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【仕事に狂わされるな!】見切りをつけて辞める方がいい会社の特徴とは?

日々、働いていると誰もが1度は思うことがあります。

仕事を辞めたいなと。

私もそうですし、私の友人達も辞めたいと思うことはあります。

たまに転職サイトを見てみたりしているので、他に良い会社はないのかなんとなく探してしまったりしています。

きっとあなたも同じ気持ちになったことあるのではないでしょうか?

しかし、会社には辞めた方がいい会社も実際にあるのです。

どんなにやりがいがあっても、どんなに給与待遇が良くても、そしてどんなに自分の頑張り次第で会社が将来的に変化する可能性があろうとも、見切りをつけて辞める方がいい会社もあるのです。

私も見切りをつけて退職し、今現在のホワイト企業に転職をしました。

そんな会社を辞めようか悩んでいるあなたへ。

見切りをつけて辞めてしまった方がいい会社の特徴をお伝えしていきます。

是非、読んでみて下さい。

見切りをつけた方がいい会社の特徴がこれ

唐突に会社を辞めたくなったりするときがある。

それは、何かあなたの直感がその会社にいてはいけないという暗示を伝えている可能性があります。

または、毎日の出勤が1番体力や精神力を使う。

ここまできてしまったら、今現在働いている会社に見切りをつけて辞める時期かもしれません。

実は、見切りをつける会社にはいくつかの特徴があります。

その特徴を知っているだけで、見切りをつけた方がいいのかどうかの判断材料になるのです。

それではその特徴全てをお伝えしていきます。

ここでお伝えする特徴の1つや2つくらいでしたら、まだ辞めるための材料が整っているわけではありません。

どの会社にもマイナスな部分は必ずあります。

しかし、3つや4つ以上が当てはまっているのでしたら、あなたが働いている会社に見切りをつけた方がいいでしょう。

まともな人から辞めていく

人というのは、何事もまともな性格が1番です。

しかし、そんなまともな人から辞めていく会社は、特に見切りをつけて辞めた方がいい会社の典型例です。

この事由だけでも、見切りをつけるには良い判断材料です。

「あの人、物凄い経歴だったのにうちの会社に来てから1年で辞めちゃったよ。」

「どこの部署でも評判が良かったのにね~。」

「物凄く素直で仕事の覚えも早かったのに辞めるのも早かった!」

この様に、まともな人ほど多くの会社では辞めていってしまいます。

何故なのでしょうか?

これは単純明快な理由です。

まともであるが故に、まともじゃない会社で働けないのです。

考えてみれば当たり前のことです。

まともじゃない会社で、まともな人が働き続けられるわけはないのですから。

あなたも想像してみて下さい。

周りで一緒に働いている人達が、全くといっていいほどまともじゃない人で溢れていたらどうでしょうか?

働き続けたいなどと、決して思わないことでしょう。

まともな人が辞めていってしまう会社なのでしたら、見切りをつける準備運動を始めた方がいいですよ。

優秀な人が抑え込まれてしまう

どこの会社にも優秀なできる社員というのはいます。

しかし、そんな優秀な社員への仕打ちが酷い会社もあるのです。

例えば、この様な事例です。

  1. 仕事のできる優秀な人が抑え込まれてしまう。
  2. 潜在能力の高い人が抑え込まれてしまう。
  3. 将来の可能性がすごい人が抑え込まれてしまう。

これらの優秀な人が抑え込まれてしまった結果、潰されていってしまう会社というのもあります。

実は、以前に働いていた会社がそうでした。

学歴がとても優秀で仕事もできるのに、何故か会社からの評価がとても低い20代社員がいたのです。

しかし、とんでもない上司に目を付けられてしまいました。

自分よりも学歴も良いし仕事もできるということで、目を付けられてしまったのです。

さらにとんでもないことに、その上司の役職は役員です。

ボーナスや昇給の査定にも影響してしまい、同年代の他の社員よりも待遇や年収が低いという結果になってしまいました。

他の部署長は全て知っていたのですが、なんせ相手は社長お気に入りの役員です。

何もできない…

結局、その優秀な20代社員は退職を決意。

辞めていってしまったというわけです。

もし、あなたの会社で優秀な社員が会社や上司に抑え込まれてしまっている状況を目の当たりにしてしまったのならば、その会社に長く務めることなないかもしれません。

あなたが次に潰されてしまう可能性があるからです。

優秀な人材が抑え込まれてしまうような会社に決して未来はありません。

仕事の業務量の割り振りがおかしい

あなたの仕事の業務量と、同じ部署で働いている人の業務量に明らかな違いがある場合。

他の部署の人が見ても業務量の割り振りがおかしくて、あなたへの負担が大きいのでしたら見切り発車した方がいいかもしれません。

私が以前に働いていた某ベンダーで、一緒に中途就社した同い年の同僚がいました。

その同僚の昔話を聞いてビックリ。

私の知っているある運送会社で働いていたときのこと。

周りが同情するくらいにその同僚の配送するコースが明らかに業務過多だったそうで、周りの人達から同情される始末。

業務量が多いにもかかわらず、給料は全く同じ。

そこで社長へ直談判したそうです。

かつての同僚「社長。こんなことはあまり言いたくないのですが、あまりにも業務量が私のコース多すぎませんか?」

社長「まあそこのコースはしょうがないわな。」

かつての同僚「せめて少しでも給料上げてもらえませんか?あまりにも業務量に違いがありすぎですよ。」

社長「は?甘ったれてるんじゃないぞ!お前の仕事のやり方とか少しは見直してみたのか?」

かつての同僚「そこまでいうのでしたら辞めます。」

という感じで、見切りをつけて退職したそうです。

実はこの私も、現在働いているホワイト企業で業務量の割り振りが7対3くらいで割り振られたことがあります。

私が7割で同僚が3割です。

この割り振りの理由は、同僚があまりにも仕事が出来ないからです。

この様なパターンもありますね。

その同僚は、1年後に他の部署へ異動になりましたが。

しっかりと会社で行う仕事の業務量が割り振られていない会社は、ブラック企業の可能性もありますよ。

職場の人間関係が悪い

職場の人間関係。

この人間関係が悪い職場は、真っ先に見切りをつけるべき会社です。

  1. 毎朝の挨拶が暗い
  2. 他部署間の仲が悪い
  3. 上司がそもそもやる気がない
  4. 役員が特定の人だけ可愛がっている
  5. パート同士もいがみ合っている
  6. 頻繁に喧嘩が発生している

この様な人間関係の悪い職場って、本当に働いているだけで具合が悪くなります。

出勤時間が近づくにつれて、どんどんとストレスが溜まっていきます。

パート同士の人間関係が最悪な部署、チームの責任者として配属されたときは最悪な思いをしました。

午前中の準備が終わってお昼休憩をした後、昼礼時にある1人のパートさんから怒鳴りつけられました。

理由は、他に敵対しているパートさんが休日にも関わらず、出勤しているのが気に入らなかったのだそうです。

私の他の社員の方が、仕事が忙しいからお願いしただけだったのですが、いがみ合っているので気に入らなかったのでしょう。

  • 会議で知識も大してないのに何故かいちゃもん付けてくる役員。
  • いつも怒鳴り散らしている年配の社員。
  • 誰も必要以上に言葉を交わさない職場。

嫌ですよね。

職場の人間関係の悪さは、私も経験したことがあるので嫌というほど分かります。

それが原因で退職したこともあるくらいですから。

あなたも現在働いている会社がもし、人間関係が劣悪な環境でしたら未来のために脱出することを考えた方がいいでしょう。

人手不足で手が回らない

人手不足で手が回っていない会社は、離職率の高いブラック企業の可能性があります。

人材自体も企業間で取りありになるわけですが、それでもホワイト企業では人材が定着します。

採用した社員が定着している企業では、人手不足ということとはほぼ無縁。

「うちの会社、社員の定着率が悪くてね~。」

「猫の手も借りたいくらいにいつも人手が足らなくて。」

「人手不足の時代だからすまないね。」

人手不足で手が回らない会社は、明らかにブラック企業の可能性が高いです。

  1. 給料が安い
  2. 休日が少ない
  3. ボーナスがない

これらの待遇があまりにも悪く、次々に人が辞めていってしまうために新しく入社した社員への業務負担も大きくなるのです。

その結果、せっかく採用した人材もすぐに辞めてしまい、万年人出不足となり仕事が回らないのです。

もしあなたがこの様な会社に入社してしまったのでしたら、見切りをつけた方がいいでしょう。

経理部門の人間が次々と辞めてしまっている

あなたの勤めている会社の経理部門の方が、もし次々と辞めていっているのでしたら危険です。

経理の部署というのは、お金を扱う部署です。

自分が働いている会社のお金の流れを全て把握しています。

中小零細企業だと、経理を総務が兼任しているところがほとんどでしょう。

そんな経理に携わっている社員が、辞めてしまう会社。

さらに新しく採用した経理の方も、しばらくすると辞めてしまう会社。

次から次へと入ったり出たりを繰り返している経理部門の会社だとしたら、大変なことが起こる前に見切りをつけた方がいいでしょう。

なぜならば、経理は会社のお金の流れを全て見ることができるからです。

  1. 従業員全ての給料
  2. 会社が何にお金を使ったか
  3. 経費の全て
  4. 投資した案件の金額
  5. 借金や負債

これらのお金、全てを知っているわけです。

そんな会社のお金の全てを知っている経理の人が、次々と辞めていっているのでしたら、それは会社が危ないということでもあります。

最悪の事態が起きる前に、転職活動を始めた方がいいかもしれませんよ。

コンサル業者が銀行が会社に介入している

コンサルティングの業者が毎日来社している会社や、銀行が介入している会社は倒産が近い可能性が高いです。

実はこれ、私自身も経験があります。

会社都合で新しく転籍した会社に、私が転籍する前にすでに銀行が介入していたのです。

転籍してから2か月後に地元の別会社へ買収され、完全子会社になってしまいました。

社員A「再び新しい会社へ行かなくてはいけないってどういうことですか!?」

社員B「うちの部署も売却?さらに福利厚生が悪くなるって!?」

社員C「再雇用先をあてがうから会社都合退職ではない?」

社員D「何で給料の上がらない会社へ行かなくてはいけないんだろうか。」

社員E「退職金が7割しか出ないってありえないでしょう。」

こんな感じで大変な体験をしました。

会社が買収される半年くらい前に、コンサルティング業者の方も視察に訪れていたのです。

今考えてみると、会社が無くなるか売却されるかのどちらかだったのだと、そのときになって初めて感じたのを覚えています。

退職金も満額全てを銀行が立て替え支給されました。

コンサルティング業者や銀行が介入(天下りも含めて)している会社は、要注意が必要になってくる可能性が高いです。

上司が業務管理できていない

あなたが現在働いている会社の上司。

しっりとあなたの業務管理ができているでしょうか?

上司が部下の業務管理ができていない会社は、言葉は悪いですが最低最悪の職場環境です。

なぜならば、部下のことなんて知ったこっちゃないのですから。

「え?あの業務って〇〇さんの仕事じゃなかったの?」

「お先に帰るね~。って仕事終わる?大丈夫?」

「その仕事って大変なんだ~。」

とまぁこんな感じではないでしょうか?

私自身も最低最悪な上司の下で働いていた経験があるのでよく分かります。

  1. 忙しくてもほったらかし
  2. どんなことでも丸投げ
  3. 部下たちの力量を理解していない
  4. 指示命令がしっかりとしていない
  5. 言うことは立派だけれども行動が伴っていない
  6. いつも自分の保身だけしか考えていない

こんな人が上司だったことがありますが、本当に大変でした。

たまに私も食って掛かっていました。

私以外もね。

あなたが働いている部署の上司が業務管理できていないのでしたら、その職場というか会社は人員配置のセンスが全くありません。

ストレスで壊れてしまう前に、脱出することを考えた方が身のためです。

法令を遵守していない

会社というのは、法律に則って運営していかなければいけません。

そんな法令を守っていない、遵守していない会社も少なからずあるのです。

「おいおい。法令を守っていない会社ってあるわけないでしょ!」

と思われる方も多いのだと思います。

しかし、現実としてあるのが事実。

  • 重量オーバーでも過積載で運行するトラック
  • 残業代未払いで平気で月間残業時間100時間
  • 取引先に内緒で破損品を従業員へ販売

とまぁ、こんなことを平気でする会社も結構あるのです。

私、労働契約書にみなし残業代を超えた残業代は、全額支給という会社で働いていたのですが…

15000円のみなし残業代以上は、決して支払われることはありませんでした。

現在働いているホワイト企業へ同じ時期に転職してきた女性がいますが、その女性も以前の職場はブラック企業だったそうです。

そこでの体験は、本当に精神を病んでしまうくらいにすごかったそうです。

働いていた会社は食品を製造するメーカーだったそうですが、その生産するのに必要な材料を平気で消費期限が過ぎているものを使って製造していたそうです。

女性社員「本当に病んでしまって…。だから耐えられなくて退職しました。」

昔、雨水で凍っている食品を溶かして生産していた精肉会社がありました。

ニュースにもなって、今現在はなくなっているはずです。

法令を遵守していない会社で働いている経験のある私や、その女性社員の体験から一言。

その様な法令を遵守していない会社で働いているだけで心はダメージを受け続けていきます。

あなたが壊れてしまう前に、見切りをつけてしまいましょう。

社員を全く大切にしていない

社員を大切にしていない会社があります。

それも、全く大切にしない会社。

「人が辞めたら新しい人を入れればいいだけだ。」

本気で経営陣がこの様に考えている会社があるんです。

困ったことがあっても相談に乗ってくれない。

大事な話をしても部署をたらい回し。

毎日のあいさつもいい加減。

この様な会社では、全く成長することができません。

スキルアップなど無いに等しいでしょう。

この様な社員を大切にしてくれない会社で働き続けることなど、誰だってできるわけがありません。

見切りをつけて、社員を大切にしてくれる会社へ転職しましょう。

何年たっても給料が上がらない

入社したときから、全く年収が変わらない会社。

定期昇給が無い会社では、長く働き続けることができません。

結婚をし子供ができれば、年々お金はより一層かかってくるようになります。

「最初から比較的良い年収だったのは、給料が上がらないからだったのか?」

この様なカラクリを使っている会社もありますね。

実は私も、定期昇給がない会社で働いていたことがあります。

ただし、1つだけ給料を上げる方法がありました。

それは昇進です。

係長や課長へ昇進できれば、年収が上がると社長から説明されたのです。

しかし、そのポストが空いている営業所への転勤をしなければ無理。

空いているポストへ行けない人、もしくは転勤などが嫌で行かない人は、その会社で働き続けている限り給料が上がらないのです。

給料の上がらない会社で働き続けることは、将来的にとてもきついです。

私も当然、見切りをつけて退職しました。

あなたがもし、給料が上がらない会社で働いているのでしたら悪いことはいいません。

転職活動をスタートさせた方がいいでしょう。

経営陣に近い人が次々と辞めていく

あなたが働いている会社の、経営陣に近い人材が次々と辞めていっているのでしたら危険です。

役員や部長が見切りをつけて退職しているのでしたら、あなたも見切りをつけて退職した方がいいかもしれません。

経営陣に近い人は当然ですが、トップである社長や専務、常務などの考えを直接知らされるわけです。

また、中小企業や零細企業に多い家族経営の会社であれば、社長の奥さんの意見などにも経営が大きく左右されてしまいます。

これが本当に大変!

他の役員が素晴らしい提案をしても、トップである社長夫婦が気に入らないといえばそれでお終いです。

部長が自分の部下は良くやってくれていると良い評価をしても、トップがただただ気に入らないと評価すればそれまで。

そんな経営陣トップのやり方についていけなくなり、経営陣に近い人達が次々と辞めてしまう。

「もう呆れて物も言えないよ。私はさよならさせてもらうことにした。」

こういって辞めていった役員が、私が働いている会社にもいます。

取引先の企業でも、同じように経営陣に近い人で実力のある人材がどんどん辞めてしまっているそうです。

  • 優秀な部長が退職をしてしまった
  • 役員がストレスでダウンしてしまった
  • 経歴の素晴らしい中途採用の部長がすぐに退職

この様なことが実際に起きている会社には、大きなワクチンというなの改革が必要です。

しかし悲しいことに、その様な会社ほどワクチンを打つことをしません。

先程もお伝えしましたが、優秀な人やまともな人から次々と辞めていく会社は、危険信号が常についている状態です。

それに拍車をかけるように、経営陣に近い人まで辞めていくのでしたら危険信号マックスです。

見切りをつけるのが早い人

転職してきてすぐに、新しい勤務先企業と見切りをつけるのが早い人。

けれども、そんな見切りの早い人の評価は、多くの企業で不評になります。

次への転職時にも、マイナスのイメージがついてしまうことも多いです。

「1年で前職を退職してうちに面接に来たけど大丈夫か?」

「またすぐに転職してしまうのではないのかな?」

「在職期間が短すぎるから信用できないなぁ。」

特に日本の企業では、こういったことがとても多いのが現実です。

「やはり、どんなに見切りをつけた方がいい企業でも、我慢して働いていた方が長い目で見たときに良いのかな?」

多くの人が見切りをつけた方がいい企業であるにもかかわらず、不本意な感情を抱きながら長年働き続けてしまっています。

  • 給料が上がらない会社で長年働き続ける
  • 残業代がみなし分しか支給されない会社で長年働き続ける
  • 退職金がない会社で長年働き続ける
  • 福利厚生が全くない会社で長年働き続ける
  • 経営陣が従業員を道具の様にしか思っていない会社で長年働き続ける

これらに耐えられる人の方が、実は普通ではないのです。

見切りをつけるのが早い人というのは、ごく普通の考え方を持っているだけです。

この会社に居続けていては、自分は幸せな人生を送ることができないと普通に感じただけなのです

それが分かってしまえば、後はさっさと見切りをつける行動を起こすだけ。

私も経験があります。

パートと同じ様な仕事しかさせてくれない部署に配属になった転職先がありました。

営業に比べて待遇も雲泥の差。

その会社は1年1カ月で、見切りをつけて退職しました。

見切りをつけるのが早い人は、自分自身や家族のことを実は1番大事にしている人なのです。

働いている期間が短かろうが、そのことを転職時の面接で突っ込まれようが構いません。

堂々と、幸せになれない会社だから退職したと伝えれば、先方も理解してくれますから。

優秀な人は逃げる見限る

働いている社員の中でも、優秀な人ほど逃げるのが早いです。

すたこらさっさと見限って逃げるように退職していきます。

これ、どこの業界の会社でも一緒。

人材というのは、正社員であろうとパートであろうと、優秀な人ほど逃げるように退職していくのです。

「こんな人達と働いているのが馬鹿らしくなってきたよ。」

「組織を良くしていこうと年頭挨拶でいってはいるものの、ただただいっているだけじゃん。」

「報われない会社で真面目に働くのがアホらしくなりましたので…。」

優秀な人というのは、その多くがその会社の仕事のスタンスに幻滅し、馬鹿らしくなって退職していきます。

逆に、優秀ではない人ほど会社に居続けます。

なぜならば、他の会社で活躍できる可能性が高いからです。

優秀ではない自分でも働けている会社に居続けるしかない。

もしくは、自分を優秀だと勘違いしている可能性もあります。

その昔、優秀な人材が東京の本社へと転勤を志願したという、ある会社での出来事がありました。

転勤者「〇〇さん辞めるんですね。残念ですよ。」

〇〇「もうこの会社の未来に期待できなくてね。所長もやる気ないし。」

転勤者「ですよね~。」

〇〇「改善なんてどうでもいい。毎日が終わってくれれば俺はそれでいいんだって所長がいってちゃお終いだよ。」

転職者「あの人じゃしょうがない!」

〇〇「もう見切りつけて退職を願い出たんだよね。まだ次決まっていないけどさ。」

転職者「分かりますよ。〇〇さんの気持ち。」

〇〇「ところでさ。何で東京の本社へ転勤を志願したの?」

転職者「うちらが新しく転籍した会社って昇進しないと年収上がらないじゃないですか?そのための転勤ともう1つは…」

〇〇「もう1つは?」

転職者「もうこの営業所の人達と一緒に働きたくなかったんですよ。」

実はこれ、私が以前に働いていた職場での出来事です。

優秀な人材ほど転勤や部署異動を率先して願い出て、無理だと判断すれば平気で退職をしていくのです。

会社に見切りをつける前にやることは2つ

あなた自身も今の会社に見切りをつけようと考えているかもしれません。

「もう限界だ!」

「社員を駒だとしか思っていないのかよ。」

「私の存在意義ってなに?」

そこで今すぐ退職をしてしまう方も多いのですが、退職の前にやらなくてはいけないことが必ずあります。

それをお伝えいたしましょう。

転職先を必ず見つけておく

絶対に退職前にやらなくてはいけないことのトップが、次の転職先を見つけておくということです。

これは、必ずやっておいてください。

見切りをつけた方がいい会社を退職するのは全然かまいません。

むしろその様な会社は、退職した方があなたのためでもあります。

退職をするということは私も経験がありますが、全くといっていいほど難しいことではありません。

退職届を提出し、社会保険関係の書類の整理をすればいいだけのことです。

会社を退職するのは簡単であれども、次に働ける会社を見つけるのは大変です。

私自身も、次の転職先を見つけずに退職をしてしまい、半年間とても大変な生活を送る羽目になってしまいました。

退職するのはとても簡単ですし、いつだってできます。

しかし転職先というのは、書類を送って実際に面接をし、採用をされなければいけません。

退職よりも簡単ではないですし、パワーもたくさん使います。

見切りをつける前に、必ずあなたが働ける新しい職場は見つけておいてください。

退職のための準備をする

会社に見切りをつける前に、しっかりと退職の準備もしなくてはいけません。

辞めるのにも、しっかりとした準備が必要になってきます。

色々と準備は必要なのですが、1番重要な準備は業務の引継ぎです。

「え?辞める会社のために自分の業務の引継ぎしていかなくちゃいけないの?」

退職する人のほとんどが思うことだと思います。

けれども、しっかりと引継ぎをした方があなたのためでもあります。

例えばです。

新しい部署に異動した職場の人が、以前いた部署に新しく移動してきた人にしっかりと引継ぎしなかった場合。

大変なことが起こると思いませんか?

「ん?よくわからないんですけど…?」

それは、信用の欠落です。

新しい部署に異動してきた人が、以前の担当者へ仕事のことを聞きに行った結果…

  1. もう覚えていないといわれた
  2. 引き継いだ仕事が全く進んでいない状態だった
  3. 聞いても答え知らんぷり

こんな返しでしたら、困ってしまいますよね?

部署の異動でのこのありさまが、退職をするときにも発動したらたいへんです。

退職をするのは、全然かまわないのです。

会社側としても、その様な事態が起きるのは想定の範囲内です。

しかし、信用の欠落を招いてしまうような退職の仕方はしないことです。

特に、人口が10万人くらいの自治体ですと、恐ろしいくらいに噂が広がってしまいます。

引き継ぎなど、しっかりとした退職準備をしましょう。

まとめ

ここまで見切りをつけて辞めた方がいい会社の特徴をお伝えしてきました。

もし、あなたが現在働いている会社が該当するようでしたら、見切りをつけることを考えた方がいいでしょう。

私自身も見切りをつけて、新しい会社へ転職してから幸せを手に入れることができました。

  1. 年収がアップ
  2. 年間休日が有給合わせて120日以上
  3. 定期昇給がしっかりとある
  4. 従業員家族にも手厚い福利厚生が充実
  5. 残業が全くない(あっても年間10時間ほど)

見切りをつけた方がいい会社から転職することで、これだけの恩恵を得るチャンスは十分にあるのです。

ただし、見切りをつける前にしっかりとホワイト企業の転職先に内定をもらわなければいけませんよ。

仕事にあなたの人生を狂わされるとがないようにしましょう。

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