転職って怖い!
そう感じている人は大勢います。
もしかしたらあなたもそう感じているかもしれませんね?
私も、転職が怖いですよ。
4回転職した経験がある私でも、転職をしようと決意したときはいつのタイミングでも怖かったです。
「果たして転職して良いものなのかどうなのか?」
「新しい環境へ行くのは怖いし不安しか感じません。」
「現在がブラック企業であっても慣れている環境から飛び出すのは怖い!」
転職というものは不安がつきもの。
そして怖いのは当たり前です。
そんな転職は怖いという理由について書いてみました。
転職をしたくても一歩踏み出せないあなたは、ぜひともこの先を読んだ方がいいと思いますよ?
転職するのが怖いと動けない人
妻「もういい加減に本気で考えた方がいいんじゃない?」
夫「…転職のことか?」
妻「当たり前でしょ!?だって20年働いていても手取りで16万円なんだよ?」
夫「やっぱおかしいよな。うちの会社?」
妻「あなたの役職が課長でそれは普通じゃないでしょ?」
夫「ですよね~。」
これ、実際にあった実話です。
私が現在勤めているホワイト企業へ、転職してきた人の前職の実話です。
奥さんの一押しがなければ絶対に転職をしていなかったと本人も話をしていました。
しかし、あまりのブラックな職場環境であっても転職するのが怖かったそうです。
どれだけブラックな職場環境だったというと…
妻から転職をお願いされたブラックな職場環境
- 20年働いていても手取りで16万円
- 役職は課長であっても年収が低い
- 3ヵ月連続出勤も普通にある
ここまで酷いと転職した方が本人や家族のためでもありますよね?
それでも当の本人は、転職することに二の足を踏んでいました。
転職に二の足を踏んでいた理由はたった1つ。
怖いからです。
「そんな最悪な職場環境でも転職するのが怖いってマジ!?」
これが真実なんです。
どんなに劣悪な環境であろうと、慣れ親しんだ環境が変化することを多くの人は嫌がります。
環境の変化というのは、誰もが怖いのです。
そして年齢を重ねれば重ねてしまうほど、より一層の怖さで行動に移せなくなってしまいます。
ここでお伝えした奥さんに促され転職を決意した人も、そのときの年齢が42歳でした。
40代にもなってしまえば20代などの若いときよりも、新しい環境へ飛び込んでいくチャレンジに怖さを感じてしまいます。
けれども、20代などの若い年代でも転職して新しい環境へ飛び込むのは怖いものです。
誰だって転職することには、怖さを感じるのは当たり前なのです。
転職に応募するのが怖い
転職したいのだけれど、実際に応募するのが怖いと感じる人もいます。
「転職したいのに応募が怖い?まさかね~!」
いえいえ。本当にいるんです。
それも結構いると思いますよ?
なぜ転職しようと思ったにもかかわらず、実際に応募するとなると怖いのか。
それは、環境の変化が怖いのです。
人間という生き物は、変化をとても嫌います。
どんなに劣悪なブラック企業であろうとも、慣れ親しんでしまった環境からの変化に対して拒否反応が起こってしまうのです。
これらの様な変化をするときをいイメージしてみて下さい。
環境変化の例
- 結婚による生活環境の変化
- 引っ越しなどによる住む場所の変化
- 同じ職場でも部署異動の環境変化
他にも子供の頃などは、学年が上がり担任の先生が変わる変化や、進学して通う学校が変わる変化などがあったと思います。
子供の頃を思い出してみて下さい。
とても緊張しませんでしたでしょうか?
どこの会社にも次に良い会社が見つかれば転職したいと思っている人が数人いるはずです。
けれども、その人達は転職活動という行動を起こす人はとても少ないのが現状。
なぜならば、転職した後のことを考えてしまうと行動に移せないからです。
応募する前から転職後に変わってしまう環境のことを心配してしまい、動けなくなってしまう人が大勢いるのです。
「あぁ…本当は転職したいんだけどな。」
環境変化の怖さから求人へ応募できずに、何年も転職を決意できずに過ごしてしまうのです。
トントン拍子に決まった転職が怖い
転職活動をしているとビックリしてしまうくらいに内定をもらってしまうときがあります。
「いいねー!採用したいと思うんですけど、いつから来れますか?」
「もしもし〇〇さんですか?内定という方向で考えているのですが…。」
「明日からでもすぐに業務に入ってもらいたいと思っているんだけど…ダメ?」
アルバイトの面接ではよくあることです。
トントン拍子に面接終了と同時に採用が決まることがよくあります。
これが実は、正社員の転職などでもあることがあります。
面接当日に会社説明を受け筆記試験をし、いざ面接をして帰宅してからすぐに採用の電話が来ることがあります。
自分でも驚いてしまうくらいに、トントン拍子で内定が決まってしまうのです。
「こんなにも簡単に入社できる企業は怪しい。」
「簡単すぎるな~。止めた方がいいかな~。」
「人手不足のブラック企業の感じがします。拒否しろと心の声が聞こえます!」
多くの場合でトントン拍子に面接が進み、採用が決まってしまう企業は入社しない方が身のためだときっと思うはずです。
家族や友人に相談しても、入社するのは少し考えた方がいいんじゃないかとアドバイスをきっと受けることだと思います。
「良い企業だと思ったけれども、こんなにすぐに採用を決めてくる企業は止めた方がいいのかな?」
ほとんどの人が採用を断った方がいいと感じるはずです。
しかし、こればかりは入社してみないとわからないことが多いのが事実なのです。
ブラック企業であるがために人の出入りがとても激しく、通年通して求人を出している企業であれば採用を断った方がいいでしょう。
けれども、人手不足ではなくある条件によって、すぐにでも経験のある中途採用者が欲しいという企業もあります。
すぐにでも経験者が欲しい企業の例
- 担当者が定年退職してしまう
- 取引先が増えてしまい業務が回らなくなってしまった
- 将来を見据えて人材を確保しておきたい
この様な状況の企業であれば、トントン拍子で決まった採用を受けてもいいかもしれません。
実際に私が現在働いているホワイト企業は、面接が終了して自宅へ帰宅してから内定の連絡を頂きました。
- 退職金あり
- 賞与4ヵ月分あり
- 定期昇給あり
- 残業1年に20時間ほど
- 有給好きなときに取り放題
という企業からトントン拍子で内定をもらいました。
会社というのは、実際に入社してみなければ分からないこともたくさんあります。
だからこそ、転職活動をしていてトントン拍子で内定が決まってしまった企業であれば、口コミサイトなどを参考に決断をしてみることをオススメします。
転職した初日が怖い
転職活動をして内定を頂いたのだけれども、出勤の初日が怖い!
という人も大勢います。
「自己紹介…何話せばいいんだろう~?」
「緊張する!とにかく緊張する!」
「もうすでに頭が真っ白です。」
こんなに初日の出勤が怖いのであれば、転職活動なんてしなければ良かった。
などと感じてしまうのではないでしょうか?
ですが、安心してください。
あなただけではありませんよ。
新しい転職先での出勤初日が怖いと感じる人は。
私もそうでした。
4回転職したどの会社の初日も、怖かったです。
さらには、転勤などで働いている営業所が異動になったときの初日も怖いです。
新しい環境へ飛び込むんです。
新しい環境ということは、未知の環境というわけですよね?
それは誰だって怖いものです。
逆に転職した会社での初日が怖いと感じない人は、ただただ感覚が鈍っているかおかしいだけです。
転職にはリスクがあるため怖い
転職をするということは、ある意味でリスクを伴います。
人々が転職をする大きな理由の1つが、収入のアップです。
「2人目の子供も生まれるし、この収入じゃ将来の貯蓄ができない!」
「定期昇給がない現在の職場では、長く働くことはできないよ。」
「みなし残業以上働いても、それ以上の残業だが支払われない会社から早く抜け出さなければいけません。」
転職する人の多くが収入への不満、もしくは人間関係による転職がほとんどです。
中でも収入への不満は、大いに転職する理由の中でも大きなウェイトを占めています。
私も4回すべての転職理由は、少ない収入に対する不満でした。
- 何年働いても基本給の昇給がない
- ボーナスが年間2.5ヵ月
- みなし残業代以上は残業しても支払われない
特にみなし残業が支払われていた会社で働いていたころは、毎月15000円以上のみなし残業以上働いても1円も支払われませんでしたから。
月の残業時間が100時間でもです。
基本給の昇給もなく、年間ボーナスもとても少ない。
これでは誰だって転職を考えてしまうわけです。
私も当然転職を考え、今現在のホワイト企業で働いているわけです。
しかし、転職にはリスクもあります。
このリスクがあるから、怖くて転職活動に一歩踏み出せない人も大勢いるのです。
そのリスクとは、収入が減ってしまうというリスクです。
「おいおい!収入アップするための転職で収入下がってしまった元も子もないじゃん!」
「そんなことがあるわけないでしょ~?」
「ありえませんでしょ。…本当にですか?」
私は、実際に年収がダウンしてしまった転職を経験したことがあります。
面接では、結構良い年収水準の会社だと総務部長が話していたのですが、実際に入社してから1カ月後の給料を見てみてビックリ。
前職よりも給料が少なくなってしまったのです。
さらには、再びみなし残業制度を導入している会社への入社。
これ、みなし残業に関しては、本当に入社したときの説明時にしか聞くことができないのでとても危険です。
そのため、前職よりも年収ベースで約50万円も下がってしまったのです。
「こんなことなら辞めなければ良かった。」
当時の私は本気で思ってしまいました。
転職のリスクというのは、何も収入が下がってしまうリスクだけではありません。
転職による怖いリスク
- 年収など収入のダウン
- 人間関係のトラブル
- 会社の将来性
転職してみたら年収が低くなってしまった。
人間関係がとても悪い会社であったとか、会社が赤字続きで今にも潰れてしまうのではないかという状況だったなど。
実際に、入社してみないとわからないこともたくさんあるのが転職です。
転職はリスクがあるためとても怖いと感じる人もいるわけです。
転職というのは、あなた自身の生活が大きく変化してしまうことでもあります。
大きな変化というのは、当然ですがリスクもあるわけですね。
まとめ
ここまで転職が怖いということについてお伝えしてきました。
「せっかく新しい職場が決まったのに怖いよ。」
誰だってそうなのです。
新しい環境は、誰もが怖く緊張するもの。
「実際に入社してみて話を聞いていた待遇と違っていたらどうしよう!」
そういうときもあります。
しかし、そんなときは再び転職活動をスタートすればいいだけの話。
あなた自身が働いて毎月給料を貰える会社は、日本全国探せばいくらでもあります。
その会社でなければ生きていけないわけではないですよね?
何度もお伝えしましたが、転職は怖いですしリスクもあります。
けれども、それは人生でも一緒。
リスクのない、怖くもない人生などありえないのです。
ただ、働く会社を自由に選べるというのが転職でもあります。
失敗してしまったのでしたら、転職をやり直せばいいだけの話です。
そして、転職の怖さに打ち勝った人だけが将来的な満足を手に入れることができます。
あなたも一歩、怖さを克服してリスタートしてみてはいかがでしょうか?
1979年生まれの就職氷河期世代の妻子持ち男のthelifeです。非正規雇用で数年間も働き続けた負け組であり、抜け出すために独立を考え行動するも挫折。それでも転職成功し現在はホワイト企業で働いています。年収240万円契約社員→大会社年商700億円へ転職成功→年商300億円医薬品ベンダー転職→大手商社系物流会社内定→残業の無いホワイト企業転職。実体験に基づく転職や人生の役立つ情報を提供しています。