幸せじゃない人、手を挙げて下さい。
はーい!
100人にこの問いかけをすると、意外や意外で30人くらいは手を挙げてしまったりするのではないでしょうか?
特に若い年代、20代の人達は手を上げる率が高いかもしれません。
「幸せとは何ぞや…?」
幸せを感じていない人の多くはこう考えることでしょう。
もしかしたらあなたも現在、幸せを感じていない状態でしょうか。
私も昔は、幸せを感じられない日々を送っていました。
けれども、現在は幸せを感じられています。
その大きな1つの要因が仕事です。
実は、仕事で幸せを感じられる人は人生でも幸せになれる確率が高いのです。
仕事を通じて幸せを感じることができるのです。
「本当ですか?仕事に苦痛しか感じられませんけど!?」
これから、仕事を通じて幸せを感じられるようになるにはどうすればいいのか、その方法をお伝えしていきます。
幸せをあまり感じられていないあなたはぜひともこの先を読んでみて下さい。
仕事と幸せの関係
仕事と幸せには関係があります。
これはもう断言しても良い位ですね。
ただ、反対意見が多く出てくるのも事実です。
「仕事が好きな奴なんていない!」
「嫌なことするから仕事なんでしょ?」
「生きるためにしょうがなく働いているのです。」
昔の職場の上司もそうでした。
とにかく仕事が嫌いな上司でした。
だから毎日が幸せではなく、365日お酒を飲んでストレス発散していました。
お酒でストレス発散が実際にはできるわけではなく、さらにストレスを抱えて不幸せの負のスパイラルに陥っていました。
そんな上司を見ているこちらも負の影響を受けてしまうんですよね。
仕事と幸せには関係があります。
1日の3分の1を仕事の時間に割いているわけです。
かなりの時間ですよね?
そのかなりの時間を割いている仕事が楽しくない、もしくはやりがいが無ければ人生も幸せにはなりません。
実は、ここを分かっていない人がとても多いのです。
「仕事というのは生きるためにしょうがなくするもの。」
悲しいかな…
人生を歩んでいる割と多くの人がこの様に思っています。
私自身も20代の頃は生きるためにしょうがなく働いていたので分かります。
20代は幸せではありませんでした。
何故ならば、仕事が幸せに結びついていなかったからです。
仕事が充実していなければ、人生は幸せにはならない現実が実はあるのです。
仕事が楽しいのは幸せである
仕事、楽しいですか?
「楽しくなんかないよ。仕事なんだもの!」
「仕事が楽しい人なんているのですか?」
「楽しくないから仕事をしてお金を稼げているわけでして…」
この感情とは真逆に仕事が楽しいと感じている人も実は大勢います。
仕事が楽しいと感じる理由はいくつかあります。
仕事が楽しいと感じる理由
- 結果を評価してもらえるから
- 自分の裁量で仕事が進められるから
- 責任ある仕事を任せてもらえているから
やらされている仕事に幸せは感じられません。
あまり責任感の無い重要ではない仕事ばかりやらされていて幸せは感じられません。
責任ある難しい仕事だからやりがいを感じられる。
悩んだり苦しんだりすることもありますが、クリアーできたときの達成感は何ともいえません。
仕事が楽しくなる瞬間です。
1日の大半を過ごす仕事に楽しさを感じられるようになると、幸せを感じられるようになります。
仕事をしていて幸せを感じられれば、人生もハッピーになりますよね?
多くの人は仕事に幸せを感じられていません。
自分が働いている職場での仕事がアンマッチしてしまっているのですね。
要するにあなたと仕事が合っていないのです。
あなたと仕事がベストマッチしてしまえば、これほど仕事が楽しいと感じることはありません。
仕事があるのも幸せである
仕事に幸せを感じられないあなた。
そして、仕事などというものから幸せなど導けるはずがないと思っているそこのあなたへ。
仕事があるのも幸せなことなのですよ?
「いやいや!何をいっているのさ~。そんなはずはないよ。」
「仕事は苦痛以外の何物でもないです。」
「辛いから対価として給料が貰えるのでは?」
私が若い頃に働いていた職場の上司がこれに全て当てはまっていました。
考え方自体がこの様な思考で働いていました。
「俺は仕事なんて大っ嫌いだなぁ~。」
そんな上司が転職をし、転職先の人から以前の職場に戻りたいとひっきりなしに話しているということを聞きました。
人によっては仕事のアンマッチも確かにあります。
自分と合わない仕事をしていれば、誰だってパフォーマンスを発揮することはありません。
パフォーマンスが発揮できなければ、仕事を嫌いになってしまうのも無理はないのですが…
仕事があるということだけでも…正社員として働けているというだけでも幸せなことなのです。
仕事があるのも幸せな理由
- 安定して収入があるから
- 失業して路頭に迷っていないから
- 正社員であれば福利厚生が充実している
- 時代によっては就職が難しいときがある
- 社会貢献をしている実感
就職氷河期世代の私は、本当に正社員として働けていることがありがたいですし、何より自分がパフォーマンス発揮できている職種で働けていることに幸せを感じています。
突然仕事を失うことだってある昨今。
仕事があるということだけでも幸せなのです。
働くことを通じて幸せを感じる人の割合とは
働くことで幸せを感じることができる。
仕事…働くことで幸せを感じることができる人の割合というのは、そもそもどれくらいいるのか気になりますよね?
結論からお伝えしましょう。
パーソル総合研究所というところが、世界18か国を対象に働くことで幸せを感じるか調査したところ、日本は最下位だったそうです。
「ほれ見たことか!」
「日本人はしょうがないですよ。」
「労働は苦痛ですから。」
仕事を好きという人は、日本人にはあまりいないかもしれません。
働くことで幸せを感じるという人も、日本人にはあまりいないでしょう。
昔の職場の上司などは、本当に仕事が嫌いでした。
後輩たち数名も、働くことに幸せなど感じていない態度でした。
パーソル総合研究所が調査した世界18カ国の中でも、1番働く幸せを感じる人の割合が多かったのはインドの92.6%です。
次にインドネシアが90.5%、フィリピン90.1%と続いていきます。
日本は49.1%と最下位。
日本の幸せを感じる数字が低い理由として…
日本企業の「権威主義・責任回避」体質、就業者の「寛容性」が低いこと、学習投資をしても仕事や働き方の選択肢が広がらないといった要素を挙げている。
これが理由だそうです。
最下位の日本でも49.1%の人は、働くことに幸せを感じているわけです。
約半分の日本人は、働いていれば何かしらの幸せを仕事に感じているということになります。
世界と比べると少ないのかもしれません。
課題はいくつもありますが、それでも職場で働いている半分の従業員が幸せを感じているのです。
「失業中は、生きている気がしなかったよ。」
「1日何もすることが無い人生は不幸せです。」
「職場で必要とされているから幸せなんだよね!」
全く働いていないニートの時期を1年間過ごしたことがありますが、本当に生きた心地がしませんでした。
不幸せそのものです。
同じ経験をしたことがある友人や知人も全く同じ感情だったそうです。
働けているということは、紛れもなく幸せなことなのです。
働くことに幸せを感じている日本の49.1%という数値を、もっと伸ばしていけると良いですね。
まとめ
ここまで仕事で感じられる幸せについてお伝えしてきました。
仕事は正直大変です。
ノルマに追われていたり、激務で大変だったりします。
仕事で1番大変なのは、人間関係です。
職場の人間関係もありますが、取引先など社外の人間関係も大変です。
「だから仕事で得られる幸せなんてないのですよ。」
けれども、ここでお伝えしてきたことは事実です。
人生の大半の時間を過ごす職場。
1日最低でも8時間働き、1日の3分の1の時間を過ごす職場。
職場であなたが担当している仕事に、幸せを感じられなければ人生面白くないです。
仕事を通じて幸せを感じられないのでしたら、あなたが幸せを感じられる部署で働いていない可能性が高いです。
部署を異動しても仕事から幸せを感じられないのでしたら、転職も視野に入れて行動をしていきましょう。
仕事から幸せを感じられることは、生きていく上でとても重要なのですから。