「やる気が出ない…自分のやる気スイッチは一体どこのにあるんだ?」
一昔前、やる気スイッチなどというCMが流れていたのを覚えている方もいるかもしれません。
その影響からか、やる気スイッチなどという言葉が使われるようになってきました。
人間ってやる気が無いときって必ずあります。
仕事のときであったりプライベートのときであったり、様々な場面でやる気が無くて行動ができないときがあります。
ダイエットのための筋トレをしなくてはいけないのにやる気が無くやらなかったり、勉強をしなくてはいけないのにやる気が無く勉強することを3日間もほったらかしにしたりなど。
そもそも人間ってやる気がないと絶対に行動できないものなのでしょうか?
実は、違うんです。
多くの人は、やる気というものに関して大いなる勘違いをしているんです。
それでは、本当のやる気とは一体何なのか書いてみましたので、やる気が欲しいあなたはぜひ読んでみて下さい。
目次
やる気が出ない…何もしたくないとき
「あぁ~全くやる気が出ない。何もしたくないなぁ…」
「ただただ寝ていたい休日。」
「仕事サボろうかな?やる気がないだからしょうがないよな。」
などと、ナマケモノのようにやる気がでないとき。
人間というもの何もしたくないときってあります。
生きていれば誰にでもあるのがやる気がなくなるというとき。
やる気が出ないのであれば何もしなくてもいいのではないかと思っていしまいがちですが、そんなことあるわけないです。
毎日出勤して仕事をしなくてはいけませんし、家の掃除や洗濯や食事などの家事もしなくてはいけません。
- 仕事を誰かに変わってもらおう
- 食事は毎日宅配にしよう
- 家事代行をお願いすれば解決
こんなことを続けていたら、いくらお金があっても足りません。
プライベートでも、本当に些細なことでもやらなくてはいけないことというのはたくさんあります。
やる気が出ないのでやりたくない気持ちも分からないでもないですが、やらなくてはいけないことが世の中にはたくさんあります。
それでも本当にやる気が出ずに何もしたくないのであれば、無理してやろうとはせずに休んでいてもいいでしょう。
身体が疲れていたり、心が疲れていたりしてやる気が出ないのであれば無理をしてはいけません。
自分の意志とは裏腹に、身体や心が休めといっているのでしたら休んでください。
やる気が出なくて何もしたくないのと、身体や心が疲れていて何もしたくないのでは大きな違いがありますので、そこをしっかりと判断して行動をしていってください。
やる気が出ないので仕事ができない
職場へ出勤する前、朝起きてから仕事へ行きたくないと思うことは誰にでもありますが、職場へ出勤してからもやる気が出ないので仕事ができないと感じてしまう人がいます。
サボり癖があるのか何なのか。
厳しいことをいわせていただくと、やる気で仕事をするのではありません。
職場にはたまに、次の様な人がいます。
「やる気出ないので、今日は仕事そんなにできそうにないっす!」
もう1度いいますが、やる気で仕事をするわけではありません。
やる気を出して仕事をしなくてはいけないのでしたら、世の中は仕事のしない人で溢れかえってしまいます。
仕事というものは、ルーティーンです。
毎日行う行事みたいなものです。
お腹が一杯だとしたらそれ以上ご飯を食べることはできませんが、やる気が出ないから仕事ができないということは成立しません。
仕事をするためにやる気を出そうとするのではなく、ルーティーンの1つだと思い行動すればいいのです。
誰だって休日明けの出勤は嫌ですが、誰だって出勤して働いています。
仕事をするのにやる気は必要ありません。
仕事をするのに必要なのは、その日の始まりの仕事に着手する第一歩の行動だけです。
やる気が出ない休日がもったいない
休日を寝てしまって過ごしてしまったりすると、物凄くもったいないことをしてしまったなと感じてしまいます。
ですが、多くの人達が意外とお昼近くまで寝てたり、お昼寝を結構してしまう休日を過ごしてしまっています。
「あぁ~また寝て休日を過ごしてしまった。」
などと、後悔をしてしまう人が多いのですが、あなたはどうですか?
もったいないと思っているのであれば、何か休日に行動をすればいいのですが、そもそもやる気が無いので行動できないということなのだと思います。
とはいっても、休日なのですから休んでいたって良いのではないかと思います。
日本では、休日に家族で出かけたり遊びに行ったりします。
しかし、ヨーロッパなどでは、休日というのは家や公園などでゆっくりと過ごすのが休日だといいます。
「なんで仕事が休みの日まで出かけなければいけないんだ?ゆっくり過ごせばいいじゃん!」
というのが、ヨーロッパのスタイルだそうです。
ですので、個人的にはやる気が出ない休日がもったいないのではなく、ゆっくり休んでいてもいいと思います。
ですが、休日の時間を使って何かしたいと思うのでしたら、ただ休んでいたり寝て過ごす休日はもったいないですよね?
「資格の勉強を休日にしたいのだけれど、やる気が出なくて…」
「ジムに行きたいけどやる気が出ない。」
「休日は自己研鑽の時間にしようと思い始めて1年が過ぎてしまった。」
この様に、休日を有効活用したいと考えている人はたくさんいるのですが、実際にできている人は少ないのが事実です。
あなたが休める休日を活用してまで勉強などの自分磨きをしたいと思っているのに、やる気がでず休日の時間をもったいなく過ごしていると感じているのでしたら、それは間違いです。
そもそも、休日がもったいないとかは関係なしに、あなたが勉強や実践しようとしている自分磨きに本当は興味が無いかやりたくないだけです。
やる気の出ない休日がもったいないと感じているならば、割り切ってゆっくり休むのも良いでしょう。
しかし、本当にもったいないと感じているのならば、自分に合った本当の何かを見つけるのが先です。
実は、やる気など存在しない
やる気スイッチはどこなんだとか、無気力でやる気が出ないとか感じる人が多い世の中ですが、重大な事実をここでお話しします。
実は、やる気というものは存在しません。
「おいおい!そんなわけないだろ!やる気が出るから仕事も勉強も頑張れるんじゃないの?」
多くの人はそう思っているでしょうし、きっとあなたもそう思っていることでしょう。
やる気などというのもは、本当は存在などしないのです。
やる気などというものがこの世に存在していたら、やる気が無くなってしまえば全てのことを止めてしまうということにも繋がりますよね?
「やる気が無くなったので、会社を辞めます。」
「結婚生活やる気が無くなったので、離婚します。」
「人生を生きていくやる気が無くなったので…」
やる気が無いからといって、やる気が出ないからといって仕事や結婚生活を止めたりしませんよね?
やる気が無くても会社には出勤して仕事をします。
やる気が無くても学校へ行って勉強をしたり授業を受けます。
実は、やる気が無い状態というのは、自由気ままに過ごせる時間に起こることがほとんどなんです。
仕事や学校などの時間もしっかりと決められたルーティーンの中では、気分が乗らなくても行動しています。
あなた自身が自由に物事を決めて良いような時間になると、案外何をしたらいいか迷ってしまい行動するのが億劫になってしまいます。
また、目標を決めて取り組んでいることなども、実際はやるやらないはあなたの自由です。
逆に会社や学校などは、厳しく規則というルールが決まっています。
やる気などではなく、人は習慣やルールがあるから行動するだけだということです。
仕事などで簡単にやる気を出す方法
「やる気が存在しないといっても、仕事や筋トレなどで実際取り組むのが嫌になることが多いんです。」
やる気というものが存在しないと頭ではわかっても、実際に重い腰が上がらないのはやる気が出ないからだと思ってしまいがちになります。
やらなければいけない仕事を後回しにし続けてしまっていたり、ダイエットという目標を立てジムで筋トレを始めてみても、せっかく入会した事務を休みがちになってしまったりしてしまいますよね?
これらは、やる気が無いからではなくやろうとしないからです。
やる気が無いから、やる気が出ないからやろうとしないのではないのかということではなく、ただ単純にやらないだけなんです。
この仕事、明日でいいやとやらないと決めただけでズルズルいってしまう。
ジムに通うのは、明日でいいやとやらないと決めただけでズルズル通うのから遠ざかってしまう。
やればいいんです。
本当に少しでいいからやればいいんです。
例えば、仕事も取り敢えず10分くらい時間作って取り組んでみればいいんです。
ジムに行って筋トレするのも、1日の中で30分だけやればいいんです。
人間というのは、少しでもいいから行動したことを続ける習性があります。
それが、やる気の正体です。
取り敢えず毎日家に帰ってきたら、10分でいいから読書をするという目標を立てると実際に10分以上読書をしていたりしていませんか?
仕事帰りに毎日30分でいいからジムで筋トレすると決めたら、実際に30分以上筋トレしていたりしていませんか?
やる気が出ないから行動できないのではなく、人間はやるかやらないかだけです。
あなたは、やる気が出ないのではなくて、やらないという選択をしているだけというのが真実です。
一瞬でやる気が出る方法はあるのか?
一瞬でやる気が出る方法はあるのかと聞かれればあります。
それは、魔法の様なものでもなく、自己啓発的な暗示でもなんでもありません。
ただ、最初の一歩を踏み出すだけです。
本当に単純にそれだけです。
やる気というものは、存在はしません。
物事をやるかやらないかの選択をあなた自身が行っているだけです。
やらないと決めて、「今日も出来なかった。やる気が出ない自分はだめだな。」ということではありません。
あなた自身が、やらないと決めただけのことです。
資格の勉強を毎日すると決めて、毎日しない選択をして不合格になる選択をしただけ。
ダイエットをすると決めて、サボってしまう選択をしただけ。
人間は特に、勉強やダイエットなどすぐに結果に結びつかないことに対し、やる気が必要だと勘違いをしています。
取り敢えず、何も考えずにやってしまえばいいのです。
そうすれば、あら不思議!
1時間も勉強をしていたり、2時間もダイエットに励んでいたりしているのです。
一瞬でやる気が出る方法というのは、取り敢えずほんのちょっとでもいいからやってしまうことです。
まとめ
やる気が出ない、無気力でどうしたらいいのかということについて解決方法を書いてみました。
いかがでしたでしょうか?
やる気というものがそもそも存在しないということに驚いた人が多いのではないかと思います。
実は、私もやる気など存在しないよと尊敬しているある会社の社長さんに教えていただいた時にビックリしたのを覚えています。
会社への出勤だって、学校への登校だってやる気が出て始めてできるものではないですよね?
人は、慣れる生き物です。
続けていれば順応してきます。
スタートが難しいことでも、毎日少しでもいいからやっていくとそれが習慣へと変化していきます。
やる気がある人達というのは、実は習慣にしていくのが上手な人達なんです。
あなたも、何事も少しでいいからやるという習慣を身につけていきましょう。

1979年生まれの就職氷河期世代の妻子持ち男のthelifeです。非正規雇用で数年間も働き続けた負け組であり、抜け出すために独立を考え行動するも挫折。それでも転職成功し現在はホワイト企業で働いています。年収240万円契約社員→大会社年商700億円へ転職成功→年商300億円医薬品ベンダー転職→大手商社系物流会社内定→残業の無いホワイト企業転職。実体験に基づく転職や人生の役立つ情報を提供しています。