あの時には、戻れない…
「何で私は転職してしまったんだろうか…最悪だ!」
あなたは、転職して後悔してしまったことがあるでしょうか?
私はあります。
きっと、転職経験者の多くが1度や2度、転職してしまったことを後悔してしまった経験があると思います。
- 「こんなはずじゃなかったんだけどな。」
- 「入社してみたら最悪な人間関係だ。」
- 「逆に年収が減ってしまってるし!」
この様に、転職して後悔してしまうことが結構あります。
転職してしまったが後悔をしてしまったあなたへ。
転職の後悔から立ち直る方法を書いてみましたので、よろしければ読んでみて下さい。
目次
転職して死ぬほどの後悔しかない…戻りたい
「あんなクソみたいな会社辞めて新しい会社に転職できたぜー!よっしゃー!」
などと、期待に胸を膨らませていざ新しい会社でしばらく働いてみると…
「何なんだ一体?ここもクソじゃないか!こんなことなら辞めるんじゃなかった…」
この様な転職して後悔した経験、あなたもありませんか?
そして、死ぬほど後悔をしていませんでしょうか?
正直、転職をしてすぐに職場環境に馴染むということは誰しもありません。
職場のルールだったり人間関係だったり、仕事内容だったりに慣れるまで3ヵ月はかかると思います。
その3ヵ月が経ったころから違和感が芽生えてくるのです。
あなた自身が思ったような素敵な会社じゃなかったということに。
これ、私も実際にあります。
会社都合で仕事内容も職場も変わらない転職を2回もさせられ、2回目に転職させられた会社はブラック企業。
1年と2ヵ月ほど働いてから上司もダメな人間だと分かり、精神的にも病んでしまったのとプライベートでもトラブルが発生してしまい退職。
失業手当と貯金で半年ほどやりくりしながら転職活動をした結果…
年商300億円の地元企業へ転職が決まり喜んでいたのですが、実際に働いてみて物凄いショックを受けました。
昔に働いていたブラック企業と同じことがいくつかありました。
- みなし残業のみで残業代は支給されない。
- パートと同じ仕事をさせられる。
- 退職金支給期間が20年。
- 55歳の役職定年になると、役職のない社員でも基本給が60歳まで毎年5%カット。
- 営業が偉くて他の部署は営業ができない人間が流れ着いたところという構図が出来上がっている。
- 営業所の雰囲気がどこも悪い。
年間休日などは100日くらいはあってよかったのですが、仕事にやりがいもなく事実、前職よりも年収が下がってしまい転職を後悔してしまいました。
1年と1ヵ月働いて、再び転職してしまいました。
辞めたいという話を営業所の所長にしたところ止めら、役員へ年収アップの交渉などもしてくれたのですがダメだったそうで。最後に色々と話をしたのですが、所長自身も営業所の雰囲気が最悪なのは理解していて嫌だったそうです。
アルバイトならまだしも正社員として働いていた場合ですと、前職へは戻ることはできません。
あなたも転職をして死ぬほどの後悔をしないように注意をしてください。
逃げの転職は後悔することが多い
後悔する転職の多くが「逃げの転職」の場合が多いです。
逃げの転職というのは、今の仕事が嫌だからという理由で転職をすることです。
- 「こんなに残業続きじゃやってられない。」
- 「ムカつく奴がいる!」
- 「担当している仕事にモチベーションが上がらない…」
これら今の会社で働いているのが嫌だという理由で転職をしてしまうのが逃げの転職です。
ですが、残業続きでも残業代が支給されていれば稼げていていいですよね?
ムカつく奴がいるといっても、どこの職場でも必ずいるわけです。
あなたが働いている部署で担当している仕事が合わないのでしたら、上司に相談して異動させてもらえばいいのです。
実際、逃げの転職というのはどこの会社でも起こっている問題について嫌になってしまい、働いている会社から逃げるように転職をしてしまうのです。
誰だって働いていれば嫌なことはあります。
私も後悔したのは、逃げの転職をしてしまったからです。
どこの会社でも起こる問題は、次に働く会社でも起こる問題です。
私も現在働いているホワイト企業でも、ムカつく奴がいます。
本当にムカつく同僚ですので辞めてしまおうと悩んだのですが、上司に相談したところ業務分担を明確にしあまり関わらなくてもいいようになったおかげで改善されました。
もし、あなたが逃げの転職をしたくなったのでしたら、逃げる前に今の職場で改善できないか考えてみることです。
逃げの転職のその先は、再び逃げの転職が待っているパターンが多いのですから。
そうはいっても、逃げた方が良い会社もありますのでしっかりと見極めることも大事になってきますよ。
転職して後悔してしまった理由
いざ、希望に満ち溢れ転職をしたにもかかわらず、後悔をしてしまう理由というのはいくつかあります。
その転職をして後悔してしまういくつかの理由について、実体験をふまえて書いてみました。
きっと転職したことを後悔しているあなたにも通じる理由だと思います。
1、転職した先もブラック企業だった
毎晩遅くまで働かされたり、残業代も支給されないような企業。
いわゆるブラック企業というやつです。
そんな、蟹工船のような過酷な労働環境で働き続けることから抜け出そうと転職をしたものの、転職先も同じようなブラック企業だった場合に後悔をしてしまいます。
「残業代は支給されるって面接では話していたのに…!」
「休日出勤は無いって聞いていたのに、毎週あるじゃないか。」
「ボーナスは年間で4ヵ月分だといっていたのに、実際は2ヵ月分?」
この様に実際に働いてみたら、面接時と条件が違っていたりすることがある場合があります。
私自身も、日本ナンバーワン小売業の専門ベンダーへ転職したときのこと。
年商も高くすごくいい会社へ転職できたと私も妻も喜んでいたのですが…
実際に働いてみると、面接時には残業はないし残業があれば残業代は支払うといっていたにも関わらず、残業は月に80時間から100時間。
そして、残業代はみなし残業15000円以上は支払われないというブラック企業でした。
「こんな会社じゃ一生働けない!」
と思い、転職をした先の企業も同じだった経験があります。
ブラック企業から抜け出したく転職をしても、転職した企業が再びブラック企業だと後悔をしてしまいます。
2、年収が下がってしまった
転職活動をする人の多くが、収入に不満を持っている場合が多いのではないでしょうか?
私自身も、前職が前々職よりも年収で約50万円ほど下がってしまったので転職をしました。
面接時には、前職と同じくらいの年収になりますといわれても、実際には労働契約書を見ないことには始まりません。
面接時に聞いていた話とは実際には違うということって結構多いのです。
家族を養っている方などは、転職して年収が下がってしまえば奥さんに何をいわれるか分かったものじゃありません。
3、人間関係がとても最悪の職場だった
働いている誰もが人間関係というものに悩まされていると思います。
「この世の悩みの全ては人間関係である。」
という話をした有名な心理学者がいますが、まさにその通りなのではないでしょうか?
きっとあなたの普段の悩みも、人間関係によるところが多いと思います。
最悪の人間関係の職場から脱出するために転職を決意し、実際に新しい職場への転職に成功をするも人間関係が再び最悪の職場だった…
転職をすると、新しい環境に馴染まなければいけませんし、新しく仕事も覚えなくてはいけません。
大変なことが転職時には多いのですが、それプラス人間関係が最悪の職場だと、人間関係は最悪でも仕事に慣れている前職の方が良いと思ってしまうのも人間です。
4、自分が思っていたのとは違う仕事だった
転職をして意外にも後悔することとして多いのがこれです。
「転職して実際に働いてみたら自分が思っていたような仕事ではなかったな。」
イメージをしていた仕事とは違うということもかなりあります。
新しくやりたい仕事がある、チャレンジしたい仕事があるということで転職する方もいます。
しかし、現実は違っていた…
あなた自身が思っていたのとは違う仕事内容だったり職場環境だと、あれだけの労力を使って転職をしたことを後悔してしまいます。
これは本当に悩みますよね。
転職をしてみたら、実際にはやりたくない仕事だったというのは苦痛でしかありません。
辞めた会社が気になる
転職をして後悔をしているあなたはきっと、辞めた前の会社が気になるはずです。
私も経験があるので分かりますよ。
「転職した先の会社も良くない会社だったなぁ。前の会社は今頃どうなっているんだろ?みんな元気かな?」
などと気になってしまうものです。
あなたもそうですし転職をした人というのは、転職した先がホワイト企業であっても必ず辞めた会社のことを気にしてしまうときがあります。
「今頃あいつらはどうしているんだろう。」
「自分が働いていたら今頃どうなっていたんだろう?」
「この時期、退職した会社は繁忙期だな~。」
色々と気になってしまって考えてしまいます。
辞めたんだから前の会社のことなんて気にするな!という声も聞こえてきそうです。
そうはいっても、気にしてしまうのが人間です。
転職して後悔をしてしまっても、転職したことが成功だったとしても、辞めた会社のことは長ければ1年くらいは気になってしまうものです。
私だっていまだに本当にたまにですが、夢の中で昔の職場で働き続けている夢を見ます。
転職して慣れない環境で再びスタートするのですから当然です。
ましてや、転職して後悔してしまっているのでしたら尚更です。
辞めた会社が気になるのは当たり前のことですので、そのこと自体を気にしないことです。
転職失敗は人生の終わりなのか
せっかく転職をしたのに、その転職が失敗だと物凄く落ち込んでしまいますよね?
落ち込んで落ち込んで、人生が終わってしまう感覚を感じてしまいます。
家族や友人からも…
- 「だから転職なんてしないでっていったでしょ!?」
- 「相談に乗ったときにどこの会社だって同じだって話したじゃん。」
- 「俺にはお前が転職失敗するのがわかっていたけどね。」
こんな風にいわれたり、思われたりすることでしょう。
私は実際に、妻にいわれてしまいました。
あなたが働いていた前職の職場は、あなたが思うに最悪の職場だったのだと思います。
しかし、周りからすれば良い職場に思えてしまう場合もあります。
周りの友人や家族から見たら、条件の良い会社に勤めているのに転職するんだとビックリされている場合って多いんです。
「そんなに年収低いとは思わないんだけどな~?」
実際に私も転職活動を開始したときに、母にいわれた一言です。
ただ、本人にしかわからないその職場での苦しみというものがあるのです。
ですが、実際に転職した先の職場が大失敗。
あれだけの労力を使って書類選考やら面接やらした結果が失敗の転職。
転職の失敗は人生の終わりなのかと思ってしまいますよね?
ですが転職の失敗は、失敗ではないです。
退職の後悔を断ち切るには
「転職した会社がこんななんて…前職を退職してしまったことを後悔してしまう…」
転職に失敗してしまうと、後悔しかありません。
あなたもきっと、退職してしまったことを大変後悔していることだと思います。
私も後悔しました。
「もう少し頑張れば何か違ったんじゃないか?」
本当に悩んでしまい、自分探しという名の現実逃避旅行へ行ってしまったくらいです。
そんな退職の後悔を断ち切るには、たった1つの方法しかありません。
それは、転職をするということです。
退職をしてしまった後悔は、再び転職をしてあなた自身が幸せに働ける職場で働くことです。
仕事の後悔は仕事で納得できる職場へ転職することです。
それ以外に、退職してしまった後悔を払拭することはできません。
退職の後悔の借りは、転職で返す。
これしかありません。
まとめ
転職をして後悔をしてしまう人というのは、実際にかなりいらっしゃると思います。
私自身も転職をして後悔をしてしまったことがありますし、きっとあなたもあると思います。
期待に胸を膨らませ、新しい職場環境に飛び込んでみたものの、思っていた職場環境とは違っていた。
よくあることです。
しかし、転職を失敗してしまい後悔してしまったからといって、ダメになってしまうわけではありません。
転職の失敗の借りは、転職で返す。
何度でもやり直せるのです。
あなたが幸せに働ける会社へ、再び転職をしましょう。
1979年生まれの就職氷河期世代の妻子持ち男のthelifeです。非正規雇用で数年間も働き続けた負け組であり、抜け出すために独立を考え行動するも挫折。それでも転職成功し現在はホワイト企業で働いています。年収240万円契約社員→大会社年商700億円へ転職成功→年商300億円医薬品ベンダー転職→大手商社系物流会社内定→残業の無いホワイト企業転職。実体験に基づく転職や人生の役立つ情報を提供しています。