開けてはいけないパンドラの箱の話ってご存じですか?
開けてしまった瞬間、あらゆる悪・不幸・災いが地上へ蔓延してしまったのですが、箱の中に最後に残っていたのが希望だという話です。
しかし、ブラック企業に勤めている人…もしくはあなたもそうかもしれません。
家族とも上手くいっていなく、家に帰るのも本当に嫌で嫌でしょうがないと毎日感じている人、もしくはあなたもそうかもしれません。
「生きていても絶望しかない…」
その様に感じている人、少なからずいらっしゃいます。
実は私も、人生に絶望をしてしまったことがありました。
それでも何とか立ち直り、今現在ホワイト企業で働きながら副業をし、辛いこともありますが幸せに暮らしています。
なぜ、人は絶望してしまうのか?
人生に絶望していしまう人、もしくは現在絶望してしまっているあなたへ…
絶望をしてしまうと感じてしまう事と、その絶望からの復活方法を書いてみましたので読んでください。
目次
絶望…死ぬしかない
今現在の人生に絶望をしてしまっていると…
「死ぬしかない…」
「辛いだけならいっそのこと…」
「明日が来なければいいのに。」
などと、ネガティブなことばかりを考えてしまいます。
実際に、絶望をしてしまい命を絶ってしまう人もいますが、多くの方はその手前で苦しんでいる人がとても多いと思います。
死ぬしかないと思っているあなた…
意外と死ぬことってできません。
私も絶望をしていたときがありました。
就職氷河期世代で、正社員として安定した職につけていないにも関わらず子供ができてしまい結婚。
それからというもの、妻の両親からも常日頃責められ、夫婦喧嘩も多くなってしまいました。
このときは、毎晩友人に電話をして愚痴を聞いてもらいましたが、その愚痴を聞いてくれる友人がいたのが救いだったのかもしれません。
あの時ほど、自分自身がこんなにもネガティブになってしまうのかと、後になって振り返ると驚きです。
年金もまともに払ってきていない自分に愛想をつかされてしまっていましたし、正社員ではなく契約社員で働いている非正規雇用。
あれほど人生で打ちのめされたことはありませんでしたが、何とか今現在に至っています。
人間というのは思うに、誰しもが1度は死んだ方がまし、死ぬしかないと思うときがあるのだと思います。
今現在、人生に絶望してしまっているあなたへ。
死ぬしかないと思うその感情は、決しておかしなことではなく、誰もが感じる感情だと認識しましょう。
絶望してる人の特徴
人生に絶望している人には、いくつかの特徴というのもがあります。
例えば、よくある絶望している状態として「元気がない」という状態があります。
私も職場に絶望してしまったときに、同じ部署のパートさんに「最近元気ないよね?」と話しかけられ心配されました。
そんな絶望している人の特徴をいくつか紹介します。
もし、あなたが絶望していると認識していなくても、これらの特徴に該当するならば要注意です。
1.ネガティブに考えることが多い強い
物事をなんでもネガティブに考える状態にあると、絶望をしている状態である場合が多いです。
これ、私自身も経験があるのですが、本当にマイナスのこと、ネガティブなことしか考えなくなります。
ネガティブなことしか考えられず、じっとしていられずにお酒に逃げてしまったり夜中あてもなく歩いてしまったりしていました。
絶望しているあなたも、私と同じ経験があるのではないでしょうか?
2.心を閉ざしてしまってばかりいる
心を閉ざしてしまうのも絶望している人の特徴です。
誰からの話も聞けず、救いの助言も全く耳に入らない状態。
「どうせ自分何て何も感じず貢献できず、植物の様に一生を終えていくんだ。」
などと、心を閉ざしてしまっているのでしたら、人生に絶望している状態です。
もしあなたが、周りと距離を置き心を閉ざしているのでしたら、絶望している状態でしょう。
3.SNSやネットにネガティブな投稿ばかりする
昨今では、SNSやブログなどのネットを活用してネガティブな投稿をしている人も大勢います。
インターネットが発展してきた環境も相まって、以前よりも簡単に自分自身の気持ちを発信することが出来るようになりました。
そのSNSなどを活用して、ネガティブな発信を続けている様でしたら人生に絶望している状態です。
絶望していたときの友人が、毎日毎日ネガティブな発言を投稿していました。
結果、うつ病になってしまいました。
社会復帰はできたのですが、1年半ほどの時間がかかってしまいました。
4.表情に明るさがない
全くといっていいほど表情に明るさが無い状態は、紛れもなく人生に絶望している人の特徴です。
能面の様に笑わない顔…
絶望している人の特徴として1番分かりやすい特徴がこれです。
人間というのは、ネガティブな感情が自然と表情にも表れるようにできているのです。
周りから表情に明るさがないと指摘されたのならば、なぜそうなってしまったのか原因を考えなければ絶望からの脱出はできないでしょう。
5.無意識に自分と周りを比べてしまう
周りにこの様な特徴を持った人がいませんか?
「何で自分は、あの人と違うのだろう?」
自分自身では意識しておらず、無意識に自分自身と周りを比べてしまう人がいます。
何でもかんでも周りと自分を比べていたら、どんどん気持ちは下がっていってしまう一方です。
比べているという時点で、自分自身が周りよりも上に立ちたい、マウントを取りたいという考え方が無意識のうちにあるということです。
自分と周りを比べることこそ、この世の中で1番無意味なことの1つです。
人生に絶望している人の多くが、無意識に自分自身と周りを比べているからこそ絶望してしまうのです。
人生の絶望は20代が多い
人生で絶望してしまう年代で特に多いのが20代です。
若い年代こそ、絶望してしまう人が多いのです。
「この先、幸せになれるのか?」
「一生懸命に勉強して良い大学を卒業したのにこの結果って…」
「私はこの仕事で生きていかなければいけないの?」
「会社ってこんな感じなの?つまらなさすぎるんだけど…」
「学生時代に戻りたいなぁ…」
この様に、20代の若い年代の方が人生に絶望してしまう確率がとても高いです。
私も感じていますが、本当に学生時代って楽で楽しかったことしかありませんでした。
そんな楽しい状態から社会人として就職し生活をするようになると、これが社会なのかというくらいに馬鹿な大人が多くいることに幻滅をしてしまうのです。
「これが社会人ってやつなのか?」
という感じで、やるせない気持ちを抱え絶望してしまうのです。
20代という若さだからこそ、色々とある社会の不条理に耐えられず落ち込んでしまう20代がとても多いです。
20代という年代は、本当に人生について悩み考えてしまう年代でもあります。
私も本当に20代の頃は毎日悩んでいました。
「こんな仕事をするために俺はいるのか?俺の居場所はここじゃない!」
などと毎日思いながら、自分が羽ばたいていける場所も分からず、さらには羽ばたける武器も持っていないことも理解していたので絶望をしてしまうのです。
あなたにもこんな経験ないでしょうか?
20代が幸せだという人、もしくは幸せだったという人は意外と少ないのです。
人生において20代という若者の時期は、社会に出て絶望している人が多い時期なのです。
絶望しながら生きる
人生に絶望してしまっている場合、絶望しながら生きるしか残された道はないのでしょうか?
「そうです。あなたは、もはや絶望しながら生きるしかありません。」
などといわれてしまったら、最悪の人生をこれから生きていかなければいけませんよね?
結論からいいますと…
今現在、人生に絶望している人は絶望しながら生きていくのも生きていかないのもあなた本人次第だということです。
「結局は、自分次第なのか…」
誰も救ってくれなののだと、あなたは再び絶望してしまうかもしれません。
しかし、結局はあなた次第です。
絶望しながら生きるという決断をするのも、絶望から抜け出そうとする決断をするのも国でも親でも周りの助けでもありません。
「あなた」です。
就職氷河期世代の私の先輩で、同じく就職氷河期世代の方がいます。
その方は、ずっと非正規雇用として働いています。
大変お世話になっている先輩なので、もっと良い人生を歩んでいって欲しいと思っているのですが…
「俺のことはいいからさ。ほっといてよ…」
この様な返事が返ってきます。
ある国家資格も取得しているこの先輩。
抜け出すチャンスはいくらでもあったんです。
それでも、絶望しながら生きる状態を無意識で選んでしまった…
人生を絶望しながら生きるという決断をしてしまった方。もしくは、あなたへ伝えたいことがあります。
絶望しない生き方を選ぶ決断をすればいいだけのことです。
私自身も人生に本当に絶望を感じていたのが、29歳のときでした。
本当に人生を終わらせようと考えていましたし、お酒に毎日逃げていました。
何故ならば、子供ができているにも関わらずに仕事は低所得の非正規雇用だったからです。
年収で200万円いかないくらいでした。
そんな絶望の日々を過ごしながら色々と大変なこともありましたが、今では幸せな人生を歩んでいます。
絶望しながら生きる…
あなたの行動1つ次第です。
自分の人生ゴミ
「俺の人生なんてゴミの様なもんなんだよ!」
「ゴミは捨てられるだけ。それが私。」
「自分はゴミですよ…必要とされていませんから。」
自分の人生がゴミだと感じているあなた。
まさに人生に絶望している状態です。
最初にいっておきます。
ゴミは、燃えますよね?
ゴミだって燃えるんです。
あなたも燃えることができるんです。
燃える…燃焼することができる…努力することができるんです。
ハッキリと断言します。
ゴミの様な人生などありません。
自分の人生をゴミだと思っているのは、あなた自身がゴミだと思っているだけなんです。
周りの多くは、そんな風に思っていない場合がとても多いのです。
そんなあなたの人生を周りは輝いてみている場合もあるのです。
あなたの自身の人生をゴミだと思ってしまっているということの原因は、周りの人の人生と比べすぎているからです。
「何であの人はいつも輝いているんだ。」
「自分よりも良い人生を歩んでいるな。」
「あいつに比べて俺はろくでもないよ…」
この様に、周りと自分を比べてしまうから自分の人生がゴミの様に感じてしまうのです。
比べる必要なんてないんです。
あなたは、あなたなりの素敵な人生を歩んでいけばいいだけなんです。
自分の人生ゴミ…
誰だって隣の芝生は青く見えるんです。
あなたが自分の人生がゴミだと思っているのでしたら、小さな幸せから感じるようにしましょう。
今日も美味しいお昼ごはんが食べれたとか、温泉へ行けてサウナに入れてリフレッシュできたとかね。
絶望を乗り越える方法
人生の絶望状態から復活をする方法というのはあるのでしょうか?
まさに、絶望を乗り越える方法というものです。
「この絶望から乗り越える方法があるならば知りたい!」
「人生にも復活の呪文があるの?」
「リスタートできるのならばしたい…」
人生に絶望をしてい待っている状況だからと諦めてしまってはいけませんね。
あきらめたらそこで試合終了だよという、大人気漫画スラムダンクの安西先生の名言にもあるようにあきらめたらダメです。
あなたが絶望から乗り越えたいのでしたら、方法はこれが1番特効薬になるのではないでしょうか?
その方法とは、環境をガラッと変えることです。
絶望の状況というのは、全てが環境によるものです。
環境が人生を支配しているといってもいいくらいに、あなたが生きている現在の環境というのは、今現在が幸せなのか絶望なのかも表してしまいます。
働いている職場や担当している仕事が嫌で嫌で絶望を感じているのでしたら、人事異動で職場環境を変えたりいっそのこと転職をして会社を変えればいいのです。
結婚をしていて不幸である…夫からの暴力や妻から人としてまともに扱ってくれない環境にあるのでしたら、いっそのこと離婚を新しい生活をスタートすればいいのです。
「それができないから困っているんだよ。」
これ、人生に絶望を感じている人の9割近くの人からいわれてしまいます。
しかし、私も絶望をしていた時期がありました。
それでも今はそれなりに幸せを感じて日々を過ごしています。
会社に絶望を感じたから転職をした。
妻の両親と上手くいかないから離れて暮らすことを選択した。
絶望からの乗り越え方法は、たった1つ一歩踏み出すだけです。
まとめ
「自分の人生には、なんの希望も無い…」
と本気で感じている人は意外と多いものです。
実は人生というのは、絶望だらけです。
日本の最高学府を卒業して有名企業へ就職しても、その企業での激務からうつ病になってしまった知り合いがいます。
その様な周りから見ればうらやましい限りのエリートでも、絶望の状況に陥ってしまうのが人生です。
みんな何かしらの方法で乗り越えてきているのです。
あなたも、きっと乗り越えていけるはずですよ。
1979年生まれの就職氷河期世代の妻子持ち男のthelifeです。非正規雇用で数年間も働き続けた負け組であり、抜け出すために独立を考え行動するも挫折。それでも転職成功し現在はホワイト企業で働いています。年収240万円契約社員→大会社年商700億円へ転職成功→年商300億円医薬品ベンダー転職→大手商社系物流会社内定→残業の無いホワイト企業転職。実体験に基づく転職や人生の役立つ情報を提供しています。