「俺の将来は一体どうなるんだろうか?」
「私の青写真が全く見えないんですけど。」
「不安しか感じられないよ。将来のことを考えてしまうと。」
誰もが自分の将来に不安を感じて生きています。
正直にいいましょう。
それが正常な状態です。
人間とは、誰しもが将来に漠然と不安を感じて生きているものです。
しかし、それでも人間とは弱い生き物です。
不安を消し去ることが中々できないものなのです。
そんな将来の不安を考えすぎてしまうあなたへ。
私も20代の頃は将来が不安過ぎていつもネガティブな気分になっていました。
けれども現在、そんな私でも多少の不安は少なからずありますが、気分が落ち込むようなネガティブな感情というのは、ほとんどなくなっています。
そんな将来の不安を考えすぎてしまうあなたへの解決方法はたったの1つだけです。
不安な将来に苦しんでいるあなたへお伝えします。
ぜひとも、これから先の解決方法を読んで下さい。
将来に不安しかない
将来に不安しか感じていない人。
そんな人に対してポジティブな方は、この様にアドバイスをしたりします。
「先のことなんて分からないんだから気楽にいこうよ!」
「今を楽しめていればそれでいいじゃん?」
「将来の不安ばかり気にする時間がもったいないよ。」
今を楽しもうとか、気楽にいこうとかそんなアドバイスをしてきます。
ただし、ここでそんなアドバイスをする人にも警鐘をお伝えしなくてはいけません。
そんなあなたも、将来に不安が100%ありますよね?
「私に限って将来に不安などありませんよ!」
どんなにポジティブに生きている人であろうと、どんなに気楽にその日暮らしをしている人であろうと、将来に不安がない人は100%いません。
人間という生き物は、誰もが将来に不安を感じながら生きているのです。
人が将来に不安を感じること
- 老後の生活
- 仕事が安定しているか
- 結婚できるか
- 子供を養っていけるか
- 身体を壊して倒れないか
これらのことは、誰もが不安に感じます。
特に、年齢を重ねれば重ねるほど感じてきます。
人には、それぞれの年代によっても将来の不安が付いて回ります。
【年代別】将来の不安
- 10代の頃は、学校へ進学できるのかという不安
- 20代の頃は、人生このままでいいのかという不安
- 30代の頃は、子供のことや老後の不安
- 40代の頃は、もっと違った生き方ができたのではないかという不安
- 50代の頃は、…という不安
「将来には不安しかない…」
その様に将来には不安しかないと感じている人もいるでしょうが、日常に楽しみを感じている人でも将来には少なからず不安を感じているものです。
ホワイト企業で働いている私や、全国チェーン店の仕事を請け負っている子会社に勤めている友人も、ラーメン店や美容院で独立した一国一城の主の友人達も、私の周りにいる誰もが将来に不安を感じながら今でも生きています。
将来に不安しかないという状態は、人として当たり前の状態なのです。
将来のことを考えると涙が出る
不安な感情を常に抱え込んでしまうと、身体にも変化を起こしてしまいます。
- ストレス
- 体調不良
- 自暴自棄
特に将来の不安を考えてこんでしまっている状態だと、毎日がネガティブな感情に支配されてしまいます。
そのため涙が出てきてしまったりすることがあります。
私もありました。
就職氷河期世代ということもあり、まともに正社員として就職できなかった当時。
就職できそうな企業は全てブラック企業。
ちょうど、就職氷河期世代のこの頃から仕事量に対して待遇が悪かったり福利厚生の悪いブラック企業が増えてきた気がします。
非正規雇用で働いていたので将来のことを考えるとネガティブなことばかりでした。
「俺の将来ってどうなってしまうんだろう。なんかどうでもよくなってきた…」
家で一人お酒を飲んでいると涙が出てくることが結構ありました。
もしあなたが将来の不安から涙が出る状態であるのでしたら、逃げれる場所を見つける必要があるサインです。
現在の仕事の将来が不安
「将来的にうちの会社って大丈夫かな?」
「毎年売り上げが下がってきている…」
「メイン取引先が1社ってなんだかな~。」
誰もが働いている会社の将来に不安を抱えながら生活している人がほとんどです。
余程の大手企業ではない限り、自分の仕事の将来が不安なのは当たり前です。
日本で働いている人の9割近くは、中小企業で働いています。
私が現在働いているホワイト企業も中小企業になります。
- メイン取引先は1社
- 売り上げの9割は1社から
- 1社のためだけの仕事をする
現在の会社以外にも、昔働いていた年商700億円の企業である大会社でも、取引先は小売り最大手の1社だけでした。
誰もが自分が働いている会社の仕事に将来的な不安を抱えています。
正直にいいましょう。
仕事の不安を話し出したらキリはないのです。
「将来、この仕事がこの先も続けられるかどうか不安だよ!」
時代というものは、刻一刻と変化していくものです。
現在の仕事が将来的に不安だろうと何だろうと、時代の変化に合わせて生きていくしかないのです。
将来の不安は考えすぎているだけという現実
将来に不安を感じている人のほとんどが、考えすぎているだけということがほとんどです。
あなたもそんなことないですか?
考えすぎている将来の不安
- 会社が倒産しないか
- 定年まで正社員で働けるか
- 年金はしっかりともらえるのか
- 結婚できるのか
- 子供をしっかりと大学まで行かせられるのか
- 老後に備えてしっかりと貯蓄できているのか
- 事故や病気で大変なことにならないか
- 両親が大変なことにならないか
- 孤独になってしまわないか
- 非正規雇用で人生終わってしまわないか
人生の不安、将来の不安を上げていけばキリがありません。
そして将来の不安というものは、考えすぎである場合がほとんどです。
「結婚できずに将来孤独になってしまうかも!」
結婚するために行動すればいいだけです。
「事故にあって働けなくなったり、病気になってしまったら…」
普段の生活を気を付ければいいだけです。
「40代後半だけど、このままずっとフリーターなのかな?」
自分の好き嫌いは置いておいて、できそうな正社員の求人に応募しまくってください。
私も20代の頃は、将来に対して不安しかありませんでした。
- 非正規雇用の仕事にしか就いたことがない
- 貯金はゼロ
- 車も親のものを借りている状態
- 彼女もいない
- やりたい仕事も見つからない
将来には不安しか感じられず、出口のない迷路に迷い込んでしまったような感じでした。
けれども現在は、家庭を持ちホワイト企業で働いています。
将来の不安を抱えている人へ。
人生というのは、あなたが思っている以上に何とかなるものです。
将来に不安を感じるのはみんな同じ
将来に不安を感じていると、毎日悩んでしまいませんか?
私も20代の頃は、特にそうでした。
「就職氷河期世代の将来って一体どうなるんだろう?」
周りの友人達も悲観していました。
「非正規雇用の仕事しかない!こうなったら手に職付けて独立目指そう。」
当然ですが、簡単に目指せるわけではありません。
「このまま結婚もできずにたった1人で貧乏な老後を迎えるのか!」
中古の車すら買えない状況でした。
自分だけがとても不幸で、将来に不安を感じていると思っていました。
きっとあなたもそうなのではないでしょうか?
しかし、誰だって将来は不安を感じるものなのです。
何故、不安を感じるか。
将来ってどうなるか分からないからです。
どうなるか分からないこと
- 会社が存在しているかどうか
- 結婚して家庭を築けるかどうか
- 長生きできるかどうか
- 子供が結婚できるかどうか
- お金に困らないかどうか
- 嫌な人間関係に悩まされないかどうか
このうちのどれか1つでも心配したことは誰もがあることでしょう。
けれども、将来どうなるか分かりませんよね?
人間というのは、誰もが将来分からないことに対して不安になっているのです。
正直にいいましょう。
ホワイト企業で現在働いていて副業の収入もあり、子供2人いて家庭を築けている私だって未だに将来の不安はあります。
20代の頃に比べれば、相当不安は軽減されましたが少なからず不安はあります。
「夏1.5冬1.5。そして決算のときの1ヵ月分の賞与で何とか生活費の赤字を補填できているな。」
「若い頃に比べて身体も衰えてきた。処方箋を毎日飲むようになってしまったよ。」
「単身赴任で働いているけれど、本当にこれで良かったのか?」
将来の不安は、上げればキリがありません。
そして、将来に不安を感じているのは、あなただけではなくみんな同じなのです。
将来の人生設計なども非常に大事ですが、今現在を幸せに生きることも非常に大事なのです。
将来に不安を感じない人間など、世界中探してもいません。
逆にもしいたら天然記念物並みの希少性です。
人生というものは、成長すればするほど自然と将来に不安を感じるものです。
将来に不安を感じるのが、普通の状態なのです。
まとめ
ここまで将来の不安を考えすぎてしまうことについてお伝えしてきました。
結論からいうと、誰だって将来は不安なのです。
- お金
- 家族
- 友人
不安に感じることを挙げていけばキリがないことでしょう。
あなただけではなく、あなたの周りにいる友人や知人、職場の人達も将来に不安を抱えながら生きているのです。
将来の不安を取り除くことはできません。
しかし、将来の不安を考えすぎてしまうことは軽減できます。
安心を7割、不安を3割のバランスで生きてみてはいかがでしょうか?
不安があるから人間は頑張れる。
安心があるから前へ進める。
不安も安心も両方のバランスが大事なのです。
将来に対する不安だって人生には必要なのです。
バランスよく生きていく習慣を身につけましょう。
1979年生まれの就職氷河期世代の妻子持ち男のthelifeです。非正規雇用で数年間も働き続けた負け組であり、抜け出すために独立を考え行動するも挫折。それでも転職成功し現在はホワイト企業で働いています。年収240万円契約社員→大会社年商700億円へ転職成功→年商300億円医薬品ベンダー転職→大手商社系物流会社内定→残業の無いホワイト企業転職。実体験に基づく転職や人生の役立つ情報を提供しています。