転職活動をしていると、あるメールが届くことがあります。
スカウトのメールです。
それも頻繁にスカウトメールが来ることが多いです。
「〇〇の転職サイトからのスカウトメールがうざいんだよなー!」
「何でこんなにもエージェントはスカウトしてくるのかな?」
「数うちゃ当たるとでも思ってスカウトしているとしか考えられない!」
私にもスカウトメールが頻繁にきます。
友人にも転職スカウトメールが頻繁に来ているそうです。
転職活動において正直無視できない存在のスカウトメール。
怪しいと思いつつも、メールを開いていませんでしょうか?
「…はい。その通りです。」
怪しいと感じてしまう転職スカウトについてお伝えしていきます。
数々の実体験からの本当の事実をお伝えいたしますので、転職活動中のあなたにはぜひとも読んでみて下さい。
目次
転職スカウトが怪しいと感じるパターンとは?
転職活動をするときに多くの方が転職サイトへ登録をします。
ハローワークや求人雑誌だけで転職活動する時代はすでに終わっていますよね。
私もそうですが、いくつかの転職サイトへ登録をして求人を探します。
しばらくすると、いくつかのスカウトメールがきはじめます。
- 転職エージェントからのスカウトメール
- 企業の採用担当者からのスカウトメール
主にこの2つのスカウトメールがきます。
けれども、怪しいと感じるスカウトメールもあります。
「これ…本当に真剣にスカウトする気あるのかな?」
怪しいと感じるスカウトメールを紹介致します。
1,全く畑違いの仕事のスカウト
あなたが営業一筋20年だとして、転職サイト経由で来たスカウトの内容が生産管理でしたらどう感じますか?
あなたが経理一筋10年だとして、転職サイト経由で来たスカウトの内容がバイヤーでしたらどう感じますか?
他にも例を上げるとすると…
- デザイン制作しかやったことないのに配送の仕事のスカウト
- ドライバー職しかやったことないのに不動産営業のスカウト
- 物流管理職しかやったことがないのに専門学校の広報活動のスカウト
3つ目の例などは実際に企業の採用担当者から届いたスカウトメールです。
「本当に私のこれまでの仕事経験を見てオファーしてきているのか?」
不思議に思ってしまいますよね?
あなた様のご経歴を拝見し、ぜひ一度お話をさせていただきたいとご連絡をさせていただきました所存です。実は、今回の募集は広く公開を致しておりません。弊社が選考に選考を重ねてどうしても及びしたい方だけにご連絡致しました。ご興味をもっていただけるのでしたら大変嬉しい限りです。ぜひ、お会いしたいと考えております。あなた様のこれまでの経験は、弊社で活かせることだと思っております。
この様な内容のスカウトメールが実際に届いておりました。
私自身、全くの経験がない仕事なのですがね…
怪しさ満載です。
2,あまりにも遠距離の企業スカウト
あなたが現在、住んでいる場所からあまりにも遠い場所の企業からスカウトが来ることがあります。
「移住を考えながら福井県にある当社であなたのこれまでの経験を活かしていただけませんでしょうか?」
「面接確約メールです。ぜひお会いしたいと思っております。(広島県から)」
「ご家族と一緒に神奈川県へ来ませんか?」
この様なスカウトメールがくることが実際にあります。
これらは実際に、私のところへ届いた遠距離の企業からのスカウトメールです。
例えば、全国転勤がある企業からのスカウトでしたらOKです。
また、車で毎週末帰れるくらいの距離である企業からであっても大丈夫でしょう。
関東に住んでいるのに関西の企業からスカウトがきたり、または北海道や九州からの企業からスカウトがくる場合は怪しいと思ったほうがいいです。
遠方に住んでいる転職希望の経験者まで声をかけなければ、人がいないブラック企業の可能性が高いです。
転職エージェントからのスカウトで遠距離への企業を紹介された場合は、報酬が欲しいだけであなたと企業をマッチングさせればいいとしか考えていない場合も往々にしてあります。
あまりにも住んでいる場所からかけ離れている企業からのスカウトは、怪しいと思ったほうがいいでしょう。
転職サイトスカウトの仕組み
転職サイトのスカウトにはいくつかの仕組みがあります。
その仕組みをみてみましょう。
転職サイトからの自動送信メール
あなたのメールアドレスに届くスカウトのほどんどがこの仕組みです。
転職サイトのシステムが自動的にあなたの履歴書とマッチしているであろう求人情報を送ってきます。
多ければ毎日毎日送られてきます。
自動送信メールのスカウトは、あまり期待しないほうがいいでしょう。
転職サイトの担当者やエージェントからのメール
転職サイトで働いている担当者の方や、転職エージェントの方から直接メールでくるスカウトです。
あなたの登録してある履歴書や職務経歴書をみてスカウトしてきますので、自動送信メールに比べれば断然具体性のあるスカウトになります。
しかし、転職サイトの担当者やエージェントも仕事としてスカウトをしているわけです。
あなたの希望とは関係なく斡旋してくる場合も実は多いので、希望通りの職種に就けなく転職に失敗してしまう可能性も少なからずあります。
企業の採用担当者からのスカウトメール
企業の採用担当者からのスカウトメールは、転職サイトに掲載されているあなたの履歴書や職務経歴書を採用担当者が見て送ってきます。
プレミアムオファーやプラチナスカウトというものです。
自動送信メールなどとは違い、しっかりと企業の採用担当者の方が送ってきますので信頼できるスカウトになります。
この様なスカウトは、転職ができる可能性もとても高いのが特徴。
私も、プレミアムオファーなどをいただいたことが何回かあり何件かに応募したことがあるのですが、7割近くの企業から採用を頂いております。
企業の人事部などが転職サイト経由で送ってくるスカウトですので、全く怪しいということはありませんので安心してください。
ただし、実際に企業の採用担当者からのスカウトに応募し採用されたとしても、あなたに合った仕事内容かどうかは当然ですがわかりませんのであしからず。
まとめ
転職サイトからくるスカウトって怪しいのではないかということについてお伝えしてきました。
怪しい場合もあれば、怪しくない場合もあります。
特に自動送信メールのスカウトは、あまり信用しない方があなたのためになることでしょう。
転職エージェントからのスカウトメールも、五分五分で見ておいたほうが良いですね。
何故ならば、転職エージェントというのは自ら抱えている求人募集している企業案件を、成約してしまいさえすれば報酬が発生するからです。
たまたまあなたにピンポイントで合う求人案件でしたらいいのですが、全く合わない仕事の求人案件にエージェント経由で応募してしまい後悔している人も少なからずいます。
「だとしたらやはり転職サイトからくるスカウトは信用できない!」
あなたがそう思ってしまうのも無理はありません。
けれども、私はエージェント経由で現在のホワイト企業に転職できました。
結局は、あなた自身の判断も関わってきてしまうのが現状です。
怪しいかもしれない転職サイト経由のスカウト。
自動送信のスカウトは、怪しさ満点なのでスルーした方が身のためです。
しかし、転職エージェント…もしくは企業の採用担当者からのスカウトは耳を傾けてみても良いと思いますよ。
耳を傾けてからの判断でも遅くないですからね。
1979年生まれの就職氷河期世代の妻子持ち男のthelifeです。非正規雇用で数年間も働き続けた負け組であり、抜け出すために独立を考え行動するも挫折。それでも転職成功し現在はホワイト企業で働いています。年収240万円契約社員→大会社年商700億円へ転職成功→年商300億円医薬品ベンダー転職→大手商社系物流会社内定→残業の無いホワイト企業転職。実体験に基づく転職や人生の役立つ情報を提供しています。