就職氷河期世代というバブル崩壊後の不景気の煽りを物凄く受けてしまった世代がいます。
右肩上がりの成長がバブル崩壊とともになくなり、一気に日本経済が不景気になってしまいました。
不景気の影響を受けてしまい企業は新卒採用などを極力減らしてしまったり、または採用そのものを数年間行わなかった企業もありました。
満足な就職ができなかったこの就職氷河期世代。
可愛そうな世代でもあるのですが、嫌われている世代でもあるって知っていましたか?
「言い訳ばかりで氷河期世代って使えないっすよ!」
「自分の時代はこんなに大変だった話ばかりで悲壮感ばかり。」
「苦労してきたわりには仕事出来ないんですよね~。あの世代って。」
そうなのです。
氷河期世代というのは、時代のせいにし過ぎていて嫌われる人も大勢いるのです。
そんな就職氷河期世代というのは、使えないクズばかりなのか。
真実をお伝えしていきます。
就職氷河期世代の私が。
私と同じ就職氷河期世代の人には特に読んでいただきたいと思っています。
目次
氷河期世代クズばかり?
氷河期世代というのは、時代に翻弄されてしまった悲しい世代。
この時代から派遣労働などが増えていき、そして企業も正社員の採用枠を急激に減らしてしまった時代です。
さらには追い打ちをかけるように、ブラック企業も増えてきたのです。
そのためか…
「辛い3K(きつい・汚い・危険)な正社員にしかなれなかった。」
「取り敢えずお金稼がないといけないから派遣で…。」
「何十社も受けて全て不採用っす。学生から続けているお店のバイト継続っす。」
という感じで、満足な就職も出来ず辛い思いをした世代なのです。
その多くは、非正規雇用として働く年数が長くなってしまいました。
私もそうでしたね。
悲しくもかわいそうな世代…
などと感じましたでしょうか?
けれども、同情する気持ちすらも無くなってしまうくらいに酷い人間性を持った人も多い世代なのです。
まさにクズが多い世代。
氷河期世代にクズが多い理由
- 時代のせいにし過ぎている
- 自分は全く悪くないと本気で思っている
- 頑張っても報われなかったので頑張ろうとしない
- 自分は悪くないと思っているためプライドが高い
- 異様に好きなことしかしたくないと思っている
- 氷河期世代以降はみんな負け組だと思っている
お恥ずかしながら私も氷河期世代ですので、時代や他責思考になっていたときもありました。
本当にクズであったと思います。
私の知人は未だに時代のせいにしており、プライドばかり高くて付き合うのが難しい人間がいます。
この様な最悪な性格をしている人が多くいるのも、氷河期世代の残念な特徴なのです。
だからこそ、クズだといわれてしまうのですね。
氷河期世代の特技は言い訳
氷河期世代は、時代に翻弄されてしまった世代です。
そのため悲しいのですが、時代のせいにしてしまうあまりに自分の悲観的な状況はしょうがないと考える人が多いのも現実。
「時代が良ければこんなことにはならなかったんですよ。」
「まともな仕事に就ければ俺だって結婚できたんですよ。決してモテないわけではありません。」
「バブル以降の人達はみんな負け組なの。」
こんな感じで、言い訳しかいわなくなってしまう人が多くいるのも氷河期世代なのです。
「いやいや!氷河期は大変だったよ。今でも非正規雇用が多いし。」
という意見もあります。
確かにそうです。
しかし、非正規から脱出し正社員として働いている氷河期世代もいます。
私もそうです。
非正規でずっと働き続けていた友人達も、今ではしっかりと正社員として働き家族を養っています。
私だって非正規雇用から脱出できたのは、33歳のときでした。
遅い方です。
時代のせいで大変だったのは私だって氷河期世代なので分かりますが、今でも非正規の氷河期世代は他責思考が強いです。
さらには、正社員として働いている氷河期世代も、他の世代に比べて他責思考が強い人が多いです。
なぜならば、とても大変な環境の企業で働き続けてしまったからでしょう。
または、正社員として働けたとしても、とても大変な企業(ブラック企業)であったため退職をし、再び非正規雇用へと戻ったりを繰り返してしまったために、時代や会社のせいで自分は恵まれていないと思ってしまっているのです。
氷河期世代の言い訳
- 私ひとりじゃ無理に決まっているでしょ
- 誰も助けてくれない(1人で行う仕事)
- 自分の実力不足ではなく会社の方針がいけない
- 教えてくれなければできない(質問をしない)
- 専門的に勉強していないから時間がかかるのは当たり前
この様な言い訳をしている氷河期世代が、あなたの職場にもいませんでしょうか?
あなたと一緒に働いている氷河期世代の特技は言い訳だといわれても、仕方ないくらいに言い訳をしてしまう氷河期世代が多いのも事実なのです。
氷河期世代は職場でお荷物
氷河期世代は、クズで言い訳ばかりの人が多い。
そんな氷河期世代は、職場でお荷物になってしまうことが多いです。
- 言い訳ばかりの人は扱いづらい = お荷物
- 仕事がまともにできない = お荷物
- いっちょ前なことをいっていてもやる気がない = お荷物
私の職場にいる48歳氷河期世代も、まさにこれらを全て併せ持っています。
「自分で考えろって指示されなければわかりませ~ん!(48歳)」
「みんなで協力しましょう!(自分がやる仕事に責任持てない48歳)」
「入力間違えている?私がですか??(やった仕事を覚えていない48歳)」
こんな人、お荷物過ぎませんか?
私も氷河期世代なので恥ずかしいったらありゃしません。
氷河期世代だけではなく、様々な世代にもこの様に職場のお荷物になる人は一定数います。
けれども、まともに就職ができなかった人が多い氷河期世代。
若いときからしっかりと、職場で正社員としての教育を受けてこなかった人が多いため、責任感やマナーが足りていない人が大勢いるのです。
私も氷河期世代。
非正規から脱出できた年商700億円のベンダーに就職できた時、遅咲きでしたが徹底して教育をしていただきました。
氷河期世代の多くが職場のお荷物になってしまう理由は、若いときにしっかりとした働く社会人としての教育を受けていないためです。
氷河期世代は無駄にプライド高い
氷河期世代の特徴の中でも群を抜いて目立っている特徴がプライドの高さです。
とにかくプライドが高い!
時代がとても大変だったせいもあって、負け組のレッテルを自然と貼られててしまうことが多いからなのでしょう。
氷河期世代のプライドの高さ一覧
- 自分が悪いのではなく時代が悪い
- 仕事ができないのは自分が悪いのではなく環境がいけない
- 年収が低いのは氷河期世代だからしょうがない
- 時代が違えば優秀な自分はもっといい会社にいけた
- 頑張っても報われなかったんだからスキルが身に付かなくて当たり前
- 結婚もできたけど氷河期だからいけなかったんだ
時代が悪いのは確かにそうでした。
けれども、仕事ができないのは時代のせいとは関係ありません。
年収が低いのも、非正規から頑張って抜け出そうと努力しなかったあなたの責任です。
良い会社へいけないのは、ただ単純に実力がないだけ。
スキルを身につけるのも結婚をするのも、時代が悪いというのは全く関係ありません。
とにかく自分は悪くないというスタンスで、プライドだけが高い人が多いのが氷河期世代の特徴です。
私も少しだけプライドが高くなってしまった経験があるので分かります。
今現在でも46歳非正規雇用の知人(非正規歴21年)は、自分は悪くないというプライドの塊に育ってしまっています。
氷河期世代って頭おかしい?
氷河期世代は色々と問題視されているのは事実です。
- 時代に翻弄されてしまい思うような人生が送れなかった
- 非正規雇用で現在も働いている人が大勢いる
- 結婚など人並みの幸せを手に入れられていない
この様に大変な思いをしてきた氷河期世代。
しかし、この様な悲しい現実の問題ではなく、氷河期世代の人間性が問題になっている事実もあります。
「本当に氷河期世代のあのおっさん…頭おかしいんじゃないの?」
「時代に翻弄されて悲し世代だから同情して採用したからって使えないんじゃさ~。」
「まともな人間性じゃないですよね。本当に…。」
頭がおかしいんじゃないかというくらいに、若い世代などからは思われてしまう行動をしてしまう氷河期世代も大勢いるのです。
言い訳が多い、無駄にプライドが高いなどのその特徴が足枷になってしまっているのですね。
今の自分が報われていないのは、時代が全ていけなかったと結論付けてしまっている氷河期世代がとても多いのです。
人間という生き物は、誰しもが少なからず自分で責任を取ることを嫌がります。
しかし氷河期世代の多くは、社会人になるタイミングがあまりにも悲惨だったためか他責思考がとても強い人が大勢いるのです。
こうなってしまうと、他の世代からは頭がおかしいと思われても無理はないのかもしれません。
氷河期世代が嫌いな人が多い理由
ではなぜ、こんなにも氷河期世代というのは嫌われてしまうのでしょうか?
氷河期世代が嫌いな人が多い理由。
それは、言い訳をしている人達が大勢いるからです。
正直にいいましょう。
決して周りの人達の多くは、氷河期世代を嫌ってもいないし馬鹿にしているわけでもありません。
バブル世代も氷河期世代を馬鹿にしていませんし、今現在の若い世代も馬鹿にしていません。
もちろん氷河期世代というだけで、嫌っている人もいません。
ではどうして、氷河期世代が嫌われてしまうのでしょうか?
それは、自分が氷河期世代であるということを全ての言い訳にしているから問題視されてしまっているからです。
嫌われている氷河期世代が問題視されている理由
- 時代が悪い
- 努力しても報われなかった
- 負け組からの出発だから
時代のせいだから努力しても無駄だった。
就職活動のスタート時にもはや負け組確定だった。
この様なごもっともなことをあなたに話してきて、論破してくる氷河期世代を好きになる人っていませんよね?
私だって氷河期世代です。
それも1番きつかったといわれている氷河期世代です。
非正規雇用として働く期間がとても長く、子供が誕生してからも3年間は契約社員でした。
けれども、現在では年間ボーナス4ヵ月分あり定期昇給もあるホワイト企業で正社員として働いています。
誰だってこの様に良いわけをされてしまえば、相手のことを嫌いになってしまいます。
「もう俺達は高校や大学を卒業したときから負け組なの。終身雇用でなくなったときから負け組なんだよ。」
という年上の非正規雇用、氷河期世代の友人話していたこと。
あなたはどう感じますでしょうか?
就職氷河期世代でも優秀な人はいる
就職氷河期の人は、とてもネガティブな人が多いのも事実。
- 悲観的
- 言い訳ばかり
- 頑張らない
時代に翻弄されてしまったせいか、時代のせいばかりにして言い訳をしている人が多い世代。
頑張っても報われないことが多かったために努力をあまりしませんし、物事の考え方も悲観的に考えてしまう人も大勢います。
「やはり氷河期世代は使えない人ばかりなんだなぁ。」
「言い訳ばかりで嫌になっちゃいますよ~この世代の人!」
「本当にクズの様な人が多いですね。何で採用したんでしょ?」
職場でこの様に他の世代からいわれてしまうことも無理ありません。
時代のせいという他責思考に、いつまでも囚われてしまっている人が多いですから。
けれども、優秀な人もいます。
就職氷河期世代でも、当たり前ですが優秀な人材はいるのです。
例えば、あなたが1998年生まれだとしましょう。
同じ会社で働いている1978年という20年前生まれの先輩がいませんか?
ちょうど1番大変だった氷河期世代の人です。
その先輩たちは、役職に就いている人もいれば一般従業員で働いている人もいるでしょう。
そんな氷河期世代の皆さん全て、仕事ができないクズではありませんよね?
氷河期世代だけではなく、どの世代でも仕事ができる人もいればできない人もいる。
当たり前のことですね。
しかし、氷河期世代の非正規雇用で働いている人の多くは、とてもネガティブな他責思考が多いのも事実です。
まとめ
氷河期世代は使えないクズなのかについてお伝えしてきました。
職場で使えないクズが多い割合は、氷河期世代は他の世代よりも若干多いかもしれません。
お伝えしてきた通り、時代にせいにする他責思考が多いからです。
私も1番大変だった氷河期世代の生まれなのでわかります。
けれども、そんな非正規で長年働いていた私でも抜け出しました。
抜け出して役職付きで働かさせていただいています。
結局は変わろうと本気で思った人しか変われないのです。
その本気で変わろうと思わなかった氷河期世代が厄介なだけなのですね。
氷河期世代だけではなく、他の世代にもいえることです。
本気で変わろうとしなかった非正規雇用の氷河期世代は、癖のある人が大勢います。
あなたも気を付けて接した方がいいでしょう。