「私…どんな風に人生を生きて行ったらいいのか分からないんです!」
意外と、生き方について本気で悩んでいる人達が大勢いるのが現実なのですが、あなた自身はどうでしょうか?
自分自身がどのように生きていったらいいのかがわからない。
結構多くの方がこの悩みを抱えています。
実は、私自身もその悩みを抱えて生きていたときがあります。
当時、20代から30代前半の頃は生き方についてとても悩んでいました。
仕事も、20代はずっとアルバイトや契約社員での仕事をし、週休1日でずっと夜勤の仕事をしていました。
30代になってから転職をしても、ついた仕事は再び安定とは程遠い契約社員。
しかし、それから今までの経験を生かし34歳のときに日本全国展開しているチェーンストアに商品を卸している会社で正社員として転職することができました。
そこで感じたのが、生き方とは仕事であると言うことです。
幸せになれる生き方というのは、仕事が密接に関係しているのですね。
どんな生き方をすればいいのか悩んでいるあなたは、この先を必ず読んでみてください。
目次
幸せな生き方は仕事と大いに関係がある
幸せの生き方と言うのは、仕事と大いに関係があります。
仕事自体が自分の納得している仕事でない限り、幸せな生き方というのは手に入れることができないでしょう。
しかし、私はちょうど就職氷河期時代の人間です。
この頃は私の友人や先輩、そして後輩などの多くが悲しいくらいに正規の職に就くことができませんでした。
正社員として就職ができなかった人がほとんどだったのです。
かつて存在した会社で日雇い派遣で数年間、働いたりしている友人もいました。
周りを見てみると私もそうですが、仕事が不安定なほど生きている事自体に価値を見出せなくなる人と違うほとんどです。
私自身ちゃんとした仕事に就くのにだいぶ時間をかかってしまいました。
当時は、次々と友人達がしっかりとした正社員の仕事に就くのを見ていると、どんどんどんどん気持ちはネガティブな方向へいってしまっていました。
いったい自分はどのように生きていったらいいのだろうか?そしてどのような仕事が向いているのだろう?
そんな悩みを抱えている毎日でした。
様々な仕事にチャレンジし、ときには自分のやりたいと思った仕事にチャレンジもしましたが全て失敗。
家族のこともありましたので、34歳の時に今までの経験を活かしてなんとか正社員としての就職ができました。
仕事でとても評価され、自分自身も心から好きだと言う仕事ではなかったのですが自分ができる仕事、そして自分が評価される人に必要とされる仕事をしているというのは、生き方としてはとても幸せなことだと思います。
仕事が充実するという事は、人から必要とされ周りから感謝されるということです。
どのような職種でも構いません。
あなた自身が活躍でき人々から評価される仕事、その仕事をしている限り幸せな生き方はできると思います。
あなたの自身のやりたいこと以上に、あなたを評価してくれる仕事の方があなたを幸せにしてくれます。
自由な生き方を考える。自由な生き方は本当に幸せか?
最近では正社員として安定した仕事に就くのではなく、自由な生き方としてのフリーエージェント、個人事業主として生きていくと言う生き方も見直されています。
インターネットの発達によって、自宅にいながら全国どこでも仕事ができる環境が整いました。
そのためIT関連の技術を身に付け、フリーランサーとして働きたいという人が多くいるそうです。
しかし、果たしてこの生き方が本当に幸せになれることなのでしょうか。
私自身も個人でウェブデザイナーとして仕事をしていたときがあります。
ウェブデザイナーというものがとても素敵な職業に思えたのと、自分自身でゼロから作り上げるという仕事に魅力を感じていました。
個人で勉強もし、スクールへ通っても勉強をして技術を身につけました。
しかし、正直にウェブデザイナーで活動を始めたときの現状をいいますと、全くといっていいほど仕事がありません。
求人も少しは出ているのですが、経験年数3年から5年の経験者のみの採用。
それでも、起業家などの集まりに顔を出すようにし、仕事を掛け持ちしながらなんとか仕事を頂きやっていました。
正直自由ではありました。しかし幸せではありませんでした。
夜中でも電話がかかってきたりと、休日など無縁の日々でしたね。
私自身、個人事業主としての生き方やフリーランサーとしての生き方を否定しません。
しっかりとあなた自身がやっている仕事で、安定的に収入を得ていることができればいいと思います。
自由な生き方というのは、全て自分の人生そのものの責任を自分自身が覆うということです。
会社員として働いている福利厚生などの保証もありません。
そのため将来貰える年金の掛け金も少ないです。
会社員として働いて得ることのできる福利厚生というのは、実はとてもありがたいものなのです。
自由な働き方ができる個人事業主やフリーランサーとして働くのであれば、会社員の収入より年収は1.5倍ほど稼がなければ幸せな生き方はできないのではないでしょうか。
自由な生き方が、自由ではない生き方になってしまう場合が多いのです。
どんな生き方をしたいか?
仕事をしっかりとし幸せな生き方をしたい。
会社員として働くのか、それとも個人事業主として働くのか。
働き方というのは、人それぞれの判断であり、その働き方はあなた自身で選ぶことが重要です。
仕事と言うのは、あなたの人生を幸せにする手段でしかありません。
仕事は、手段でしかないのですね。
あなたが幸せになれるのであれば、どの様な業界のどの様な職種の仕事でもいいですし、どの様な土地で働いてもいいと思います。
あなた自身は、この仕事をやれば幸せになれると思って就いた仕事が、幸せになれるどころかむしろ不幸になってしまったという仕事である場合もあります。
私自身も過去に数回、幸せになれる仕事ではなかったという経験をしたことがあります。
私自身は、自由が欲しいと思って個人事業主として起業した20代後半のとき。
「自分の好きなことで働け、自由気ままに時間を使えるなんて本当に幸せだな!」
などと思っていた矢先、取引先から無茶ぶりの作業量を与えられ、割に合わない契約金での仕事というブラック企業以上の辛さを経験しました。
実は、自由というのは全てが自己責任なのです。
それよりも、しっかりとしたルールがある企業組織の中で働いた方が、実は幸せな人生が送れるということも往々にしてあるのです。
日本だけではなく、世界中見渡してみても人々にとっての仕事というのは、幸せな生き方をするための手段でしかありません。
どんな生き方がしたいのか?
その様に悩んでしまったときは、あなた自身にこう言い聞かせて下さい。
幸せな生き方ができる仕事を見つけましょうと。
生き方がわからない20代
生き方が分からないのは、特に20代に多いです。
20代、若い世代ですよね。
たくさんの可能性がある未来が待っている20代の人達が、なぜ、人生の生き方が分からない人が多いのか?
これは、答えはハッキリとしています。
経験値不足だからです。
高校や大学などの学生時代というのは、やはり誰もが楽しいわけです。
勉強が苦手だったり、嫌いな先生たちがいたりはしますが、同い年の仲間と過ごす毎日は何をしていても楽しいものです。
そんな楽しかった日々から、社会人へとステップアップしてみると…
自分の父親の様な年代の人など、幅広い人達と働かなければいけません。
当然ですが価値観も違います。
所属している会社組織の雰囲気やカラーもあります。
学生時代のただただ楽しかった環境から、一気に責任感が問われる厳しい環境へ移る20代。
私自身もそうでしたが、辛いですよね。
「このままこの会社で一生働いていてもいいのか?」
「もっと素敵な人生が待っていると思たんだけど…」
「自分の人生って何なのかな?」
20代こそ、1番生き方が分からなくなってしまう年代でしょう。
逆に、分からないからこそ、たくさんチャレンジしていけばいいのです。
たくさんのチャレンジの中から、必ず「これだ!」と思うものが20代のあなたにも見つかります。
生き方が分からない30代
「結婚もした私は、30代。子供もいるにもかかわらず何していけばいいのか分からない。」
「35歳で生き方が分からないんだよ…」
「30代ってすごく中途半端な年代だよなぁ。」
あなたもそうでしょうし、あなたも周りの人達もそうでしょうが、30代になると職場ではある程度の役職に就いている人もいますし、結婚をして家庭を持っている人もいます。
周りからすれば一見、幸せそうな人生の生き方をしている部類に入ると思います。
職場で役職も付いていて家庭もある。
けれども、人生がつまらない。
さらには、人生の生き方が分からない。
20代以上に30代の人が人生の生き方が分からない状況というのは、少し危険な状況でもあります。
30代というのは、これから先の人生での生き方に対して、ある程度のあなた自身の生き方を定めなければいけない年代です。
このまま自分自身の夢を追い続けるのか?それとも、確実な生き方を選ぶのか?
自分自身を中心に考えて生きていくのか?それとも、家族を中心に生きていくのか?
30代になっても人生の生き方が分からないあなた。
これから先の人生で、あなたにとって1番大事にしたいものは何なのか。
夢か仕事か家族か。
30代のあなたは、あなたにとって1番大事にしたいものから集中してください。
そうすれば、生き方がきっと見つかはずです。
生き方が分からない40代
40代は、仕事でもプライベートでも1番大変な時期です。
そんな私も、現在は40代。
40代がとても人生で大変な時期だというのは、身をもって感じています。
「住宅ローンなどの支払いに追われているし、職場では重い責任を背負わされている。よかったのかな?」
「自由気ままに生きてきたら42歳にもなって非正規雇用ってさ…」
「毎日同じことの繰り返しの人生というのが40代なのか?嫌だな!」
家を購入していれば住宅ローン問題に頭を悩ませます。
課長や部長などの高い役職へ就いていれば、役員や部下から板挟みにあいストレスが溜まります。
子供がいれば学校での進学なども進路問題も出てきます。
仕事でもプライベートでも、これまでにないくらいの試練がやってくるのが40代です。
その様な山積みの問題から、人生の生き方が分からなくなってしまう40代の方というのもたくさんいます。
もしあなたが40代で生き方が分からないのであれば、大きな変化をする決断をしなければなりません。
今までのすべてをリセットして、新しい仕事への転職をしてみる。
これ、大きな決断ですよね。
40代は、転職するにはラストチャンスの年代でもあります。
あなたの経験を大きく評価しれスカウトしてくれる企業もあります。
新しい環境へ勇気を出して飛び込めば、人生の生き方も変化し見えてくるものがあります。
しかし、転職はリスクがつきものです。
年収が下がってしまう可能性もありますし、新しい環境で再び仕事を覚えなければいけない大変さもあります。
「45歳で転職はしたくないよ!」
というのであれば、あなた自身が全く興味がなく絶対やらないだろうと思っていたことにチャレンジしてください。
私であれば、40歳でカメラ撮影が趣味になり大きく生き方が変わりました。
写真を撮影に行くために知らない土地へ行く。
これだけでも、物凄く新鮮ですしチャレンジです。
40代で生き方が分からないのであれば、未知の領域へのチャレンジ…小さなチャレンジでもいいのです。
体験しましょう。
生き方がわからない50代
50代といえば、仕事もそろそろ終盤戦を迎えている年代です。
60歳や65歳の定年退職まで、残り僅かの年代になっているわけです。
プライベートでも子供は社会人になり、結婚して独立しているという人もいるでしょう。
もしかしたら、孫だってできている人もいますよね?
そんな50代のあなたが、50代にもなって人生の生き方が分からないのであれば、解決方法はたった1つしかありません。
50代で生き方が分からないのであれば、仕事に解決方法を求めることはできません。
たった1つの解決方法は、プライベートを充実させることだけです。
私自身のプライベートの充実方法といえば…
- 週に1回から2回通うサウナ
- 週末の休日に作るブランチのパスタ
- 太陽の下のウォーキング
- 読書
- ドライブがてらミラーレス一眼での写真撮影
これら6つのことが、私自身のプライベートの充実方法です。
人間というのは、年齢を重ねるとほんの些細なことでも、幸せを感じることが出来ます。
しかし、その些細なことの幸せの感じ方にもテクニックが必要です。
そのテクニックとは、あなた自身が行動をして結果を出すことです。
最初は上手くいかなかった写真、それでも少しづつ続けていたらある程度は良い写真が撮れるようになってきた。
始めてから1年5ヵ月…
ある自治体の風景写真の賞をゲット!
これは、私自身の実体験です。
もし、あなたが50代で生き方が分からないのであれば、逆にチャンスかもしれませんよ?
分からないということは、これからいくらでも探せますし、いくらでも挑戦できるということです。
50代というのは、ある程度のこと…仕事や家族問題などの目途がついている年代です。
だからこそ、新しい自分を発見しやすい年代です。
仕事以外での挑戦をしてみて下さい。
そして、どんな生き方でもいい!
正直、人間というのは、人それぞれで様々な生き方があります。
幸せに生きていくのであれば当然ですが仕事は重要です。
仕事は重要なのですが、先ほども書いたように会社員として働いても個人事業主として起業して働いても、あなた自身が幸せであればそれでいいのです。
しかし私の周りにもいるのですが、40代でアルバイト生活をしている友人がいます。
世間一般から見れば安定した職についておらず、結婚もしておらずフラフラしているようにしか見えないと思います。
しかし、その友人はその生き方が今はとても幸せなのです。
自由の利くアルバイトと言う仕事、そして結婚もしていないので自分自身に対して使える時間とお金が多いこと。
「実家暮らしで家賃もないから楽だよね。さらには、好きなバンド活動をして、好きな勉強を出来るから最高だよ。まあ、世間からは定職に就けと思われているし、実際にお婆ちゃんからもいわれているけどね。」
そんな私の友人は、自分の自由なことができるのということがとても幸せなのだそうです。
世間一般ではこのような生き方をしていると、だらしないとか自分勝手でいい加減な生き方という人もいるでしょう。
しかし、人の幸せの価値観というのは十人十色です。
だからそれで本人が幸せならそれでいいのです。
どんな生き方でも他人様に迷惑をかけていなければ良い。
あなた自身が幸せな生き方を仕事であろうと、プライベートであろうと見つけることが大事ですよ。
まとめ
生き方は、仕事で決まってしまう…
この考え方には、反対意見もあるでしょう。
しかし、仕事で生き方は決まってしまうというのは、まんざら嘘ではありません。
なぜならば、仕事はあなたの1日の大半を過ごす場所だからです。
だからこそ、仕事が充実しなければ人生は充実しないのです。
そして、生き方も充実しません。
あなたが現在の生き方に満足していないのでしたら、仕事を変えてみましょう。
そして、仕事を関わらず生き方に悩んでいるのでしたら、プライベートにも変化を起こしてください。
仕事とプライベート。
この両輪を変化させることで、あなたの生き方は必ず幸せの方向へと向かっていきますから。

1979年生まれの就職氷河期世代の妻子持ち男のthelifeです。非正規雇用で数年間も働き続けた負け組であり、抜け出すために独立を考え行動するも挫折。それでも転職成功し現在はホワイト企業で働いています。年収240万円契約社員→大会社年商700億円へ転職成功→年商300億円医薬品ベンダー転職→大手商社系物流会社内定→残業の無いホワイト企業転職。実体験に基づく転職や人生の役立つ情報を提供しています。