どの様な職場で働いていても、性格的に合わない人がいるのが宿命です。
ただし、あなたがどんなに我慢していたとしても我慢できないムカつく同僚や上司っていますよね?
そんな奴には…
「やられたらやり返す。 倍返しだ!」
と半沢直樹ばりに復讐ができればいいのですが、中々難しいのが現実。
とはいっても、何も対処をしていかなければあなた自身が精神的に病んでしまって、潰れてしまう可能性が実は高いんです。
ムカつく相手よりも、あなた自身が壊れてしまう方がとても可能性として高いのが悲しいところ。
私にも当然いますよ、大嫌いでムカつく同僚。
これまでの職場にも大嫌いでムカつく上司や後輩が数人いました。
「いっそのこと会社辞めてやろうか!?」
といって辞めてしまうのはとても簡単なのですが、仕事が好きで一部の人間が嫌いなのでしたら待った方がいいでしょう。
それでは、ムカつく職場の人間とどの様に接していけばいいのか、様々なパターンで解決方法をお伝えしようと思います。
職場のムカつく奴に悩んでいるあなたは、ぜひともこれから先を読んだ方がいいでしょう。
目次
同僚が嫌いになった
あなたが例えば新卒で入社した会社には、当たり前ですが同僚がいます。
転職して中途採用の場合でも、入社時期は1ヵ月や2ヵ月ずれていても同僚と呼べる職場の人がいる場合があります。
世間一般では、同僚というのは仕事仲間の中でも心通じ合う仲だと思っている人が多いことでしょう。
ところがどっこい!
そんな同僚を嫌いになってしまう人って実は結構いるんです。
- 「俺の同僚、自分は仕事ができるとでも言わんばかりに偉そうなこといってるけど全然ダメじゃん!」
- 「同僚…逝ってよし。」
- 「頼りにならない同僚のせいで、私の仕事が半端ないんですけど?」
こういう経験ある人いませんか?
もしかしたらあなたもこの様な経験をしているかもしれませんね。
実は私、全てこの経験をしています。
さらに現在進行形です。
新卒で入社したときよりも、実は転職などで中途採用で一緒に入社したときの方が同僚を嫌いになる確率はとても高いです。
即戦力として企業に入社するのが転職組の定めです。
「私はこれもあれもそれも全てやってきたんですよ。AさんがやっていたこともBさんがやっていたことも1人でやっていたんだからできるに決まっているじゃない。」
などと現在進行形の勤めている会社の同僚が最初のころ自信満々に話していた内容なのですが…
蓋を開けてみればなんのその。
実際に仕事をさせてみて社内での評判は一気に下がるは、取引先からは嫌われるはのオンパレード。
これはまずいと思った部長が、ジャッジミスが多すぎるのとキャパシティが狭すぎるとの理由で私との業務量を調整。
2割8割のジェームスアレンの法則ばりに、2割の仕事しか与えられなくなりました。
それにも納得がいかないのか、その後に部長に1時間ほど詰め寄る始末…
さらには、自分自身が嫌われているのも認識していない様子。
実は、この同僚。
転職前に働いていた職場でも全然仕事ができなく嫌われていて、どうやら左遷寸前だったらしいのです。
「県外の事業所へ行かないか?ここには君の居場所はないんだけど。」
といわれて、退職したそうな…
同僚が嫌いになる瞬間というのは、本来頼りになるはずの同僚がどうしようもない奴だったときに嫌いになってしまう場合がほとんどです。
仕事ができない同僚にイライラ
「あー!あいつ本当に何もできなくてイライラさせてくれるぜー!!」
はい。すみません。
この様な言葉を使って愚痴をいってしまったことがあるのは、紛れもない私です。
え?あなたも同じこといったことがある?
実は、世の中で働いている多くの社会人が仕事ができない同僚に対してこの様な感情になってしまっています。
しかも同僚ですからね。
何をいっても注意をしても、あーだこーだと言い訳をして言い返してきます。
だからこそより一層イライラが止まらなくなってしまいます。
私もイライラが頂点に達してしまい…
「お前なんかと一緒に働きたくねーんだよ…」
と5歳年上の同僚に思わずいってしまったことがあります。
会社というのは、先程のジェームスアレンの2割8割の法則ではないですが、2割の人間が会社の8割の価値を生み出しているといいます。
さらに詳細にこの2割8割の法則を紐解いていくと、2割のできる人と6割の普通の人。
そして、残り2割のいらない人で会社で働いている従業員は分けられるそうです。
そのいらない2割に皆さん、イライラさせられてしまうのです。
他部署の人間でしたら気にしなければいいだけの話なのですが、一緒の部署で働く同僚ともなるとそのイライラは血管がピクピクしてしまうほどイライラさせられてしまいます。
イライラが募ると、あなたの身体にも影響が出てきてしまうので大変です。
同僚が嫌いになるとストレスがやばい
あなたがもし、同僚が嫌いになってしまってどうしようもない状態になってしまったのならば、大変なのはストレスです。
私も経験がありますが、このストレスがとてつもなく普段の生活にものしかかってきます。
本当に出社拒否したくなるくらいまでストレスが溜まってしまいます。
私もそうですが、あなた自身もそうでしょう。
全くといっていいほど悪いことをしていないにも関わらず、何故か仕事をしっかりとこなしていて悪いことなど何もしていないこちらが仕事に行きたくなくなってしまうのです。
ストレスって恐ろしいですね…
私自身、本当にストレスがマックスになってしまいました。
休日には、この悩みの辛さを誰かに聞いて欲しくて友人に2時間近く電話で愚痴を聞いてもらったりもしていました。
帰省したときなどにも、父親に話を聞いてもらったりしていたのを思い出すと、本当にストレスマックスだったのだと思います。
ストレスというのは、マックスになってしまうと悪影響しかありません。
私の場合は、晩酌の量が以上に増えてしまいました。
それによってさらにストレスが溜まってしまい、身体の調子も悪くなってしまいました。
最悪の場合ですと、病気になってしまいます。
辛うじて、毎週サウナに通い整っていたことで心身を壊すことはなかったのですが…
私自身、この最悪な同僚からのストレスから逃げ出すために再び転職を本気で考えました。
書類を送った会社が4社で、そのうち面接をした会社が2社。
1社は、採用されることになりました。
ただ、思い踏みとどまりました。
その理由としては、会社自体は給料もそこそもよく、残業も無いホワイト企業だったからです。
ただし、私と違う状況にいる人もいます。
もしかしたらあなたもそうかもしれませんが、ブラック企業で働いていながら同僚がどうしようもなく仕事ができなくて嫌いな場合。
これは紛れもなく転職を考えた方がいいでしょう。
仕事というのは、60歳や65歳までの定年まで働き続けなくてはいけないマラソンよりも長い距離を走り続けなければいけません
そんな長い距離を、ストレスをマックスにしてくれる同僚と一緒に働き続けたいと思うでしょうか?
あなた自身が壊れてしまう前に、解決策を見つけることをオススメします。
嫌いな人がいる職場というのは苦痛
人間という生き物は、嫌いな人がいると苦痛を感じてしまうものです。
これ、苦痛を感じないのであれば逆におかしい…
そんなあなたの嫌いな人が職場にいるとしたら、物凄く苦痛を感じて生きていかなければいけませんよね?
何故ならば、職場に嫌いな人がいるということは毎日顔を合わせなければいけないわけですから。
そうはいっても、どの職場で働いていたとしても1人や2人は嫌いな人がいるのが現実です。
嫌いとまでもいかなくても、ウマが合わない人というのは必ずいるのが職場です。
職場だけではなく、どの学校や趣味の集まりなどどのコミュニティにも嫌いな人は少なからずいます。
ただし、職場というのは嫌いな人がいるという理由だけで簡単に辞めてしまうわけにはいきません。
そんな職場に嫌いな人がいる苦痛を和らげるためにも、まずしなければいけないことは上司への相談です。
私自身も上司へ相談したところ、別の部署へ異動になり救われた経験があります。
同じ会社にいても、直接あなたの嫌いな人と関わることが無ければ案外問題は解決する傾向が強いのです。
嫌いな人を好きになることって無理ですよね?
- 「相手を変えることはできない。自分自身が変わるんだ!」
- 「誰に対しても歩み寄りなさい。そして許しなさい。」
- 「どこにでも嫌いな人はいるものだ。だからこそ忍耐がカギになってくる。」
この様にアドバイスされたところで、無理なものは無理です。
職場に嫌いな人がいて居ても立っても居られない状態なのでしたら、解決方法は上司に相談をして部署の異動をすることです。
嫌いな人と2人で仕事はとても苦痛
「嫌いな人がいるのだったら部署を異動すればいいのは分かったのだけれど、異動もできずに働かねければいけないのだったら…」
正直、自分の希望で部署の異動が簡単にできるならば悩むことはありません。
そんな中でも最悪のパターンがあります。
それは、嫌いな人、同僚と2人で一緒に同じ業務をしなければいけない場合です。
これは本当に最悪ですよ。
実は、私がこの状態になってしまいました。
物凄く仕事ができない自信過剰の同僚と、2人で同じ業務をしなければいけない部署で仕事をしていました。
前任者の上司が定年退職をし、残された私達2人で仕事をし始めたのですが、この前任者の上司が退職した後が地獄でした。
仕事のできない嫌われている同僚が好き勝手に仕事をする始末。
さらには、自信過剰の割には本当は不安でしょうがないのでしょう、何をするにも何かを決断するにも私に聞いてくる始末。
お昼の休憩中にも電話で聞かれたときには、本当にぶん殴ってやろうかと本気で思いました。
本当に気が狂ってしまいそうになるのですが、働いている職場で同じ部署で嫌いな同僚や先輩後輩と2人きりで同じ仕事をするのって、苦痛以外の何物でもないのです。
私はそんな状況で、転職して1年目でさっそく退職をして再び転職をしようと思い悩みました。
結果として…
書類を送った会社が4社、その4社のうち実際に面接までいった会社が2社。
面接までいった会社2社のうち1社から内定を頂いたのですが、せっかく頂いた内定をお断りしました。
何故ならば、嫌いな同僚と同じ仕事をしなくて済むようになったからです。
私の嫌いな同僚は、前任者の上司も嫌っていました。
「あいつとは合わん…」
その同僚は、私よりも2ヵ月早く転職してきたのですが、後で聞いた話ですが前任者の上司は1カ月目で社長に「あいつを変えてくれ」と懇願していたそうです。
こんな同僚ですから社内の評判も悪く、さらには取引先の業者さんからも評判は悪いのです。
それを見かねた部長が、私と嫌われている同僚との仕事を明確に線引きをしてくれました。
私8割の同僚2割で。
ここまで明確に仕事の分担を決めてもらえると、本当に毎日が快適ですよ。
隣の席に大嫌いな同僚が座っていてもです。
もしあなたが嫌いな同僚や職場の人と2人で仕事をしなければいけない苦痛の毎日でしたら、まずはあなたが尊敬できる上司に相談をして役割分担を明確に決めてもらって下さい。
それだけでもあなたの苦痛は、70%近くは軽減できることでしょう。
嫌いな人を職場から辞めさせたい
誰もが職場に嫌いな人がいると、あいつを何とか辞めさせたいと思うはずです。
あなたもきっと職場の嫌いな相手に対して、辞めさせたいと思っているはずです。
「あいつ…どうやったら辞めさせることができるんだ?」
などと、毎日思ってしまうことでしょう。
しかし悲しいことに、日本では仕事ができない人だろうと嫌いな人だろうと辞めさせることはできません。
多くの社会人の方がご存じだと思いますが、基本的に日本の企業では法律的に解雇するということがとてもしずらい環境なのです。
「まじか…」
と思ってしまいますよね?
その結果として…
- 自分自身が辞めた方がいいのではないか
- こうなってしまっては転職かな?
- うつになってしまいそうだ…
この様に、あなたの嫌いな人を職場から辞めさせられないとなると物凄く辛さが溜まってしまいます。
どんなに頑張っても、嫌いな人を職場から辞めさせることはできません。
できるとしても、他の部署への異動をさせることくらいです。
退職に追い込むことはもしかしたらできるかもしれませんが、それも可能性はとても低いです。
職場にいるあなたの嫌いな人を辞めさせることは、とても難しいということを残念ですが受け入れましょう。
ムカつく奴に嫌がらせで仕返し?
嫌いな職場の人というのは、本当に嫌になります。
嫌な人が職場にいるので、毎日毎日がイライラしながら憂鬱な気分で過ごしていかなければいけなくなります。
本当に悲しい…
そこであなたはこの様に思うはずです。
「嫌いでムカつくあいつに嫌がらせをして復讐してやろう!」
結論からいいますと、嫌がらせをして仕返しをするのは逆にあなたの立場を危うくしてしまう結果になってしまいます。
もしあなたが職場の嫌いな人に対して嫌がらせをしてしまうと…
- 「あいつあんな奴じゃなかったのにな。」
- 「実は、ああいう奴だったのか!」
- 「うわー最悪…」
などと、社内の評判がガタ落ちになってしまいます。
あなたが嫌いでムカつく人というのは、あなたが仕返しを考えなくても天誅が下ります。
嫌いな人というのは、当然あなた以外からも社内の評判は悪いわけです。
そもそも、なぜあなたは嫌いになったのでしょうか?
理由としてはいくつかあるのでしょうが、ほとんどの理由が仕事ができず周りに迷惑ばかりをかけるからではないでしょうか?
普通に仕事をしてしっかりと周りに迷惑をかけずに仕事をしていれば何もいわれません。
仕事ができず、さらには偉そうに自分はできるんだという態度をしているからそんな人達は職場で嫌われてしまう部類に入ってしまうのです。
仕事ができる人を周りが放っておかないのと同じ様に、仕事ができずに嫌われている人も周りが放っておきません。
私の職場でみんなに嫌われている同僚にも天誅が下ったように、あなたの職場であなたが嫌いな人にも必ず天誅は下ります。
全く仕事をしなくていいような命令が下ったりします。
職場の嫌いな人に対して仕返しをしようとは考えず、意識してあなた自身の仕事に集中していきましょう。
言い方がムカつく人が職場にいる場合
「何なんだ!?あの言い方は!」
あなたの職場にも話し方や言い方がとてもムカつく人っていませんか?
いますよね、きっと。
口は災いの元というくらいですから、言い方で損してしまっている職場の人っています。
本人的にはそんなつもりじゃないのでしょうが、結果として周りにいる誰もがその人の言い方に対してイライラしたりムカついたりしていわけです。
これ、実は注意しても治りません。
本人的には、注意されたところで何が悪いのか全く理解していませんからね。
むしろ「なんで注意されなければいけないのか」と疑問に思っているくらいでしょう。
三歩譲って社内では良いとします。
ですが、この様な言い方の悪いムカつくタイプの人間というのは、社外の人に対しても同じ様なムカつく言い方で接してしまいます。
当然ですが、本人的にはなぜ悪いのかが分かっていませんので無意識に悪いムカつく言い方で社外の取引先の人とも話してしまいます。
「もう本当にあの人無理!」
ということを言っていましたよなどと、私の耳にも取引先の方から情報が入ってきたりします。
一度注意したこともあるのですが、結局治りません。
そんなムカつく言い方の職場の人との関わり方は、そこにそいつがいるとは思わずに過ごしていきましょう。
治らないものを治そうとするだけ、あなたのストレスが溜まってしまいます。
ムカつく奴とは関わらない
嫌いになった同僚やムカつく職場の人に対して、一緒に仕事をしていかなければいけない立場にある人も多いと思います。
嫌ですよね?ストレス溜まりますよね?
そんな嫌いな人やムカつく人の対処法は、ずばり関わらないです。
徹底的に関わらないようにしてください。
- 「そんなことができたら良いんだけど。」
- 「部署が一緒なので無理です。」
- 「同じ会社にいる以上、それはできないんじゃないかな?」
などと至極当然の意見が聞こえてきそうですが、実は関わらないことって意外とできるんですよ。
私は、全くといっていいほど関わっていません。
挨拶するくらいで、後は話すらもしません。
どうしても仕事で話をしなければいけないことがあれば、一言二言伝えるだけです。
たったそれだけ。
これだけでも、十分あなたのストレスはぐっと軽減できます。
悲しいことに、職場にいる嫌いな人だったりムカつく人ってそいつらは全然ストレス溜まっていない場合がほとんどなんです。
何故ならば、そんな嫌われていたりムカつく人っていうのは普通じゃない脳みそをしていますから。
常人では理解できない人達なんです。
逆にそんな嫌いな人やムカつく人にイライラしてしまっているあなたの方が、心が病んでしまいます。
私自身もそうだったのですが、職場にいる嫌いな人やムカつく人にイライラしてしまうと、休日でもそいつらのことを考えてしまうことが頻繁に発生してしまうのです。
おかげで職場にいるときもずっと体中の血液が沸騰しそうなくらいにイライラしていましたよ。
その様にならないためにも、徹底的に関わるのを止めて下さい。
職場のムカつく奴と関わっていても、あなたには何の得にもなりません。
当然、会社にも何の得にもならない人材なので、関わらない方がいいのです。
「私、あの人のこと電柱だと思うようにしているので」
この言葉は、私の職場にいる女性社員がムカつく人に対してこう思うようにしているそうです。
電柱だと思って関わらないようにしましょう。
まとめ
どこの職場にも必ずいる嫌いな人やムカつく人。
彼ら彼女らを変えようと思っても、絶対に変わりません。
だからあなた自身が変わらなくてはいけないのです。
嫌いなあいつに復讐だったり、ムカつくあいつに仕返しなんてことは考えずに徹底的に関わらなければいいのです。
「触らぬ神に祟りなし」
関わらなければイライラしません。
同じ部署にいようと何だろうと、職場の嫌いな人がミスしても関わらなければいいんです。
何か手伝ってほしいといわれても、忙しいからと断ればいいのです。
職場にいる嫌いな人やムカつく人とは、徹底的に関わらないようにしましょう。