私には、東京ドームの広さに匹敵するであろう知識や情報を溜めておける頭脳がある!
何てことはないにしても、知識や情報を溜めておける自身はあったつもりだが、あまり頭に入ってこない。
そんな方、いらっしゃいませんか?
どうせ頭に入らないからと読書からどんどん離れてしまう。
しかし、読書をした方が良いのは分かっているのだけれど…
知識や人生を豊かにしたり、これからの情報を仕入れるには読書をした方が良いのは分かっているのだけれど…
本を読んでもどうにもこうにも頭に入らない!と言う経験をしている方って多いのです。
正直、私自身も読書は好きですが頭になんて全然入ってこないものが多いですよ。まぁ、全然と言うのは言いすぎですが、300ページの本を読んでも頭に残っているのは、40ページか50ページくらいの文章ではないでしょうか。
それも何となくです。
しかしですね、私はそれで良いと思っています。と言うか、私もそうですが皆さんもそうであるように、どんなものでも記憶できる様な天才ではないですよね?
人間と言うのは1日の出来事も70%は忘れてしまうといいます。かなり忘れてしまう生き物なんですね。
だったら本を読んでもある程度の知識は忘れてしまってもしょうがない、と言うかそれが正常の人間だという事です。
しかし、読書をした中でも忘れられない文言があるはずです。あなた自身の心に響いてくる文言が必ずあるはずです。
その心に響く文言をゲット出来ただけでも最高です。
それは何故なのでしょうか?そんな事を書いてみました。
読書をしても頭の中に入ってこなくて困っているというあなた、ぜひこの先を読んでみて下さい。
目次
読書しても頭に入らないのは病気?
読書をしていてもまったく頭に入らない。
次の日には、すっかり内容を忘れてしまうけどこれって病気?
いえいえ病気ではなく、むしろ健康な証拠です。
人間というのは、1日の出来事の70%近くは忘れてしまう生き物です。
例えば、先週7日間の夕食に何を食べたか全て覚えている人などいません。
毎日毎日、同じものを食べていれば違うでしょうが基本的に人間というのは、忘れていくようにできている生き物なんです。
しっかりと覚えてしまう、ずっと記憶が残ってしまうと逆に大変で、嫌なできごともずっと覚えてしまうことになります。
覚えるということも大事なのですが、それと同じくらいに忘れるということも人間にとっては大事なのです。
決して病気ではないので安心してください。
知識や情報を覚えたいのなら読みたい本を読むのが大事
人間が忘れてしまうということも大事だとしても、それでも知識や情報を頭にインプットして残しておきたいですよね?
そのために必要になってくるのが、本の選び方です。
特に読書の習慣がない方というのは、友人や会社の仲間から勧められた本を読んだりしてしまいます。
他にも話題の本だとかを購入して読んだりします。
これらのことが特に悪いわけではないのですが、人から勧められたことってあなた自身興味あったりしますか?
あまり興味がないのだけれど、勧められるがままに本を読んでみたところで面白くもなんともないなんて経験をしている。
図星ではないでしょうか?
これ、別の例えでいうと音楽なんかもそうです。
勧められた音楽を聴いてみてもあまりしっくりこない。自分はロックが好きなのに、何で興味のないヒップホップを聴いているんだろうということと同じです。
人間って自分が興味あるものしか覚えません。
好きな人のことは覚えられるけど、興味のない人のことはまったくといっていいほど覚えません。
読書をしても頭に残らないというのは、興味がない分野の本を読んでいるからです。
ビジネス書を読んで勉強しなければいけないとか、自己啓発書を読んで自分を成長させなきゃいけないとか分かっていても興味がない。
だったら今のあなた自身が興味のある本を読めばいいんです。
漫画でも良いんです。資格の勉強の本だって雑誌だって良いんです。
とにかく今のあなた自身が興味があり必要と感じる本、知識や情報に触れることが大事なんです。
どんなに素晴らしい内容の本であっても、興味が無ければ頭に入ってきません。
あなた自身に問いかけて、本当に読みたい本を読むようにしてください。
本を読んで心に残る言葉は自分を変えてくれる!
本を読んでいると心に残る言葉があります。
その言葉をゲットできただけでも、読書した意味があります。
漫画でいえばスラムダンクの安西先生がいった言葉…
「あきらめたらそこで試合終了だよ。」
他にも1994年サッカーW杯決勝でPKを外した元イタリア代表のロベルト・バッジョ選手の言葉…
「成功したPKは忘れられるが、失敗したPKは永遠に忘れることができない。」
そしてAPPLE社の創業者であるスティーブ・ジョブズの言葉…
「ハングリーであれ。愚か者であれ。」
この様な言葉ってとても心に響きます。
どの様なジャンルの本であれ、今現在のあなた自身に響く言葉は必ずあります。
弱った心や精神に勇気や元気を与えてくれるのが、本なんですね。
読書は必ずためになる!その理由は…
多くの方が言葉をそろえていうのが、読書は必ずためになるということです。
本当にそうなの?と疑問に思う方も多くいますが、実際にためになるのが読書です。
読書が必ずためになるその理由は、先人の知恵と経験を知ることができるからです。
人間には、命に限界があります。
その限界ある命の時間の中で、私たちは生活をし様々な経験をして成長していくのですが、たくさんのことを経験するにも限りがあります。
例えば、世界中の国全てを回るとかとても難しいですし、とてもじゃないですが多分無理でしょう。
ハードルを下げて日本の47都道府県を全て回る人だって、日本人の中でもあまりいないのではないでしょうか?
知識もそうですが、私もそうですしあなた自身もそうですが生活の中で経験をすることって意外と少ないんです。
そんな先人たちの知恵と経験を一気に学べる本というのは、とても素晴らしい財産なんです。
知人の女性の方は、父親にこういわれたそうです。
「読書をしない男とだけは結婚するなよ。」
読書はプラスになることはあってもマイナスになることはありませんので、積極的にあなたの読みたいジャンルの本を読んでいってください。
読書家になるにはどうすれば?
どんなに読書をすることが良いことだといわれても、そもそも本を読む習慣が今までにない人は大勢います。
時間がないとか、読みたい本がないとかで読まない人もたくさんいます。
そもそも本なんて読んだって意味ないじゃんという残念な人もいるでしょう。
本を読むという行動に一歩踏み出せない人は、どのようにしたら読書家になることができるのでしょうか?
実は私氏自身も全くと言っていいほど20歳くらいまで本を読んでいませんでした。
とはいっても雑誌や漫画などはよく読んでいたのですが、ビジネス書や自己啓発本、小説などは全く読んでいませんでした。
ある時、どうしても気分が落ち込みやすい自分を治したくてインターネットで情報を探していると、ある記事を書いている方がオススメしている本があったので購入して読んでみました。
これが私が読書家になったきっかけです。
人間って誰しも悩みがあります。
悩みのない人間などいないですよね?いたらとてもすごいことだと思いますが、悩みがありながら生きていくのが人間です。
あなたにだって悩みはきっとあるはずです。
そんな時にどうしていますか?
多くの人の場合は、友人に悩みを打ち明けて愚痴を言い合っているのが多いと思います。
そんなあなたの悩みを友人知人ではなく、本を読むことで解決するんです。
本を書いている著者の方というのは、とても研究をしてきている内容を伝えています。
友人知人の方には申し訳ないですが、友人知人の方以上にとても適切なアドバイスをしてくれます。
知識を得る情報を得るというのは、悩みの解決でもあります。
あなたが悩んでいることを解決してくれるきっかけの本を探してみて下さい。
そこからが読書家になる第一歩になります。
読む本はオーディブルでも良い
最近では本を耳で聴くということもできます。
様々な企業が本を音声にして提供しています。
実はこれとても画期的なことで、どの様な場所でも周りを気にせず本の知識や情報を耳から吸収することができます。
例えば通勤時の電車の中や車で運転している時間が読書の時間に変わります。
休日の散歩の時間や、取引先まで歩いて行く時間なども読書の時間に変わります。
料理や掃除をしている時でも聴けますので、普段の生活の生産性がとても上がるのです。
どうしても読書の習慣がなく紙ベースの本に取り掛かれないという人は、耳で本を聴くということからスタートしても良いでしょう。
時間があるときには本を読み、本を読む時間がない時には耳で本を聴くという使い分けもオススメです。
まとめ
読書はとても大事だが、頭に入らない。
しかし、人間は忘れていく生き物なので本の内容の4分の1でも覚えていればそれだけで良いという内容を伝えてきました。
読書は人生を豊かにするとはよくいいますが、やはり読書というのは先人の苦労して手に入れてきた知識や情報を知るうえでとてもいいことです。
ただしどんなに読書が良いといっても、頭の中にあまり残らないのでは意味がないのではないかと思う方も多くいるでしょう。
そんなことはないのです。
何度もいいますが、あなたの頭の中に残る知識や情報だけがあなた自身が必要としている情報なのです。
必要な情報が手に入れられるだけで、大成功なんですね。
本を読む習慣がある人と、本を読む習慣がない人とでは3年後には明らかに差が出てしまっています。
会社や取引先などの上にいる人ほど、知識や情報にはとても敏感で勉強をしています。
私も読書を習慣にしていたおかげで、当時の取締役が読んでいた本のことを知っていて気に入っていただけたのを覚えています。
読書をしても天才でない限り全ての内容は覚えることはできません。
頭の中に入らない70%ではなく、30%や20%でも知識や情報が増えれば素晴らしいことです。
最近ではオーディブルなどの耳で聴く読書もあります。
電子書籍を使えば様々な端末で本を読むこともできます。
昔に比べて読書の方法もすごく広がっています。
ぜひ読書を習慣にして、30%でも20%でも知識や情報量を増やし、こつこつとレベルアップをしていきましょう。