「ドラエモ~ン!!」
と毎回毎回泣きついている何もできないのび太君。
これ、あなた自身もそうだったりしませんか?
「なんて失礼なことをいうんだよ!」
などと反論の意見が返ってきそうですが、人というのは何もかもができるスーパーマンではありません。
ほとんどの人は、至って凡人の人達なんです。私もあなたも。
それでも自分はこの仕事ができると思い込んでしまったり、ある難関資格を取得して独立をしようと頑張るも毎年試験に落ち続けていたりしている人、周りに結構いませんか?
実は、私も若い20代のころは頑張れば自分にはできると思っていたことがありました。
「自分が理想とするあの生き方を目指すべく頑張るぞ!」
などと息巻いて頑張っていたことがあるのですが、その頑張りと同じくらいに心が辛い毎日を送っていました。
「まさか、理想の自分の姿を目指しているけど、自分はこれに向いていないんじゃないか?」
その様に考えながら葛藤を続けていた毎日でした。
実は、人間には適正があり、どんなにやりたいことのために努力をしていても結果の出ないことはたくさんあります。
その結果の出せない自分を認められないから、みんな苦しむことになり無駄な時間が過ぎていくのです。
できなくて当たり前。
そんなダメな自分を認めるにはどの様に行動したり、考え方を変えていけばいいのか書いてみましたので、ぜひ読んでみて下さい。
できない自分に落ち込む
自分が入社したい会社へいざ転職して入社し、実際に仕事を始めてみると…
全く仕事ができない自分がそこにはいた。
私も今まで3社で正社員として転職した会社への初出勤で、全く仕事ができない自分に一気に自信を無くしてしまいすぐに退職した経験があります。
もしかしたら、あなたにもその様な経験が少なからずあるのではないでしょうか?
私も当時、本当に落ち込みました。
転職先が決まったときは、大きなことを言って退職してきたのですが、実際に勤務してみるとそこには全然ダメな自分がいました。
印刷会社の広告デザイナー、システム会社のウェブデザイナー、テレビ番組制作のカメラマンの3社。
デザインの勉強はしていましたが、いざ仕事にしてみると勝手が違い挫折。
テレビ番組のカメラマンは、出勤初日に罵詈雑言を他の社員に浴びせる社長の体育会系の職場の雰囲気と、電気関係の知識が必要とのことで1日で退職。
こうやって昔を振り返ってみると、本当にすぐに挫折して退職してしまった自分がとても嫌になります。
しかし、あなた自身もそうかもしれませんし、あなたが現在働いている会社にもいらっしゃるかもしれません。
全然、仕事ができないにもかかわらず、ずっと働き続けて迷惑をかけ続ける人。
「仕事ができないくせしてよく続けられるよね~?」
などと陰口をいわれ、落ち込んでしまっているのですが働き続ける人。
唯一救いなのは、できない自分に落ち込んでいるということです。
できないのに落ち込まない人は、変わり者ですから。
勉強できない自分が嫌い
学校の勉強ができないとか、会社で与えられた課題をこなすことができないとか。
また、資格の勉強を数年頑張っていても受からないとか。
勉強をしていても結果が出せない人というのも、意外と大勢います。
私自身も学生の頃は、全く勉強などせず遊んでいました。
社会人になってから、あることがきっかけで勉強しなくてはいけなくなり、勉強するということに慣れていなかった私はとても苦労したのを覚えています。
「なんでこんなこともできないんだろう。自分は今まで何してきたんだ?」
勉強してこなかったがために、勉強ができない自分にとても嫌気がさしました。
他にも友人にずっと同じ資格の勉強をしているにもかかわらず、全く資格を取得できないで苦しんでいる友人がいます。
何年も資格の勉強をしていますが、全く受かりません。
もう、12年くらいは勉強しています。
勉強するための時間を確保するために、ずっとパートで働いています。
以前の職場にも、大学を卒業してから公認会計士の資格の勉強を30歳までの8年間続けてきた人がいました。
その8年間は、ずっと親元にいてニートとして生活をしていたそうです。
30歳になったのをきっかけに、公認会計士になることを諦め正社員として就職しました。
ここに書いた事例もそうですし、あなたもそうかもしれませんしあなたの周りにもいるのかもしれませんが、勉強をしても全く結果が出せない人って普通にいるんです。
その人の努力が悪くて勉強をしても結果が出ないのではなく、そもそも自分自身に向いていないことを気づかずに勉強を続けているだけなんです。
そして自分の努力が足りない、勉強不足だと思い込んでしない、勉強できない自分を嫌いになってしまうのです。
なんでもかんでも勉強すれば身につく人間など、この世にはいないということを理解すれば楽になれます。
できない自分が情けない
「周りの職場の人と違って、何で私はこの仕事ができないんだろう。」
あなたにも、その様な悩みはありませんか?
仕事のできない自分が情けなくなってしまいますよね?
「クラスメートはできるのに、自分だけできないで先生に怒られてばかりだ…」
その様な状況、とても落ち込んでしまい情けなく思ってしまいますよね?
私も今までの人生、学生のころからできないことばかりでした。
学校の成績は最悪でしたし、自分に向いているやりたい仕事だと思って就職したら全然できなくて会社を困らせてしまったりしました。
本当に自分はなんて情けないんだと感じてしまい、うつ病になってしまうのではないかと親も心配するくらいに落ち込んでいる日々だったのを覚えています。
ですが、できないのは当たり前。
できない自分を責めるのではなく、自分ができることは何なのか知ることが重要です。
あなたのできないことをし続けてしまうから、自分が情けないとあなたは感じてしまうだけなのです。
自分は何もできないのは病気なのか?
「ただ、本当に自分は何をやっても何もできないんです。」
これ、ごく稀に本当に何もできない人っています。
周りに迷惑意外かけることができない人って、嘘ではなく本当に職場に1人か2人は必ずいます。
あなたの職場にも、きっと少なからずいるはずです。
何もできないのは、病気なのか?
そう思うのも無理はないでしょう。
実際に、これは病気の場合が多いです。
俗にいう、発達障害というものです。
病気ではなく、障害と捉えた方がいいかもしれませんが、様々な症状がある発達障害の一種だと思います。
- 何年たっても初歩的なミスばかりをしてしまう人。
- 人の話を全く覚えられない人。
- 誰もがその話し方をすれば怒らせるのは当たり前なのに、平然と失礼な話し方をしてしまう人。
- 周りが奇怪に思ってしまうような、ある一定の動作を必ずする人。
- 突発的なことが起こってしまうと、途端にテンパってしまう人。
- 人の倍以上の時間をかけて仕事をしてしまう人。
これらの症状がある人、会社にいたら間違いなく発達障害の一種です。
もし、あなたが発達障害であるのだと少しでも感じるのでしたら、一回診断をしてもらった方がいいでしょう。
その診断結果を会社へ提出すれば、あなたの接し方を周りも気を使ってくれますから。
仕事ができない自分を変えたい
どうにかして仕事ができない自分を変えたいと思っている人、多いのではないかと思います。
あなた自身も今現在、働いている職場で仕事ができずに悩んでいるのかもしれません。
「仕事ができない自分を変える方法なんてあるのだろうか?」
この様に疑問に思い、不安になってしまうのも無理はありません。
しかし、実は仕事のできない自分を変える方法ってあるのです。
その方法は、2つあります。
- 部署の異動をさせてもらう。
- 転職をして別の会社へいく。
この2つが、仕事ができない自分を変える方法です。
「ちょっと待ってくれ。今取り組んでいる仕事ができるようになりたいんだ!」
多くの方は、今の仕事ができるようになりたいと頑張ろうとします。
しかし残念ですが、今の仕事ができないのでしたらこれから先も絶対にできません。
今の仕事で周りに迷惑をかけてしまっていたり、上司や同僚から怒られてばかりいるのでしたら、これから先もその状況は変わりません。
何故ならば、あなたにはできない仕事なのですから。
だからこそ、あなたができる仕事を行っている部署へ異動させてもらうのです。
それができないのでしたら、あなたができる仕事、職種を募集している会社へ転職するのです。
仕事ができない自分を変えるには、今現在あなたがいる場所を変えることでしか変わることは絶対にできません。
何もできない自分を変えたい
何もできない自分を変えたいと思う人も、多くいると思います。
先程も書きましたが、発達障害の一種で何もできないのでしたら、まずは診断させることをオススメしますが、障害だろうと何だろうと人間には必ず1つか2つはできることがあります。
本当に何もできない人間など、この世の中にはいません。
生まれたばかりの赤ん坊は、一見何もできないように感じますが、家族に幸せを与えてくれています。
赤ん坊だって家族に幸せを届けるという重要な仕事を行っているんです。
何もできない自分を変えるには、自分自身の得意なことを知る必要があります。
今まで生きてきた人生の中で、必ずといっていいほど得意なことって誰にでもあります。
好きなことではありませんよ。得意なことです。
得意なことというのは、あなたが周りに感謝される能力です。
感謝をされるということは、あなたが必要とされるということです。
何もできない自分を変えたいと思っていても、多くの人というのは今の状況や立ち位置で自分を変えようとしたり変わりたいと思います。
これは、大きな間違いです。
できない自分からできる自分へ変わりたければ、あなた自身が大きく変わらなければいけません。
暴力を振るってくる夫から逃げたければ離婚しなくてはいけません。
それと同じことで、変えたいと強く決断しなければ変わることはできません。
まずは、何もできない自分を止めることからスタートです。
まとめ
仕事も勉強も何もできない自分を変えたい。
少なからず人間というのは、何かコンプレックスを持っていて今よりも良くしたいと思っている人がほとんどです。
私だってそうです。
今よりも収入を上げたいと思ったから、転職をしました。
自分でビジネスをして稼いでみたいと思ったから、正社員の本業とは別に副業をやり始めました。
そのどちらも良い結果が私は出ていますが、全くといっていいほど結果の出せない人もいます。
これは、ただ単純に向いていないだけなんです。
人間とは不思議な生き物で、できないのは分かっているのにできるようになろうと頑張るんです。
周りも同じです。
その人ができないと分かっていても、できるように教育しようとするのです。
そして、できない人はどんどん落ち込んでいくという負のスパイラルに陥ってしまうのです。
「できないのだからしょうがない。あなたができることは何か一緒に探していこう。」
これで本来は良いのです。
できない人も、自分にはこの勉強は向いていないとか、この仕事は自分にはできない仕事だと理解すればいいのです。
できない自分を責めるのではなく、許してあげればいいのです。
誰にだってできないことはあって当然です。
できることをやっていきましょう。
1979年生まれの就職氷河期世代の妻子持ち男のthelifeです。非正規雇用で数年間も働き続けた負け組であり、抜け出すために独立を考え行動するも挫折。それでも転職成功し現在はホワイト企業で働いています。年収240万円契約社員→大会社年商700億円へ転職成功→年商300億円医薬品ベンダー転職→大手商社系物流会社内定→残業の無いホワイト企業転職。実体験に基づく転職や人生の役立つ情報を提供しています。