ととのった~~~!!
という言葉が確立しだしたのは、あることがブームになり始めたころからでしょうか?
そのブームが「サウナ」です。
某大手飲料メーカーのCMでも「ととのった~」というフレーズとともにある飲料のCMを作成していました。
芸能人などの有名人がサウナおしをしていることで、サウナの人気が急上昇しています。
とはいっても、昔からサウナに通っていた私にしてみれば「今頃?」という感じが正直なところです。
それだけサウナというのは、とてもあなたにとっても前向きな人生を歩ませてくれるご褒美です。
それでは、サウナが大好きなベテラン経験者もサウナが苦手な方も、サウナに入ることで得られる本当の効果をしれば人生ポジティブに生きていけます。
日頃の仕事やプライベートの疲れが酷かったりネガティブ思考のあなたは、ぜひともサウナに目覚められるこの記事をぜひとも読んでみて下さい。
目次
サウナのすごい効果とは?
「そもそもサウナって熱いだけじゃん!」
「ただただ苦しいんですけど…」
「命の危険をビンビン感じるんですけど。」
あの80度から90度の高温の部屋の中でじっとしているのは、逆に健康に悪いんじゃないかと思う人も大勢いらっしゃいます。
私の母親などは、あまりサウナに入るなと心配してきます。
そんなサウナの効果って何なのでしょうか?
サウナに入ることで得られる最大の効果といえば、疲れた身体をリセットさせリフレッシュさせる効果です。
サウナは基本的に入り方にルーティーンがあります。
「サウナ→水風呂→外気浴」というルーティーンでワンセットで、これを3回4回と繰り返すことで身体をリフレッシュさせます。
ただ熱いサウナ室に入って汗をかいて終わりではないんですね。
サウナから水風呂、そして外気浴のルーティーンがいいのか?
人間はサウナ室に入ると、熱い空気に包まれてじわじわと汗が出てきます。
その汗とともに体の中の老廃物が排出されて、身体の物質交換が進み疲労回復に繋がります。
6分から8分ほどサウナにいるとだんだん熱くなってきて、40度近くまで上昇した体温を冷まそうと皮膚の表面の血流量が増加し、それによって脈拍も平常時の2倍ほどの速さになります。
心臓がバクバクしてきますよね?
実はこれって身体が危険を感じているんです。
身体が危険を感じて体温を下げるために汗をかきます。
そして熱くなった身体の体温を下げるため水風呂に入ると、ここでも急激に下がった体温に生命の危険を身体は感じます。
最後は外気浴でリラックス。
サウナから水風呂、そして外気浴の交感神経優位から副交感神経優位に自律神経がチェンジし緊張から解放されたときの落ち着いた感じ、この自分自身の基準である体温や脈拍へと一旦リセットされることを繰り返すんです。
リセットされ身体が再起動されるときの、ポワーっとした感じが俗にいう「ととのう」という感覚なんですね。
このととのう状態を繰り返すことで日常のストレスを軽減させ、脳疲労を取ることもできるのがサウナのすごい効果なんです。
サウナの効果でうつを撃退
生活をしていると常日頃、色々な場所でストレスを感じることがとても多いのが現代社会です。
家庭はもちろん、一番ストレスを感じる場所としては職場が多いですよね?
私も職場でとてもストレスを感じます。あ、家庭でも感じます…
あまりにストレスにさらされてしまうと、最悪の場合「うつ病」になってしまう可能性もあります。
私も職場でもうつ病になってしまった人が何人かいらっしゃいます。
サウナにはストレスを軽減させ脳疲労を取り除いてくれる効果があるのですが、実はうつ病にも効果があるとされています。
疲労を感じている人がサウナに入りととのった状態になると、脳の周波数が正常値に戻るという効果が医学的に認められています。
そのため軽度のうつ病を患っている人がサウナ通い続けてみたところ、約77%ほどの回復効果があったという報告もあるのです。
他にも週に4~7回サウナに入る人と週に1回入る人を比べてみたところ、週に4回から7回サウナに入る人の方が78%うつ病にかかるリスクが低いようです。
サウナが肉体的にリフレッシュさせてくれる効果があるのは分かります。
しかし、サウナは精神的なものもリフレッシュさせてくれるのですね。
ストレスの多い現代社会ですので、いつ誰がうつ病になってもおかしくはありません。
週に1回でも良いので、サウナに通いうつ病を予防していくのもいいかもしれませんよ。
サウナの効果で体臭改善され無くなる
30代後半から40代に突入した特に男性に多い悩みが体臭です。
少し加齢臭をまき散らすようになってしまったのかと思うことないでしょうか?
私自身も実際に、20代の頃よりも30代後半から40歳になって自分でかく汗の臭いが年を取るにつれて臭くなってしまっていることに気づいてしまいました。
「体臭がやばい…」
そんな風に感じてしまう人も多いのではないでしょうか?
会社の若い社員達に、特に女性に臭いからと距離を置かれてしまい嫌われるのは嫌だ!
と思っているそこのあなた!
実は、サウナに入ることによって体臭を改善しあわよくば無くすこともできるのです。
サウナというのは、体臭改善の効果がとても期待できるのです。
人間の体臭の原因となる汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺という2つの汗腺があります。
エクリン腺の働きが悪いとアポクリン腺が活発化してしまい、あなたの体から不快に匂ってしまう体臭が強く出てしまうのです。
そんなときにサウナの出番です。
サウナに入りしっかりと汗をかくことで、アポクリン腺の働きを抑えることができるのです。
私も経験がありますが、脇の下などにかいた汗の臭いをかいでみると、若い頃に比べて不快な臭いがします。
加齢臭が混ざっているのかもしれません。
しかし、20代後半からストレスの発散のために温泉にあるサウナに通い始めてみると、汗の臭い自体があまりしなくなってきました。
当時は分からなかったのですが、アポクリン腺が活発化しなくなってきたのです。
もしあなたが体臭が臭くて気になってしまうのであれば、サウナに通ってみることをオススメします。
最低でも週に1回は、サウナに通ってみるのがいいでしょう。
サウナからの水風呂…そして外気浴のルーティーンをしてみて下さい。
しばらくすると、あなたがかく汗もさらさらになり、臭いもあまりしなくなってきます。
サウナは脳に悪いのか?
サウナをあまりよろしくないと思っている方々からは、こんな風にいわれてしまうことも多々あります。
「サウナみたいな熱い部屋に数分いたら脳がダメージを受けてしまう」
「頭が悪くなってしまうんじゃないの?」
「サウナでリフレッシュ?馬鹿じゃね?」
この様にいわれてしまったり思われてしまったりしてしまいますが…
全て間違いです。
結論からいいますと、サウナは脳にとても良い効果しかありません。
何故ならば、サウナというのは身体だけではなく脳の疲労も取れるという素晴らしい効果があります。
人間というのは誰しもボーっとつしている時があります。
実はボーっとしているときと集中しているときとでは脳の使い方が違うんです。
これは驚くべきことなのですが、人間というのは集中している時は脳のエネルギーの消費量が約5パーセントしかありません。
人間、集中しているときというのはあまり脳のエネルギーを消費していないのですね。
それとは逆に、実はボーっとしている時というのは70~80%も脳のエネルギーを消費してしまっているのです。
よくあるのが休みだからといって家で1日中ボーっとしていても、夜になったときに疲れてしまったと感じるのはこのためです。
サウナに入っていると、暑くて何も考えられなくなってしまいますよね?
実は、これが強制的にあなたの脳の集中状態を作り出しており、結果的に脳を休ませていることになっているのです。
脳の疲れって実際に無くそうとしている人ってどれくらいいるのでしょうか?
睡眠をとれば脳の疲れも取れるのは確かかもしれませんが、起きている状態でサウナに入ることで脳疲労を取ることもパフォーマンスを上げる上でオススメです。
毎日サウナに入ると…
毎日サウナに入りたいなと思う人もたくさんいることでしょう。
毎日仕事の疲れをサウナでリフレッシュさせて整える。
最高の瞬間ではないでしょうか?
しかし、毎日サウナに入るということが身体に逆に悪いのではないのかと思ってしまうことも多くあります。
「あれだけ汗をかいてしまうと、毎日だと身体の水分が無くなってしまうんじゃないかな…」
などと心配になってしまうのもうなずけます。
実際は、どうなのでしょうか?
リフレッシュでき脳疲労を取ってくれるサウナのあなたが思う心配事をまとめてみました。
サウナに毎日入ると体に悪いし危険なのか?
結論からいいますと、毎日サウナに入ることが体に悪いことではないということです。
先の項目でもお伝えしましたが、週に4回から7回サウナに入る人と週に1回サウナに入る人を比べてみると、うつ病になってしまうリスクが週に1回の人に比べて減ることが分かっています。
これと同じで、週に4回から7回サウナに入る人の方が週に1回サウナに入る人に比べて脳卒中のリスクが61%低いそうなのです。
うつ病にも脳卒中にもサウナに毎日入ることでかかるリスクを物凄く減らせるのですから、毎日サウナ生活が体に悪くないことが分かります。
しかし、サウナの入り方によっては危険になってしまうこともあります。
サウナでは大量の汗をかきますので、脱水症状になりやすい危険があります。
サウナではないのですが、実は温泉に入っていても汗をかくので脱水することがあるのです。
特に危険な時期は冬です。
寒い冬は長風呂をしてしまうことが多く、脱水症状で倒れてしまう人が多いと温泉で働いている知人から教えてもらいました。
実際に、倒れてしまった人を見たことがあります。
特に汗をかくことがメインのサウナでは、入る前でも出てきたときでもいいので必ず水分補給をしましょう。
私は毎回サウナに1回入りに行くと、4セットから6セットは行うのですが1セットごと必ず水分補給をします。
おかげで1回も倒れたことはありません。
サウナに毎日入るのはうつ病も改善しますし、脳卒中のリスクも減らしますのでとても健康的な生活を送れます。
ただし、しっかりと水分補給をして危険を減らすことも大事ですよ。
サウナに毎日入ると肌に影響がある?
サウナに入ると大量の汗をかきます。
そのことから…
「肌が乾燥してカサカサになってしまうんじゃないのかな?」
などと心配になってしまう方、特に女性には多いと思います。
実際にサウナに入ると、高い温度と高い湿度によって体中から大量の汗が流れ出てきます。
ですが、その汗とともにあなたの毛穴に詰まっている汚れや余分な皮脂が排出されていくのですね。
実は、サウナに入って汗をかくことで肌がキレイになっていくのです。
またサウナに入り大量の汗を流すことで、血液の流れを良くしてくれます。
血液の流れが良くなるということは、肌の新陳代謝といわれるターンオーバーが促進され潤いある美肌になるともいわているのですね。
これだけの話を聞いてしまうと、サウナに入れば肌がツルツルプルプルになり美肌効果が期待され、さらには乾燥肌が改善すると思ってしまいますよね?
正しいサウナの入り方をすればの話です。
例えばサウナに10分間入っていると、身体から約1リットルもの汗が出るといわれています。
1リットルもの汗、それは、体内の水分が1リットル無くなってしまっているということです。
乾燥肌というのは、元々あなたの体内にある水分が足りていない状態のことですので、サウナに入ってしまえば余計に乾燥を悪化させてしまいす。
サウナに入り乾燥肌を防ぐには、やはりこまめな水分補給が重要になってきます。
乾燥肌や脱水症状で倒れてしまわないように、毎回毎回こまめな水分補給をしてください。
サウナは美容にとてもよいとされています。
あれだけの熱い高温のサウナに入れば血行が良くなるのは当たり前です。
そのため新陳代謝が促され、あなたの肌は潤いとツヤのある健康的な肌へと改善していきます。
また大量の汗を流すだけでも、スベスベな肌を実感できるのがサウナの魅力です。
いつも丁寧に顔を洗顔していると思いますが、洗顔だけでは落とし切れない毛穴の皮脂や角質などの汚れが、サウナに入っているときに流す汗とともにどっと排出されて、手触りもとても良いキレイな肌になります。
サウナに毎日入ると逆に疲労してしまう?
サウナで身体の疲労や脳の疲労を取り、リフレッシュすることができることをお伝えしてきました。
お伝えしてきたのですが、たまにサウナに入っても逆に疲れてしまう人もいらっしゃるそうです。
「毎日入ってしまっているため、逆に疲れてしまっているのかも?」
などと毎日サウナに入るのが身体によくないのではないかと思う人もいます。
しかし、先程もお伝えしましたが、週に4回から7回サウナに入る人と週に1回サウナに入る人では、うつ病になる確率も脳卒中になるリスクも61%低いことが科学的に証明されています。
それでは一体、何が原因でサウナに入ると逆に疲労してしまうのでしょうか?
実は、もしあなたがかなり身体が疲れてしまっているのでしたら、サウナに入ることはオススメしません。
「え?疲れているからサウナに入ってリフレッシュするんじゃないの!?」
はい、そうなのですが、分かりやすくいうと物凄く疲れてしまっている場合は、逆にサウナに入らない方がいいということなんです。
なぜなら、サウナというのは身体への適度なストレスを与えつつ水風呂との温冷交代浴などによって得られるリラックス効果を得ることで、副交感神経をたくさん働かせてリフレッシュや疲れを癒す効果を得るのです。
身体への適度なストレスというのは、身体には良いとされています。
しかし、あなたが重度に疲れ切っている状態の身体でこのサウナによって適度なストレスを受けてしまうと…
逆に大きな疲労感を生み出してしまうということなのです。
もしあなたが日々の生活の中で、本当にこれは物凄く身体が疲れているという状態であるならば、サウナに入るのではなく十分な睡眠をとることを優先しましょう。
十分な睡眠をとってからサウナでさらにリフレッシュしてください。
サウナでストレス解消し自律神経もととのう
「あの熱いサウナに入って、疲れるだけなんだけどさー。」
「水風呂って冷たすぎ!」
「サウナに入る人の気がしれないよ。」
この様に感じている人も、まだまだ大勢るのが現状ですが…
本当に申し訳ないですが、この様に感じている人は人生損しています。
人間というのは、日常を生きているだけでストレスを感じてしまう生き物です。
本の些細なことでもストレスを感じてしまい、そのことが頭から離れずに1人部屋でイライラしてしまったりするものです。
それが、サウナに行くとリフレッシュできてしまうのですから驚きです。
その様な熱いサウナへ入り汗を大量にかき、汗を流したとに冷たい水風呂で約30秒から長くて60秒入り、その後は外の風を浴びる外気浴で休憩をするサイクル。
このサイクルを繰り返すことで、身体はととのいストレスも解消されていきます。
普段の日常生活では、中々あなた自身も自分の意思で切り替えることが難しい交感神経と副交感神経の切り替えが繰り返されることで、あなたの自律神経の働きが鍛えられます。
自律神経が鍛えられると、イライラしたり落ち込んだりすることも減っていき、日常を穏やかで安定したメンタルを手に入れられるようになります。
自律神経がととのうことで心も身体も支えてくれるサウナは、慣れてしまうと生活に無くてはならない必需品になります。
日々の生活でストレスを過剰に感じているあなたは、サウナへ行くことをオススメします。
まとめ
サウナに入ると本当にリフレッシュできます。
私自身も週に2回ほど近所の温泉へ行き、サウナ、水風呂、外気浴のセットを4セットから5セットほど行いますが、翌朝の身体の調子がとても良いです。
実は、かなりのストレスを感じてしまう性格をしているのですが、28歳くらいの頃からサウナに通い始めるようになりストレスにも強くなりました。
毎日の生活の中でストレスを感じ疲れてしまうことは多々ありますが、サウナのおかげで乗り切れています。
それだけ人生で重要なポジションにあるのが私にとってはサウナなのです。
皆さんも、週に1回でも良いのでサウナでリフレッシュする習慣を始めてみてはいかがでしょうか?
きっと辛かった人生が、もっと楽に過ごせること間違いなしです。

1979年生まれの就職氷河期世代の妻子持ち男のthelifeです。非正規雇用で数年間も働き続けた負け組であり、抜け出すために独立を考え行動するも挫折。それでも転職成功し現在はホワイト企業で働いています。年収240万円契約社員→大会社年商700億円へ転職成功→年商300億円医薬品ベンダー転職→大手商社系物流会社内定→残業の無いホワイト企業転職。実体験に基づく転職や人生の役立つ情報を提供しています。