仕事

仕事にやりがいはいらないのです!不要の理由をお伝えいたします。

「やっぱやりがいある仕事をしないといけないよね。」

「やりたくない仕事を必死にやっている人って人生損してますよね?」

「自分のやりたいこと、やりがいある仕事を目指さないとダメじゃん!」

よく聞く話ですね。

仕事を自分のやりたいことをやるのが幸せだとか。

一番聞くのは、やりがいのある仕事をするのが人生で幸せになれることだとか。

果たしてそうなのでしょうか?

仕事にやりがいを感じていなくても、毎日仕事に行って家族を養っている人もいます。

独身の方でも、仕事にやりがいを感じていなくても、毎日働いています。

あなたに質問です。

やりがいって本当にいるのですか?

むしろ仕事にやりがいなんて不要なのではないでしょうか?

「いやいやいや!仕事にやりがい重要でしょ。だから私はいつまでたってもすぐに退職してしまうんですよ!」

それでは、仕事にやりがいは不要だという理由をお伝えしていきましょう。

仕事に悩んでいたり、やりがいを感じられずすぐに退職してしまうあなたは必見です。

仕事にやりがいがないと困る?

仕事にやりがいを求めている人はとても大勢います。

毎日会社へ出勤して働くのですから、仕事にやりがいを求めるというのも、とても納得できます。

仕事にやりがいを求める理由

1,充実した毎日を送りたいから

2,生きている実感が欲しいから

3,自分のやりたい仕事をしたいから

他にも仕事にやりがいを求める理由はたくさんあると思いますが、主にこれら3つの理由があるのではないでしょうか?

「やりがいのある仕事をしなければ生きている価値はない!」

実は、私も昔はそうでした。

しかし、仕事にやりがいを求めている限り、一生やりがいのある仕事に就くことはできないのです。

あなたの周りの友人や知人の人は、やりがいがないからと転職を繰り返してはいませんでしょうか?

もしかしたら、あなたも心当たりがあるのではないでしょうか?

仕事にやりがいがないからといって、いつ見つかるか分からないやりがいを求めて旅を続けていては、大変苦労してしまう人生が待ち受けてしまうことになってしまいます。

仕事にやりがいがいらない理由

「仕事にやりがいは必要でしょ!」

「やりたくないやりがいのない仕事するくらいなら働きたくないです。」

「やりがいがいらない?正気の沙汰とは思えませんな。」

一生懸命に自分のやりたい仕事のために頑張っている人や、今働いている会社の仕事がつまらないと感じている人にこの話をすると、往々にして大反発の意見が跳ね返ってきます。

それも当然のことで、自分の信じている価値観を否定されれば誰もが反発をします。

けれども、私は断言しましょう。

仕事にやりがいはいらないと。

例えばです。

やりがいを求め続けた結果、転職を繰り返してしまい気が付いたら47歳の契約社員になってしまった人。

自分のやりたい仕事をやりたいと頑張った結果、時間だけが過ぎ去っていってしまったのです。

この生き方をあなたは幸せだと感じますでしょうか?

食えない個人事業主から、せっかく正社員として転職できた会社の重要ポジションである経理部へ入社した44歳。

自信満々に働きに行ったものの、やりがいもなくやりたいことではなかったと3カ月で退職。

税理士を目指していて何とか税理士事務所に就職できた26歳の若者。

依頼主であるたくさんの企業からの税務書類の作成にやりがいを見いだせずに退職を決意。

この3つの事例ですが、私の周りで起こった事実です。

仕事にやりがいを求めていると、やりがいだけがあなたの中で物凄く美化されてしまうのです。

仕事が美化されるイメージ

  • 現在目指しているあの仕事なら幸せになれる
  • この業界ならかっこよく生きられる
  • 自分のやりたい仕事なら最高の生き方ができる

イメージと現実は100%違います。

仕事にはやりがいはいりません。

やりがいばかりを追い求めていると、どんな仕事も出来なくなってしまうことになってしまいます。

仕事はやりがいがなくてもいい

仕事はやりがいがなくてもいい。

これが、実は真実になります。

「やりがい必要でしょ?」

多くの人が仕事にやりがいを求めているのも事実です。

しかし、反対に仕事にやりがいを求め続けてしまって、苦しんでいるのも事実です。

仕事にやりがいを求めて苦しむ理由

  • やりがいという幻想を追いかけているから
  • 最初からやりがいは手に入らないから
  • 自分が本当にやりたい仕事をしていないと思い苦しんでしまうから

仕事にやりがいを求めている人からすれば、この苦しむ理由に理解ができません。

なぜならば、自分の好きな仕事で働いているイメージを持ち、やりがいという幻想を追い求めている状態だからです。

そもそも、やりがいとは…

やりがいというものは、仕事をすることであなた自身が精神的に満たされるある状態であることを指す。 仕事環境における成長意欲や達成感。または、充実感などの手応えを感じている状態。人によっては、悔しさなどの反骨芯・熱意などもやりがいに含まれる。

これがやりがいの本性です。

あなたが仕事をしていて、精神的に満たされるのには数年間の時間がかかります。

達成感なども、仕事を任せられるようになって初めて得られる感情です。

行っている仕事に充実感を感じられるようになるまでは、2年や3年間の時間が必要になってくるのです。

仕事のやりがいというものは会社が与えてくれるものではなく、あなたが働き続けた結果、手に入れることができるというだけのものなのです。

誰だって仕事を始めたばかりの頃というのは、慣れないことばかりでやりがいなんて感じられません。

やりがいが感じられるようになるまで働き続けた人だけが、手に入れることができるのがやりがいです。

最初から会社にやりがいを求めたり、仕事にやりがいを求めている他責思考では、一生やりがいという感情を手に入れることはできないのです。

仕事はやりがいがなくてもいいという、これが答えです。

仕事はやりがいとお金どっちを追い求める?

仕事をするうえで究極の選択の1つがあります。

それが、やりがいを取るかお金を取るかです。

本当に悩ましい問題なので、私も悩んでしまったことがあります。

あなたも1度くらいは、仕事はやりがいで選ぶか、それともお金で選ぶかで悩んだことがあるのではないでしょうか?

仕事はやりがいだという人の意見

  • やりがいがなければ楽しくない
  • 仕事にやる気を起こさせるのに必要
  • やりたい仕事だからやりがいを感じられる

仕事はやりがいが全てという意見をいう人は、これらのことが仕事において1番優先すべきことなのだと感じているわけです。

逆に、仕事はお金が全てだと思っている人というのは…

仕事はお金だという人の意見

  • 同じ時間働くなら給料が多い方がいい
  • やりたい仕事でも生活できなければ無意味
  • 給料が少なければやる気は出ない

「仕事というのはお金が全てなんだよ~!」

この様に話をする人は、かなり嫌われるのが現実問題として正直あります。

ただ、お金も大事です。

特に家族を養っていると、子供の将来のこととかも考えればお金はとても重要な要素になります。

「だったら仕事はやりがいを求めるのか、お金を求めるのか…どっちなの?」

答えは、お金です。

正社員だろうと非正規雇用のアルバイトはパートだろうと、スタートはお金からでいいのです。

あなたが経験のある職種で時給900円の仕事よりも、同じ職種の時給1100円の仕事があればそちらで働きませんでしょうか?

年収400万円の今の仕事よりも、全く同じ条件の年収500万円の仕事があれば応募しませんでしょうか?

実は、私も仕事にやりがいを求めて転職したことがあります。

  1. パートと同じ仕事をさせられる
  2. 営業よりも内勤は下に見られる
  3. 業務量が物足りない

これらのやりがいのなさという理由があって転職したのですが、1番の理由は年収の低さでした。

前職よりも年収が下がってしまったというのが1番の転職理由でした。

やりがいというのは、仕事をしていれば見つかるものです。

けれども、お金…給料というものは、最初の契約でほぼほぼ決まってしまいます。

ボーナスや昇給ピッチなど、ある程度は会社規定で決まっています。

仕事を続けていればやりがいというのは必ず見つかりますが、お金の問題は中々解決できない問題です。

まずは、あなたが納得できるお金を支払ってくれる会社探しからスタートするのが、実は本当の鉄板なのです。

まとめ

ここまで、仕事にやりがいはいらないということについてお伝えしてきました。

いかがでしたでしょうか?

あなたの考え方が少しは変わったのではないでしょうか?

そうはいっても、中々変わらない人も大勢います。

「仕事にはやりがいが必要でしょ!」

「やりがいがない職人人生なんて無意味っす。」

「毎日働くのですから、やりがいがないとねぇ。」

仕事にはやりがいが必要とこだわるあまりに、不幸になる人を何人も見てきました。

やりがいというのは、結局は自分次第なのです。

今任せてもらっている仕事に、自分なりに工夫できることがあったり責任感のある仕事なのであったり、達成感を感じられるのであればやりがいはあるのです。

しかし、お金は違います。

あなたの年収や昇給というものは、会社の契約ですべて決まります。

仕事にやりがいは不要!

やりがいよりも、あなたや家族が幸せになれる必要最低限のお金にこだわって仕事を選んでいきましょう。

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