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転職

転職回数が多すぎて不採用!?転職回数が多いと面接に受からないのは本当なのか?また転職回数の平均は?

「いやぁ~、あなたは色々なご経験をされてきているんですね~!」

などと面接の場面で面接官からこの様にいわれた場合は、間違いなく転職回数が多すぎてこの人は大丈夫かということを伝えてきています。

転職が当たり前になっている昨今の日本ですが、それでもまだまだ古い考え方は残っています。

最初に就職した会社で定年まで勤める、もしくは1回2回の転職はしてもしょうがないとしても1社で長く働いている経験がある。

まだまだ企業によっては転職者に対してあまり良い印象を抱かない企業も少なからずあるのは事実です。

実際に私もある面接で転職回数についていわれたことがあります。

「そこまで言うなら書類選考を通さなければいいじゃないか!遠くからわざわざ車で来てんのにさ…」

そんな風に思ってしまった面接が一回だけありました。

転職回数が多すぎてしまうと、本当に不採用になってしまう可能性は高いのでしょうか?

会社都合で転職回数が多くなってしまった私や、友人の実体験を元に世間一般でいわれていることも交えながらお伝えしていきます。

転職回数が多くて悩んでいるあなたは、ぜひ読んでみて下さい。

そもそも転職回数が多い理由

転職回数が多い人というのは、そもそもなぜ転職回数が多くなってしまうのでしょうか?

3回とか5回とか、またはそれ以上に転職をしてしまう人の心理って一体何なのでしょう。

転職回数が多くなってしまう理由の多くは、会社に対する不満と人間関係です。

不満と人間関係という理由しかないのではないかというくらいに、会社に対する不満と職場の人間関係が転職回数を増やしてしまう理由でしょう。

会社への不満というのは、休日日数が少なかったり給与が少なかったりなど。

自分だけに対して業務量が多かったり、給与に対して仕事量が割に合わなかったりすると離職につながってしまいます。

また、職場の人間関係というのはどう頑張っても良くならないものです。

人というのは、絶対に変わることがありません。

ましてや会社で多く働いている30代や40代の年齢の人というのは、嫌な性格をしていたり怠け癖がある性格をしていて上司などから注意をされても絶対に変わりません。

人間関係の解決方法は部署の異動などで解決できる場合もありますが、中小零細企業では働いている従業員の人数も少ないため、部署の異動をすることができない場合も多くあります。

社内で人間関係の解決ができなければ、転職をするしか解決はできません。

主に会社への不満や職場の人間関係の悩みで転職回数が多くなってしまうのですが、これらの悩みはどこの会社へいっても存在する悩みです。

転職回数が多い人というのは、いつかはこれらの悩みが解決できると思い転職を繰り返してしまっている場合が多いのです。

「次に転職する会社では待遇も人間関係も良くなるはず。」

いつかはどこかで良い意味で諦めないと、いつまでたっても理想と現実の狭間で悩んでしまうことになってしまいます。

転職回数が多いと面接で不利?

「しょうがなく転職してきて転職回数が増えてしまったのだから面接で不利になることないよね?」

結論からいいますと、悔しいですが不利になります。

転職回数が増えてしまったのはしょうがないと思っているのはあなただけです。

面接官は、そんなこと全く思っていません。

誰だって面接時に転職回数が多ければ聞いてきます。

「なぜ、転職してきた回数が多いのですか?」

「転職して1年ですが、再び転職しようと思ったのはなぜですか?」

「弊社で採用になった場合、長く働けますか?」

求人を募集している企業というのは、どこの企業でも実力があり長く貢献してくれる社員を採用したいと思っています。

長く企業へ貢献するということは、長く働いてくれるかどうかということです。

企業としては、採用活動にもお金がかかっています。

ハローワークなどは無料で求人を掲載できますが、求人サイトなどではお金がかかります。

求人サイト経由で採用が決まれば、採用者の年収の30%は手数料で支払はなくてはいけません。

お金以外にも、採用するうえで担当者の時間や面接のセッティングなど、色々と準備をしなくてはいけないわけです。

もしあなたの転職回数が多ければ、再びすぐに辞めてしまうのではと思ってしまうのも無理はありません。

企業としては、採用した人間がすぐに辞めてしまっては困るのです。

せっかく仕事を教えても、1年や2年で辞められてしまってはもったいないですよね?

そして、転職回数が多くなってしまった余程の理由がない限りは、面接で転職回数の多さが有利に働くことはありません。

不利な面接になってしまうのは、致し方のないことなのです。

転職回数が多いと面接での自己紹介は困ってしまう

転職回数が多いと一番困るのが、自己紹介ではないでしょうか?

といいたいところですが、実はそれほど自己紹介は困りません。

なぜならば、自分のこれまでの経験と採用されたときにどの様なことで貢献できるかを伝えればいいのですから。

「そうはいっても経験を伝えるとなると、これまでの会社のことも話さなくてはいけないのでしょ?」

これが大きな間違いです。

あなたが働いてきた会社のことではなく、あなたが培ってきた仕事での経験を自己紹介で話せばいいだけです。

ちなみに、私は転職回数が5回あり5社で働いてきましたが、自己紹介をしてくださいと言われた面接は1回だけです。

転職活動中に不採用になってしまったり、採用されたけど辞退したものも含めれば3回自己紹介してくださいと言われました。

数十社と面接を受けてきた経験上、自己紹介をお願いされたのは約半分くらいです。

自己紹介の良しあしで採用が決まるということは、正直あまりないのではないかと思っています。

経験上、これは採用されるなという面接は肌で感じます。もう採用したいという雰囲気で面接官も話してきますから。

ですので、転職回数が多いからといって自己紹介に困ってしまうことはありません。

しかし、転職回数が多いということに関しては必ず質問されるので注意してください。

面接時の自己紹介よりも、転職回数が多いということに対しての質問をどの様に答えてかわしていくかという方が重要になってきます。

転職回数が多い 20代

あなたが20代で転職回数が多くても、あまり困ることはないでしょう。

なぜならば20代というのは、若さというとてつもない強力な武器があります。

どの様な会社でも20代という若い人材は欲しがるものです。

「新卒で入社したらブラック企業でした。」

その様な若い転職者はたくさんいます。

さらには昨今の人手不足も相まって、どこも求人に力を入れている企業がたくさんあります。

時代によって売り手市場になったり買い手市場になったりすることはありますが、やはり若い20代というのは武器になりますので安心してください。

ただし、それでも転職回数が多ければ必ず面接で質問はされます。

また、若いゆえに理想の職場イメージが高すぎるのではないかとも思われてしまうこともあります。

20代という若さが武器になり、転職回数が多少多くても気にならないかもしれませんが、転職活動時にはしっかりと面接時の準備などはした方がいいでしょう。

転職回数が多い 30代

30代で転職回数が多い場合でも20代とまではいきませんが、まだ企業からしても仕事に貢献してくれると思われれば大丈夫でしょう。

あなたの培ってきたスキルが求人を出している企業とマッチングすれば、転職回数が多くても採用される可能性は高いです。

私自身も39歳の時に転職をしました。

それも4回目の転職でしたが、入社を決めた企業の他に年収約500万円で内定を頂いた東証1部上場企業の関連企業もありました。

求人サイトに登録してある履歴書や職務経歴書にも転職回数が3回と書いてあっても、企業から直接来るオファーも4件ほどありましたし30代は、企業の求めているスキルがあなたとマッチしていれば普通に転職できる年代です。

ただ、30代でも転職回数がとても多すぎる場合は厳しい現実が待っているかもしれません。

私の元同僚で、転職回数が履歴書に収まりきらないくらいの同僚がいましたが、面接時にやはり心配されたそうです。

結局は1年も経たないうちに退職してしまったのですが、やはりなというのが上層部の思いだったそうです。

いくら転職回数が多くても、転職しやすい年代である30代。

そうはいっても、履歴書に書ききれないほどの転職回数があると面接官からは仕事を続けてくれるのか不安に思われてしまうのも無理はありません。

その様な方は、しっかりと転職する時に準備を怠らない方がいいでしょう。

転職回数が多い 40代

40代で転職回数が多く、それでも再び転職活動を開始して他社へ転職したいと行動する人もいらっしゃいますが、かなり難しいのではないでしょうか。

私も以前、転職エージェントに話を聞いたことがあるのですが40代というのは正直、普通に転職するのも難しくなってくる年代です。

転職回数が多くても20代は若さだけで乗り切れますし、30代は経験してきたスキルとまだ伸びしろの可能性がありますのでチャンスがあります。

しかし40代というのは、企業でも係長や課長、もしくは部長職として働いていてもおかしくない年代です。

企業からしてみれば40代に求めるのは、部門長としてのマネジメントスキルや今までの会社員人生で手に入れてきた他社とのコネクションを求めています。

マネジメントスキルも他社とのコネクションも無い40代で、さらには転職回数が多ければ企業としては採用する必要は無いともいえます。

もしあなたが転職回数が多く40代にも関わらず、転職をしたいと思うのでしたら一度転職エージェントに相談した方がいいでしょう。

自分自身の判断だけではわからないこともたくさんあります。

転職活動を後押ししてくれるプロである転職エージェントの意見を参考にして転職活動をした方がいいでしょう。

ただ、どうしても必ず転職をしたいと思っているのではないのでしたら、転職回数が多い40代の方は今の会社で働き続けた方が良いと思います。

余程の重要ポジションでの採用ではない限り、年収が下がってしまう可能性もあります。

年収が下がってしまえば、家族を養っていくのも今までよりも少し大変になってしまう可能性だってあります。

転職しようかなと思ってしまう時というのは、一時の感情によってもたらされてしまうことも多々あります。

今までの人生で転職回数が多くなってしまった40代の方は、余程やりたいことがない限りは家族もいるでしょうし転職するにもリスクのある年代なので、今の会社で働き続けるのも選択肢としては十分ありです。

もし、40代で非正規雇用であるならば転職回数が多くても正規雇用へのチャレンジはした方がいいでしょう。

転職回数が3回

転職回数が3回あるという人は、至って普通の転職回数です。

「3回も転職しているので、面接に行く会社で採用されるか難しいかな?」

などと思ってしまうでしょうが、そんなことはありませんので不安がらずに転職活動をしてもいいでしょう。

団塊の世代などの人達は、最初に勤めた会社で定年まで働かなければいけないという世間の目の様なものがありました。

私も父親も団塊の世代なのですが、18歳から務めてきた会社で定年までとはいきませんが32年ほど働き続けました。

しかし、日本も転職を複数回するのが当たり前の時代になっています。

企業も中途採用で経験のある人材を採用したいと思うようになってきており、積極的に中途採用の求人を出しています。

そして人手不足という問題もあり、求人市場は就職氷河期の時代に比べれば驚くくらいに活発に動いています。

転職回数が3回というのは、当たり前です。

あまり気にせずに自信を持って転職活動をしてください。

転職回数が5回以上

転職回数が5回以上ある人は、企業によってはあまりいい印象を与えない可能性が出てきます。

この5回以上から、面接官はかなり鋭い質問をしてくる可能性が高いです。

私も現在勤めている会社は5回目の転職になるのですが、まだギリギリ鋭い質問はされませんでした。

しかし、会社都合で職場と仕事内容、そして取引先は全く変更にならないにも関わらず転籍というなの転職を2回させられました。

1回目の転籍は、よくある事業からの撤退で2回目の転籍は、転籍先の企業が買収され再び転籍になってしまったのです。

転職活動中に履歴書へこの転籍内容をそのまま記載してしまうと転職回数がちょうど5回になってしまうのですが…

「実際は転職だけど全て会社都合なんだよね?職場も変わらず仕事も変わらずで実際には転職とはいえないかもしれないけど、これだと転職ばかりしてきたと思っちゃうよ。」

とダメ出しをされ、そのまま面接が終了してしまいました。

当然、不採用になってしまったのですが、ある意味でいい勉強になりました。

そもそも面接でその様な質問をしてくるのでしたら、書類選考で不採用にしてほしかったのですが、履歴書の書き方を工夫するようにできるようになりましたね。

私の経験からも分かるように、5回くらい転職をしているところから面接も厳しさを若干増してくるでしょう。

5回の転職した会社のうち2社が倒産しているなど、やむおえない事情が無い限りは厳しく質問をされるので心していきましょう。

転職回数が10回以上

もし、本当にあなたの転職回数が10回以上もあるのでしたら、書類選考を通過する可能性も低いでしょう。

まずは、冷静になって客観的に考えてみて下さい。

あなたがある企業の採用担当者だとしましょう。

中途採用者の求人を掲載し、数人応募してきたとして履歴書を見たら1人転職回数が10回以上もある人が応募してきました。

書類選考を通過させるでしょうか?

私でしたら履歴書をしっかりと確認して、それなりに物凄いスキルや経験を積んできている人ならば実際に会うと思います。

そうではなければ、実際に面接までたどり着くことも難しいのが現実ではないでしょうか?

先程もお伝えしたのですが、以前の職場の同僚で転職回数が10回以上もあり履歴書に書ききれない彼がいました。

一緒に働きだして1年も経たないうちに退職してしまったのですが、後から聞いた話ではこれだけ転職しているとすぐに辞めてしまうのではないかとほとんどの人が採用する予定はなたっかそうです。

しかし、家族もいて持ち家もあったので当時の部長の温情で「あいつを採用してやれ。」という一言で採用が決まりました。

転職回数が10回以上もある中で、この様なことはごくまれだと思います。

もし、あなたが転職回数が10回以上もある状態で再び転職したいと思うのでしたら、正直辞めた方が良いと思います。

家族がいるのでしたら尚更転職するのは止めた方がいいでしょう。

いくら人手不足だからといっても、中々採用されない可能性の方が高いです。

本当に人手不足で困っている業界、建築業界や運送業界などでしたら転職できる可能性はあると思いますが、正社員としてしっかりと働いているのでしたら現状維持でも良いと思います。

それでも職場の雰囲気になじめなかったり、人間関係が悪く激務でうつ病になりそうでしたら、あなたの転職回数が10回以上でも転職をした方がいいでしょう。

難しいとは思いますが、幸せに働けることが1番ですから。

転職回数をごまかすってあり?

「転職回数が多いから、上手くごまかすのってありだよね?」

結論からいいますと、無しです。

アルバイトの経験などは、わざわざ履歴書などに書く必要は無いと思いますが、正社員や非正規でも契約社員などで働いてきた経験はしっかりと書くべきです。

転職回数が多くて採用されるかわからないという気持ちは分かりますが、ごまかすのはよくありません。

ただし、私の様に会社都合で職場も仕事内容も変わっていないにもかかわらず、実際には転職をしてしまっている場合。

細かく正直に履歴書に書いてしまったため実際には転職になってしまうのですが、故意の転職ではない場合などは書き方を工夫する必要があります。

例えば…

「2000年4月 〇〇会社入社 〇〇事業部へ配属

 2005年4月 〇〇事業部を一身上の都合により退社」

という様に履歴書では記載しておき、職務経歴書へ詳しく書くのです。

「2000年4月 〇〇会社入社 〇〇事業部へ配属

 2003年4月 〇〇会社へ転籍入社

 2004年4月 〇〇会社へ転籍入社

 転籍は全て会社の業績悪化による会社都合での転籍になります。職場や事業内容は一切変更ありません。」

というように職務経歴書へ書くことで何もいわれなくなりましたし、むしろ会社都合でそれだけ転職させられていることに対して同情されることが多くなりました。

私の経験の様に正直に書いてしまうと履歴書から良い印象を与えない場合は、少し書き方を工夫して職務経歴書へ詳しい内容を記載した方がいいです。

ただし、転職回数が自分の意志で普通に多くなってしまった場合は、正直に書いた方が良いでしょう。

ごまかしてもバレることはあまりないのかもしれませんが、転職回数が多くなってしまったのも自業自得ですので正直に向かっていきましょう。

まとめ

複数回の転職をすることが当たり前になってきた昨今。

それでもあまりに転職回数が多ければ企業としてもリスクを負えないので面接を通過しない、もしくは書類選考すらも通過しないということが多くなってしまいます。

今よりも給与の良い会社へ行きたい、休日の多い会社へ行きたいと思い転職をしてみるも職場が合わない。

やりたい仕事に就きたいと転職するも、実際にやりたかった仕事はあまりやりたい仕事ではなかった。

転職をして後悔をし続けてしまった結果、転職回数が多くなってしまった人。

理想の職場を追い求めてしまった結果、転職回数が多くなってしまった人。

転職回数が多くなってしまう人の特徴は、これら2つの理由が主に多いのではないかと思います。

人間、ある程度仕事の部分で自分なりの満足を見つけて定住しないことには幸せにはなれないのかと思います。

答え。

転職することは良いことだが、転職回数が増えすぎてしまっては後悔も増えてしまう。

あなたにとっての良い会社に巡り合えることを祈っています。

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