの仕事でミスをしてしまう、ミスをし続けてしまう人のほとんどというか100%の人が、確認作業ということをしません。
Aさん「あの~。毎回毎回、確認ってしているんですか?」
Bさん「う~ん…してないなぁ。」
Aさん「いやいや!普通するでしょ!?確認しないからミスを未然に防げないんですよ。」
Bさん「確認しなきゃなぁ。」
などと呑気に話をしている人、あなたの職場にもいませんか?
一度行った仕事を確認するというのは、正直めんどくさいことだということは分かります。
しかし、確認しなければミスという結果になってしまう可能性が高いのです。
車の運転でもそうですよね?
一時停止で車を止めるだけでは確認にはなりません。
左右から人が来ないかを確認するからこそ、交通事故を防げるわけです。
仕事でミスをしないようにするということは、交通事故を防ぐための確認と一緒です。
2、メモを取る
メモを取らない人も、仕事でミスをしやすいです。
メモというのは、ご存じの通り記録を取るということです。
記録さえ取っておけば、後で見直すことだって十分できるんです。
「俺あれんすよね~。メモ取らない方が仕事できるんすよ~。」
この様なふざけたことを言っていた、取引先の若い社員がかつていました。
結果は、分かると思います。
全くといっていいほど、仕事でミスが多すぎる。
しっかりとメモを取れば、ミスをしなくて済むようになります。
ただし、メモの取り方も重要になりますのでご注意を。
3、仕事の優先順位を決める
仕事には、必ず優先順位があります。
一番真っ先に着手しなければいけない仕事というのがあります。
仕事でミスをしがちな人というのは、仕事の優先順位があべこべになっていることがとても多いのです。
あべこべというか、仕事の整理整頓が全くできないのです。
すぐにならなければいけない仕事を後回しにしてしまったり、またはその反対で一週間後でいい仕事をすぐにやったり整理整頓ができません。
自己啓発書の世界的ベストセラー「7つの習慣」のスティーブン・R・コヴィー博士の4つの領域。
重要であり緊急のものから取り組んでいかなければいけません。
仕事のミスをしない方法の1つが、あなたの仕事の優先順位をしっかりと決めることです。
4、作業環境の整理整頓をおこなう
あなたの職場にもいませんか?
自分が仕事をする机の上が整理整頓できずに汚い人。
人間というのは、自分が作業しやすいように物を配置する生き物だと思います。
自分の部屋の配置も、他人から見ればごちゃごちゃしていると感じても、案外作業しやすい部屋だったりするわけです。
しかし、これはプライベートだけの話です。
多くの他人と一緒に働く職場の机の上が汚い人というのは、自分自ら仕事に対しての整理整頓ができないとアピールしているものです。
以前の職場で、机の上が汚い作業環境の整理整頓ができていない後輩がいました。
私「もっと机の上キレイにしろよ。パートさんだって使う席なんだぞ。」
後輩「大丈夫です。僕のアパートはもっと汚いんで!」
これ、本当の話です。
仕事の作業環境がしっかりと整理整頓出来ていれば、ミスもしなくなる可能性は圧倒的に高くなります。
5、習慣を作る
仕事でミスをしない方法は、ミスをしないように習慣を作る方法がとてもオススメです。
例えば、朝は何時に起きて出勤するとか、帰宅したら車のカギや財布を固定の場所へ置き、まずはすぐにお風呂にはいるとか。
人それぞれ生活の中に自分の中のルール、習慣というものがあります。
実は、仕事でミスが多い人というのは、職場で習慣化ができていないのは当然なのですが、プライベートでも習慣化ができていないことが多いのです。
「あれ?財布どこに置いたっけ?」
「今読んでいる雑誌、どこだ?」
「さてと…今日は何からやりますかな。」
毎日の行動がランダムすぎるんです。
仕事ができる人というのは、無意識のうちに習慣化ができています。
当然ですが、プライベートでも習慣化ができています。
朝出勤してからまずやるべきことをやり、その後に〇〇をやり、さらにその後に〇〇をやり…
この様に1日の中での行動ストーリーができあがっているのです。
その行動ストーリーを毎日毎日作り上げること自体を習慣にしているのです。
「ストーリー考えて立って急に変わる場合もあるからさ~。」
実際に私がいわれた言葉ですが、行動ストーリーがあるからイレギュラーが起きても臨機応変に対応できます。
1日の行動ストーリーを作る、それを習慣化することで仕事のミスは90%近くは減らすことができるでしょう。
まとめ
仕事でミスをしてしまう、ミスをし続けてしまう人には、ミスをしてしまうなりの行動をしてしまっています。
「あれだと絶対にまたミスるよな。」
と周りの誰もが感じてしまうほど、仕事でミスをする人というのは行動で伝わってきます。
小さなミスならまだ取り返しがつきますが、大きなミスをしてしまっては取り返しがつきません。
その様なことをしでかしてしまったら、上司から外されてしまうことも…
これからは、仕事でミスをし続けないように取り組んでみて下さい。