同情するなら金をくれ…じゃなくて副業をさせてくれー!
一昔前までは、企業では副業が禁止されているところが多かったです。
多かったというよりは、ほとんど全ての企業で正社員として本業があるにもかかわらず、副業をすることはできませんでした。
それが昨今、副業を解禁している企業が増えてきました。
某大手自動車メーカーのトップが「終身雇用は無理」などと発言をしたことから、一社でずっと働き続けることも難しい時代です。
このことからも大手企業でも社員に副業することを認め、他で収入を得てくれと推奨する企業がとても増えました。
そういう私が勤務している会社も、副業OKです。
「副業しろって簡単にいうけどさ、一体何をすればいいの?」
その様に悩んでしまう人もとても多いでしょう。
そして実は私、サラリーマンしながら副業をしています。
起業しているといってもいいくらいの副業をしています。
それでは、本業以外に副業でどの様に収入を得ていけばいいのか、お伝えしていこうと思います。
収入アップに興味のあるあなたは、必ず読んだ方がいいと思いますよ。
目次
副業しないと生きていけない…やばい
数年前に比べて、個人の支出って増えているってご存じでしょうか?
例えば車。
車のディーラーさんに聞くと、数十年前に比べると現在の方が車の値段は上がっているそうです。
それもそのはずで、昔は大衆スポーツカーというものが各メーカーから販売されていましたが、現在では当時のスポーツカーを買う値段で軽自動車の新車と同じくらいの値段になっています。
車に必要なガソリンも価格が上がっていますし、何よりスマートフォンやインターネット接続にかかる毎月のお金も当時はなかった支出です。
年金などの税金も年々増えています。
それとは引き換えに、私達の給料は時代に合わせて増えていません。
老後に必要なお金も足らないし、この先どうやって生きていけばいいのかと悩んでしまいますよね?
日本の少子化は、少なからずお金の影響もあるのだと思います。
かつての日本は、夫が働き妻は家を守るというのがスタンダードでしたが、今では共働きがスタンダードになってしまっています。
そのことからも、本業以外の時間を使って副業を推奨する企業が増えてきたのだと思います。
「弊社だけの収入で社員の皆を幸せにできません。ですので空いている時間で副業してください」
と企業が認めたのです。
これからの時代は、副業をしていかないと生きていけない…わけではないですが、副業をしないと生活するのが難しくなってくる時代がスタンダードになってくるでしょう。
副業はした方がいいのか?
副業はした方がいいのかと悩んでいる人がほとんどなのだと思います。
本業の仕事を1日8時間から多い時で12時間、12時間働かなくても通勤や帰宅の時間などを合わせれば半日を本業に消費してしまっている人がほとんどです。
それだけの時間を本業に割り当てていて、残った時間を副業に使うなんて疲れてしまうと思う人が実際はとても多いことでしょう。
「給料は少ないけど、本業でへとへとなのに副業何て無理!」
「副業やる技術何てないよー」
「収入は増やしたいけどね…」
副業をするということは、それに時間をかけなければいけないということです。
私自身、副業をしていますが必ずしもオススメはしていません。
先程もお伝えしましたが、これからの時代は本業の企業自体が副業を認めてしまっている時代です。
それだけ企業も従業員を必ずしも定年まで養っていける自信がないということです。
ですが、やはり副業をするにも体力や知識、技術が必要になってきます。
ただ単純に、副業をした方がいいのかしない方がいいのかとどちらかを選択するのであれば…
できることなら副業はした方がいいというのが結論です。
会社だけの収入をあてにする時代は終わっています。
会社から得られるメリットを享受しながら、副業によって自分自身で稼げるスキルを身につけるのもこれからは必要になってくるでしょう。
副業はおすすめしないといわれるわけ
ところで、あなたがもし副業を始めようと思っているのでしたら、必ず足を引っ張る人物が現れます。
これ何か新しいことを始めようとすると必ずこういう人物が現れるんです。
しかし、副業をあなたが始めようとするとあなたが思う以上におすすめしないという声を聞くことになるかもしれません。
「副業するの?おすすめしないよ。」
「俺の知り合いで副業系の商材買わされて騙された人いるよ。」
「副業して疲れるくらいなら本業頑張ればいいじゃん。」
こんな感じでしょうか?
私自身、本業と掛け持ちで副業をしていますが、誰からもおすすめしないといわれたことはありません。
というより、誰にも話しませんでした(笑)
よく副業をおすすめしない理由としては、本業に支障をきたしてしまったり、少ない時間を使ったり休日を返上して働かなければいけないからです。
また、副業禁止の企業で働いている場合は、本業にバレてしまうリスクもあるのでおすすめしないともよくいわれます。
しかし、私の経験からいうと確かに時間を犠牲にしなくてはいけないことが多いです。
1日8時間働いてきて、自宅へ戻ってきて在宅副業なのですが、2時間から多い時で3時間は副業に時間を使います。
現在やっている副業が忙しいシーズンだけですが、1日に本業と合わせると平均して12時間から13時間は働くことになります。
また、他におすすめしない理由としてよくあるのが、在宅系の副業で労働の割に単価がとても安い仕事に飛びつく人がとても多いです。
自宅で手軽にできると思ってランサーズやクラウドワークスで仕事を請け負うと、とても割に合わない場合があります。
私も1度とても働かされ、とても単価の安い仕事をやらされてしまった経験があります。
副業はこれからの時代に必要になってくる人が多くなってきます。
副業をおすすめしないのは、労働時間が増えてしまい心身ともに疲れてしまうのではないかということと、在宅系などの自宅で簡単系の仕事で割に合わない時間を過ごしてしまう可能性があることからです。
副業といっても何してる?
副業を始めたいと思っても、一体何を始めたらいいのかわからないという方が多いのではないでしょうか?
自宅にいながらインターネット経由で仕事を受注して納品する副業だったり、休日を使ってお店をやってみたりまたはアルバイトへ行ったりなど。
他にも株式投資のコツややり方を教えている人も知人にいます。
何をやってもいいんです。
あなたが提供できる何かを提供して、その対価として収入を得ることができればそれは立派な副業です。
本業の他にもアルバイトで働くことだって副業なんですよ。
「あ、アルバイトで働くことも副業なんだ。」
意外かもしれませんが、アルバイトだって立派な副業です。
オークションサイトなどでいらないものを販売して収入を得たって副業です。
短い時間を活用して他人のために時間を使い、お礼として収入を得られればそれも副業です。
あまり悩まずにあなた自身ができそうなところから始めてみましょう。
在宅でできる副業がオススメ
「そうはいってもなー。本業の後にアルバイトに行くのも嫌だし。でも副業で収入が得たいし…」
確かに本業でへとへとになった後にアルバイトって辛いですよね?
私も昔はよく妻からアルバイトをして収入を増やしてなんていわれていましたけど、疲れた身体で働きに行くのがとても億劫で嫌でした。
そこでおすすめの副業があなたの自宅でできる在宅の副業です。
実は、私が行っている副業が在宅です。
何をやっているのかというと、ネットショップを運営しています。
商品を仕入れて売れた商品を自分で発送するネットショップではなく、仕入れ先に発送してもらうシステムを組んで無在庫で運営しているネットショップです。
ここまでしっかりとしたネットショップを運営するのは技術的にも若干ハードルが高いのでデメリットです。
在宅副業の中でも私が1番オススメするのがネットショップやインターネットを活用した物販です。
そもそもなぜおすすめなのかというと、物を売るというのは誰だって出来るからです。
人々が欲しがっている売れる商品を仕入れて、販売をするだけで売れるのですから誰だってできます。
しかも在宅ででき、収入も得られます。
ランサーズやクラウドワークスで募集している技術系の在宅仕事、例えばグラフィックデザインやプログラミングなどは技術職なので出来る人が限られてしまいます。
本業でそれらの技術を磨いてきた人らならばいいのですが、技術もない普通の人が副業で収入を得るには断然物販がおすすめです。
技術を1から身につけようとしたら時間もかかってしまいます。
本当に物販はおすすめです。
物を仕入れて売る場所というのは、インターネット上いくらでもあるんです。
Amazonで販売してもいいですし、ヤフオクで販売もできます。
最近では、メルカリやラクマなどのフリマアプリでも販売できますよね?
私もAmazonやメルカリでも販売して収益を得ることができました。
物販は本当にオススメです。
まずは手ごろなところから、物販を始めてみてはどうでしょうか?
そもそも副業とはなにか
副業をこれからの時代、行っていたっ方がいいのは分かったと思います。
しかし、そもそも副業ってなにかというところが実際のところしっかりと認識されていません。
「本業以外に働いていれば副業なんでしょ?」
確かに分かりやすくいうとのその通りで、まさに副業とは、本業以外の仕事で収入を得ることを指します。
他の呼び方ですと兼業やサイドビジネスなどとも呼ばれていて、雇用形態によってアルバイト、在宅ビジネス、内職などの形があります。
よく日本では副業が禁止されていると解釈している人がほとんどだと思います。
実は、日本だからといって明確に法律で副業が禁止されているわけではなく、本業で働いた後の時間の使い方はあなた個人の自由なのです。
国としても2018年1月に厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成しました。
これによって「モデル就業規則」から副業禁止の規定を削除したのです。
モデル就業規則が改定されるまで、労働者の遵守事項に「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という規定がありましたが、これを削除し新たに「副業・兼業」という章を設けて以下のような条文を厚生労働省が追記しました。
第14章 副業・兼業
(副業・兼業)
第67条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。
2 労働者は、前項の業務に従事するにあたっては、事前に、会社に所定の届出を行う ものとする。
3 第1項の業務に従事することにより、次の各号のいずれかに該当する場合には、会 社は、これを禁止又は制限することができる。
① 労務提供上の支障がある場合
② 企業秘密が漏洩する場合
③ 会社の名誉や信用を損なう行為や、信頼関係を破壊する行為がある場合
④ 競業により、企業の利益を害する場合
このことを受け、副業を解禁する会社が少しずつ増えてきたということです。
ですが、まだ多くの会社では就業規則で副業を厳禁としているところも少なくなく、仮にあなたが働いている会社で副業が許可されていたとしても、事前に承認を得る必要がある場合のありますので注意が必要です。
本業の会社とのトラブルを防ぐためにも、自社の就業規則は必ず確認した方がいいと思います。
とはいっても、この副業を解禁している昨今ですから仮に許可なく副業をしていたとしてもあまりとがめられることはないでしょう。
まとめ
老後にもある程度のお金が必要になってきます。
結婚して子供ができ、お金がかかるようになってくると貯金をすることすらできなくなってくるのが現実です。
本業での終身雇用で老後安定した生活が送れますでしょうか?
とはいっても日本でも終身雇用が崩壊し始めています。
副業で収入を得ることで少しでも老後の心配が無くせるのでしたら、副業を始めない手はないでしょう。
子供の教育費もかかってくるのでしたら、副業をした方が断然いいです。
夫だけが働いていい時代から、妻も働かなければいけない共働きになり、そして副業をしていった方がいい時代に変化しました。
あなたに合った副業を見つけ、副業によって幸せな人生を築いていきましょう。