転職活動をしているそこのあなた!
もしかしたらこんな悩みはありませんか?
「企業への書類選考は通過するんだけど、何故か面接で上手くいかずに落とされてしまうんだよな。」
良く分かりますよその悩み。
私も5回転職をしてきている中で、不採用になった会社がいくつもありました。
おいおい…そんな面接では落ちてしまうよという様な面接をしてきてしまったなと後から考えるといくつかあります。
転職活動をしているあなたへ。
採用において1番重要な面接でのコツをお伝えしますので、書類選考は通過するも面接で撃沈してしまうあなたはぜひとも読んで下さい。
目次
転職面接で受かる気がしない
「今回の面接も受かる気がしないぞ…」
書類選考を通過して、指定された時刻に指定された面接先の企業の受付へ行き、案内された面接場所でのこのシーン。
誰もが経験のあることではないでしょうか?
もしかしたら現在絶賛転職活動中のあなたは、つい最近にもこの様な状況になっていることかもしれません。
あなた自身が働きたいなと思った企業へ履歴書と職務経歴書の書類を送り、無事に通過し面接まで行けたにも関わらず、面接中の相手の雰囲気で受かる気がしないと感じることは誰しもがあります。
そして、その受かる気がしない漢字というのは、大体当たってしまうことが多いです。
私にも経験があります。
書類選考を通過して意気揚々と面接へ行くも…
実際の面接では、すでに私を採用する気などない感じで行われていくという面接。
辛いですよね…
面接時に受かる気がしないとあなたが感じるのは、いくつか応募先企業から無言のダメ出しをされている可能性が高いのです。
その理由をいくつか紹介します。
1,応募書類に問題がある
「う~ん…いやぁ様々なご経験をされているようで…」
実際に、私がある企業の面接で面接官4人のうち1人の方にまず始めにいわれた言葉です。
私の履歴書というのは、普通に書いたら現在勤めている企業含めると7社転職していることになります。
その企業へ面接を受けている当時では、5社転職していることになっていました。
5社転職といっても、実は会社都合で転職させられていた事実があります。
同じ職場、同じ仕事内容の別会社へ転職という名の転籍をしたのが2回あります。
事業の撤退で1回転職させられ、それから9ヵ月後に買収で転職させられたのが1回。
働く場所も働く内容も変わりません。
さらには、働くときに着る制服も変わりません。
それでも転職は転職なので、正直に履歴書に書いたところ…
「こんな書き方だと転職癖があると思われちゃうよ!」
4人の面接官の一番偉い人にダメ出しをされ…
「面接の結果は、後日お知らせいたします。」
とまぁ、すぐにあっけなく面接は終了。
書類の書き方に問題があるならば、書類選考で落とせといいたいところですが、企業としてはそれでもあってから確かめようとする場合が多いのです。
私自身も、本当に書類で落とせと本気で思いました。
その後は上手く書くようにし、面接時にそれは大変だったねと同情されるようになりました。
やはり、まだまだ日本では転職回数が3回以上あると、あまりよろしくないようです。
2,転職する理由に問題がある
転職をする理由には、当然ですがいくつか理由があります。
大まかに2つ理由があります。
「給料」
「人間関係」
この2つが、大体転職する人の理由の多くです。
ただし、この給料と人間関係の理由で転職する場合は、面接で受からない場合が多いです。
給料というのは、余程のことが無い限りは転職してもあまり変わりません。
私も給料の低さが理由で転職をしたことがあります。
その時には、みなし残業以上の残業代が支払われないという理由がありましたので、転職先企業でも「それは酷い!」という同情を頂けました。
人間関係で転職をしたときには、当然ですが面接で不採用になりました。
応募書類を送り、さらにはその企業で働きたい気持ちを作文で書き送るという企業でした。
田舎の小さな企業でしたが、経営者の「仕事は人生」という考えに共感し応募。
履歴書と職務経歴書、さらには作文の応募も合格しました。
しかし、面接のときに私がいった一言で一気に受からない雰囲気に豹変したのです。
「勤務している会社が会社都合で立て続けに変わり転職させられ、3回目に転職させられた会社の人達がとてもじゃないですが最悪な人達でしたし最悪な職場でした。」
人間関係の問題というのは、どこの職場へいってもあります。
私が現在勤めているホワイト企業でも、人間関係のトラブルは少なからずあります。
人間関係が問題で転職する人というのは、再び人間関係でトラブルを起こすと思われてしまい、転職活動時の面接でその話をしてしまうと受かる気が一瞬でしなくなります。
3,企業の求めているスキルとアンマッチ
あなたがこの企業で働きたいと思って応募した企業と、その応募された企業とのスキルのアンマッチが原因で面接時に嫌な顔をされることも物凄く多いです。
自分にはきっとできると思って応募してみたものの、面接時で企業が求めているスキルとはとてもかけ離れている場合というものがあります。
面接官「一から物流センターの立ち上げ経験をされたことがあるそうですね。」
応募者「はい!とても大変な経験でした。その経験を御社の新しい物流センターの立ち上げにも貢献できると思います!」
面接官「運送会社、使用する機材などのメーカー選定など、新規でベストチョイスを選ぶこともできると?」
応募者「…そこまでは正直やったことはありません。」
面接官「立ち上げ時にその場にいて何をされていたのですか?」
応募者「私は、現場でパートさん達のシフト管理や人員配置等、作業環境の改善業務を行っていました。」
面接官「ありがとうございます。また、結果はご連絡致します。」
応募先企業としては物流管理者という求人を出していたのですが、その物流管理者の業務内容として新しい業者選定や使用する道具の選定ができる人材を募集しており、応募者の様な現場チーフとして現場を管理していた人材は募集していなかったのです。
求めているスキルのアンマッチです。
東証二部上場企業へ面接へ行ったときの私の話です。
転職面接で未経験は受からない確率が高い
転職活動をしていて感じていることの1つが、未経験では受からないのではないかということではないでしょうか?
これ、若い20代や30代前半の人にはとても当てはまることです。
若いというポテンシャルだけで書類選考を通過したものの、実際の面接で面接官からいわれてしまう言葉が…
「未経験なんですよね?厳しいかな~。」
せっかく面接までたどり着けたのにショックですよね。
面接場所へ行くまでにも交通費だってかかっているわけです。
中途採用の場合、どの様な業種や職種であっても経験者を優先して採用します。
20代や30代前半という若いというポテンシャルで未経験でも書類選考を通過する確率はとても高いのですが、実際に面接してみた結果で感じてしまう未経験という頼りなさを面接官が感じてしまうのです。
ですが、そんな未経験でも採用される可能性も少なからずあります。
私自身もスクールや独学で勉強しただけでしたが、WEB制作会社へデザイナーとして入社できたこともあります。
また、印刷会社へDTPデザイナーとして入社できたときもありました。
しかし悲しい現実…
どちらも1ヵ月も経たずに退職してしまいました。
やはり未経験だと、自分自身も周りの先輩達と比べてしまい、仕事のできなさに落ち込み退職してしまう場合が多いです。
特に、特別なスキルが必要な技術職だとなおさら未経験職種だと自主退職してしまう確率がとても高いです。
それも分かっているからこそ、企業側も転職者の未経験採用には気を使っているのです。
転職面接に受かるコツ
転職活動をしていて、面接に中々受からない。
面接に受かるということは、応募した企業へ採用されるということです。
誰だって採用されたいわけです。
昔、東京都内で転職活動をしていた小学校時代の同級生がいました。
応募した企業は、50社以上あったそうです。
それだけ書類を送っても、実際に面接まで行けた企業は10社もいかなかったそうです。
とにもかくにも数打てば当たる作戦でいっていたので、未経験職種や未経験業種にも応募していたそうです。
今振り返れば、受からなくて当然だと本人も話していました。
ある有名マーケッターの方が話していた言葉に答えがあります。
「会社と結婚をするな。職種と結婚をしろ。」
会社というのは、合併や倒産などで無くなってしまうことがあります。
しかし、職種は無くなる確率がとても低いです。
私も、業種は違えど、職種が同じ部署への応募で2社へ転職成功したことがあります。
転職活動をしていて面接に受かるコツというのは、あなたの経験してきた職種を評価してくれる企業への応募です。
実際、転職活動をしている人というのは、周りや自分自身が見えなくなることがとても多いのです。
「お前…全く経験ない営業職に応募して面接通過すると思っているの?」
ということをする人が多いのです。(私も経験あり…)
面接に受かるコツというのは、あなた自身がどの職種と結婚をしているかということです。
あなた自身が不満に思っていて現在の職種から、全く畑違いの職種へ転職しようとしているのかもしれません。
その気持ちも十分理解できます。
サッカー選手として生活していた人が、転職して野球選手として生計を立てられないのと同じなのです。
売れる商品は、自己アピールをせずほおっておいても勝手に売れる。
採用をしてうちに欲しいと思われる人材は、面接の最中にすでに採用が決まっていることが多いのです。
これが、面接に受かる最強のコツといってもいいでしょう。
転職面接時に受かるサインやフラグがある
転職活動をしていて面接まで進み、実際に面接をしている最中に「あること」を感じることがあります。
「…もしかしたら採用かも?」
面接に受かるんじゃないかと思ってしまう瞬間があるんです。
あなたも、もしかしたら感じたことがあるのではないでしょうか?
転職面接時に受かるであろうサインやフラグというものが実際にあるんですね。
主なサインやフラグを3つ紹介します。
実際に、私はこのサインやフラグですぐに内定をもらいました。
1,あなたならすぐに弊社で活躍できます
書類選考を通過し、応募先企業に指定された営業所などの面接場所へ行きいざ面接。
いきなり最初からとてもフレンドリーな形でスタートする面接。
そんな面接をあなたは受けたことがあるでしょうか?
この様なフレンドリーな面接でよくある面接官の言葉があります。
「〇〇さんならば、すぐにうちに入社されてもその経歴でしたら活躍できますよ。」
書類選考をしている段階で、この中途採用者は採用した方がいいなとすでに判断しているのですね。
そして実際に会って面接をし、その人の雰囲気などを見て採用するのです。
私、実際にある医療関係のベンダーへ面接にいったときにいわれた言葉です。
翌日、すぐに面接担当者から連絡があり、役員との2次面接が決まりました。
2次面接が終わり、3日後に採用決定の電話を頂きました。
正直、この面接時に絶対受かると自分自身も確信が持てた面接でした。
あなたならすぐに弊社で活躍できますという様な類のことを面接でいわれたのでしたら、きっと採用に向けて前向きに考えているサインです。
2,もっとあなたのこれまでの話が聞きたい
とある東証1部上場企業の100%子会社からスカウトメールが届き、ちょうど転職活動中だったので応募したときのことです。
1次面接、2次面接を通過し、交通費を支払うので本社で役員面接を受けてくれといわれて東京本社へ行ってきました。
4人の役員と面接をしていたとき、他にも面接者がいるので時間が限られていました。
そんな時に、1人の役員の方がこうおっしゃったのです。
「時間がたりないなぁ。もっと〇〇さんのやってきた仕事の話を聞きたいんだけどなぁ。」
正直、とても手ごたえを感じた瞬間でした。
その手ごたえは的中!
1週間後に内定の連絡を頂き、さらにはマネージャー(課長職)採用で年収もこれまで以上にアップしました。
結局は、年収で劣る地元のホワイト企業への転職をしてしまったので断ってしまいました。
面接時にもし、あなたの過去の履歴に物凄く興味をひかれているのでしたら、受かるサインだったりフラグの可能性が高いです。
3,他に応募している企業があるか
面接の最中にこの言葉をいわれたら受かるサインやフラグの可能性がとても高いです。
「他に応募している企業がありますか?」
と聞かれることです。
さらに…
「その応募している企業へは内定がでているのですか?」
などと追い打ちをかけるように聞かれた場合は、企業側があなたを採用するタイミングを逃すまいと考えている証拠です。
実際に私はこれで、面接が終了して自宅へ戻ってから2時間後に採用の電話を頂きました。
企業も人材確保については競争の時代です。
提示された年収から再び上げてもらい、採用が決定しました。
この様に面接時に聞いてくる企業は、高確率で受かる可能性が高いです。
面接で受かるおまじない
「面接にいくんだけど、神頼みでもしに神社へ行くか。」
「念じろ俺…面接に受かると!」
「とにかく今日の運勢を占って!面接に受かりますように…」
転職活動をしていていざ面接が決まると神頼みしたくなる気持ちわかります。
受験もそうですし何か大きな合格発表のときや、チャレンジしに行くときというのは誰だって神頼みしたくなります。
そんな面接で受かるおまじないなどあるのでしょうか?
結論ですが…
ありません!
面接に受かるおまじないなどがあれば、誰だって採用されています。
「なぁ~んだ…無いのか…」
などと落ち込む気持ちも分かります。
ですが、おまじないで面接というのは受かるほど簡単なものではないのは、あなた自身も知っているはずです。
これまでの実績でしか転職活動というのは成功しません。
まとめ
転職活動をしていても面接が受からない…
その様な人は転職者にたくさんいるわけですが、受かるにもコツというものがあったのが分かっていただけたら嬉しいです。
どの様な企業へも応募すれば受かるわけではありません。
人間同士が相性があるわけですから、企業と人間も相性というものがあって当然です。
「会社と結婚するな。職種と結婚をしろ。」
という言葉の通り求人を出している企業というのは、あなたのこれまで経験してきた職種のスキルが自社で活かせるかどうかを面接で判断しているわけです。
これから新しくやりたいことが見つかったからといって、業種も職種も未経験ならば受かる確率は0%に限りなく近いです。
もう1度あなたのこれまでの職種経験を振り返ってみましょう。