「転職してみましたけど、給料下がりましたね。」
私も経験があります。
転職して給料が下がってしまったことが。
毎月の給料が4万から5万円下がってしまうというのは、とてもじゃないですが生活習慣を変えなければいけませんでした。
これは転職して給料が下がってしまった、多くの人が経験する問題でしょう。
しかし、こんな人もいます。
「給料が下がってしまったけど転職して良かったです!」
何故なんでしょうか?
あなたは信じられますか?
それでは、転職して給料がさがってしまったけれども、転職したことが良かったと感じている人についてお伝えしていきます。
気になるあなたはぜひとも読んでみて下さい。
目次
転職して年収が下がるのは誰もが怖い
転職する人の多くが、現在の職場に様々な不満を感じて転職を決意します。
その不満というものは主にこの3つ。
職場の不満3つ
- 給料
- 人間関係
- やりがい
この3つが人が今の職場を離れる決意をし、転職活動を始めるきかっけの3つです。
家族がある男性ならば1番の転職理由のほとんどは給料です。
給料の低さから将来が不安になり、家族のためにも転職をするという人がほとんどでしょう。
「42歳になっても手取りで16万ってさ…。」
「賞与が全くないこの会社に勤めてもう16年です。」
「残業もみなし残業。退職金もうちの会社はなしなんですよ。あはは…。」
実際に、この様な状況で働いている人は意外と多くいます。
だからこそ給料の不満が転職の動機のベスト3に入るのです。
けれども、転職をして給料や年収が下がってしまうこともあります。
せっかく転職したのに、年収が下がってしまっては元も子もありません。
そのため、転職して年収が下がることだけは阻止したい人がほとんど。
年収が下がってしまうのは、転職者の誰もが怖いのです。
生活に影響してきますからね。
- 外食を少し控えるようにしなくてはいけない
- 趣味への出費も抑えなくてはいけない
- 家族との旅行の回数も減らさなくてはいけない
この様に、日常生活で我慢しなければいけないことが多く発生してしまいます。
今までの当たり前を我慢するのってとても大変なことなのです。
だからこそ、転職して年収が下がってしまうということに対しては、誰もが怖いと感じるのです。
しかし、そんな年収が下がっても転職をしたいと思う人もいます。
その様な人は、年収が下がってしまうことに対して不安や怖さはないのでしょうか?
その真実をこれからお伝えしていきます。
年収が下がっても転職する決意の人
友人「転職するんだ。」
転職する人「そうなんだよね。色々と大変だったけど。」
友人「いいんじゃないの。今の会社よりも待遇良いんだろうしさ。」
転職する人「今よりも年収は2割ほど下がるんだけどね。」
友人「いいんかい~~~!考え直さんかい~~~!」
転職活動というものは、とても大変な活動です。
転職サイトから自分が受けたい会社を探して応募する。
履歴書や職務経歴書などの書類を作成する。
ここまでの準備をするのも、もう大変ですよね。
書類選考が通れば面接を受けに行く。
筆記試験や面接を通過すれば採用!…という企業もあれば、2次面接や役員面接がある企業もある。
役員面接などの最終面接では、本社まで来てほしいということで東京などにも行く場合があります。
私自身も、今働かせていただいているホワイト企業と同時進行で、いくつかの企業へ応募していた1つの企業で大変な審査がありました。
転職サイトからのオファーがあり応募し、1次2次とオンライン面接だったのですが、最終の役員面接では東京の本社まで面接へ行きました。
新幹線に乗って。
ここまでの労力をかけてまでして、内定をもらえたりもらえなかったりするわけです。
これだけ努力をして転職に成功しても、年収が下がってしまう転職があるのも事実です。
「何のためにここまで自分は頑張ってきたんだよ。」
そう思ってしまうのも無理はありません。
基本的に転職するということは、今働いている現状よりも良くするためにする行いです。
今働いている現状よりも良くする目的の多くが、やはりというか当然ですが年収アップです。
私も年収が約50万円下がってしまったときに、再び大変な思いをする転職を決意したくらいです。
それにもかかわらず、年収が下がってでも転職したいという人もいるのです。
「年収が下がっても転職したい?意味が分かりません。」
「給料が下がってしまう転職ならば、今の会社にしがみついたほうが良いんじゃないか?」
「正気ですか?本当に後悔はしないんですか?」
周りがおどろき、不安や心配になるのも当然です。
それでも転職をしていく人も意外と大勢いるのです。
何故なのでしょうか?
それにはある重要なたった1つの理由があるのです。
私もその重要なたった1つの理由で、年収が下がってでも良いと転職を考えたことがあります。
その重要なたった1つの理由とは、一体何なのでしょうか?
転職して年収ダウンしても幸せな人
年収が下がってもいい。
それでも今の会社から転職をしたい人の重要なたった1つの理由。
それは紛れもない理由ですが人間関係によるストレスです。
この人間関係ですが、ただ単に仲が悪いというだけの問題ではありません。
様々な人間関係の問題
- 上司がやる気がない
- 誰もかれもが相性が悪い
- 仕事のできない人のフォロー
自分の仕事が上手くいかなくてストレスが溜まることもあるでしょう。
取引先からの急な依頼でストレスが溜まることも当然あります。
けれども、一緒に働いている人間からのストレスというのは、毎日浴び続けなければいけないもの。
どんなに年収が良くても、毎日浴びせられるストレスには耐えられません。
私「新しい会社に転籍もしたので、もっとこのセンターを良くしていかなければいけませんよね?」
上司「別に良くしていく必要はないんじゃないの?」
私「え?生産性とか上げていかないといけないんじゃ…。」
上司「俺は、何事もなく毎日が終わってくれればそれでいいんだよ。改善とか別に良いの。」
こんなにもやる気の無い上司の下で働いていた私は、退職を決意しました。
もし、あなたが同じ状況に置かれていたらどうでしょうか?
一緒に働くのが物凄く嫌になりませんか?
組織を良くしようと思わない上司の下では、多くのサラリーマンは働けません。
また、とにかく他部署と仲が悪い職場。
仕事のできないただ1人のためにフォローしなければいけない職場。
仕事ができない社員など、大きなミスをする前に何かしら周りがフォローしてくれるので、当の本人など痛くもかゆくもなく反省する人も少ないです。
そんな人間関係が問題の職場、さっさと転職してさよならしたくなるのは当然です。
給料が下がったけど転職して良かった人
給料が下がってしまったけれども、転職して良かったと感じるのはホワイト企業へ転職できたからでしょう。
「ホワイト企業へ転職できたのだったら、当たり前の様に給料だって上がるんじゃないの?」
給料アップだけがホワイト企業の条件ではないのです。
ホワイト企業の条件
- 有給消化率が高い
- 年間休日が多い
- 残業がほとんどない
- 肉体的にも精神的にも負担が少ない
- 福利厚生が充実している
- ストレスが少ない
高年収だからといってホワイト企業ではないのです。
私が現在働いている企業もホワイト企業です。
年間休日も多いですし、残業もほとんどありません。
有給も自由に取れますし、会社が正社員のために加入してくれている生命保険などもあります。
私の友人もブラック企業から転職し、給料が毎月5万円下がってしまったけれども、今では以前よりも休みも取れストレスも少なく働けていて良いと話していました。
どんなに給料が高くても、年間休日が80日で幸せですか?
残業代が毎月稼げていたとしても、1日の残業時間が5時間や6時間毎日続いて幸せですか?
肉体的にも辛く精神的にも辛い職場で、心が壊れそうな毎日を送っていて幸せですか?
仕事というのは、給料だけの問題ではありません。
あなたの心の平穏がとても大事なのです。
誰だって幸せに働きたいですよね?
どんなに給料が良くても幸せに働けない会社で働き続けるのは、正直とても辛い人生を過ごすことになります。
給料が下がってしまったけれども、転職して良かったと感じている人の多くは、給料以外のメリットを多く享受しているのです。
転職して年収が下がるけれどもやりがいが重要
年収が下がっても良いからと転職する人の多くは人間関係が原因です。
しかし、人間関係以外にも年収が下がってでも転職したい人もいます。
それが「仕事のやりがい」です。
仕事のやりがいを求めて転職する人も多くいます。
やりがいのない仕事って、本当に毎日出勤するのが億劫になってしまうほど辛いです。
「仕事が楽すぎて毎日がつまらない。」
「パートさん達と同じ仕事させられるって自分の存在意義が…。」
「こんなにもやりがいのない職場だとは思いませんでした。」
責任感も無くやりがいのない仕事というのは、毎日がとてもつまらなくなります。
毎日がつまらないというのは、人生がつまらなくなってしまうということでもあります。
私も経験がありますが、本当に毎朝起きるのが嫌になります。
そんな私も、1年1ヵ月でやりがいのなさに耐えきれなくなり転職をしました。
人間関係もそうですが、仕事のやりがいのなさというのも年収が下がってでも転職したい理由の大きな1つです。
まとめ
年収が下がっても転職がしたいという、一般的には信じられないようなことについてお伝えしてきました。
転職しても年収が下がるのは生活が辛くなってしまうことが多いです。
多いのですが、それでも今働いている会社から転職したいと思う人も多くいます。
「とにかく脱出したい!この悲惨な職場環境から。」
という思いでストレスの少ない職場や、仕事のやりがいを求めて転職をしていきます。
そのためだったら多少の年収ダウンは許容範囲なのです。
心が病んでしまうような職場で働き続けたいでしょうか?
やりがいの感じられないつまらない職場で働き続けたいでしょうか?
私は、嫌です。
きっとあなたも嫌だと思うはずです。
もしあなたも同じような状況の職場で働いていて、幸せではないのでしたら転職した方がいいかもしれませんよ。
1979年生まれの就職氷河期世代の妻子持ち男のthelifeです。非正規雇用で数年間も働き続けた負け組であり、抜け出すために独立を考え行動するも挫折。それでも転職成功し現在はホワイト企業で働いています。年収240万円契約社員→大会社年商700億円へ転職成功→年商300億円医薬品ベンダー転職→大手商社系物流会社内定→残業の無いホワイト企業転職。実体験に基づく転職や人生の役立つ情報を提供しています。