仕事

【無意味ですよ】人からの評価を気にしすぎるあなた。仕事など社内評価が気になってしょうがないをやめましょう。

人からどう思われているのか、どう評価されているのか気になってしょうがない人がいます。

「自分の仕事はしっかり上層部に評価されているのだろうか?」

「周りの社員達からどう思われているのでしょう。」

「自分も気になるし周りも気になる!」

あなたの会社にもいませんか?

人は、人からどう評価されているのかは気になるものです。

私だって評価されているのか気になることもあります。

しかし、人の評価を気にしすぎるのはよくありません。

そもそも無意味です。

「え?評価を気にするのは無意味だって!?」

無意味なんですよ。

なぜ、人や社内の評価を気にするのが無意味なのか。

その理由をお伝えしていきますので、周りからの評価を気にするあなたはぜひ読んで下さい。

他人の評価を気にする人の特徴や心理

職場には、過剰に他人からの評価を気にする人が何人かいます。

「この仕事をやっている俺の評価は良いんだろうな~。」

「私はきっと注目されている。…のかも?」

「毎日どの様な感じで自分は思われているのだろうか。」

本当にビックリするくらいに過剰に他人の目線や評価を気にする人っています。

なぜそこまで気にするのでしょうか?

これは、自己顕示欲の高い人に顕著に表れる特徴です。

自己顕示欲とは、他人に対して自分を目立たせたいと思ったり、自分自身の能力や存在を周りにアピールしたい欲求のことです。

成長過程であれば誰もが持っている欲求なのですが、行き過ぎてしまう自己顕示欲は逆に不利になります。

自己顕示欲の強さから他人の評価をやたら気にしてしまったり、周りから褒められることや評価されることをも何よりも重視してしまうことで、他人からどう思われているのか気になってしまいまうのです。

そのため他人の評価を気にしてしまう人は、自分の行動1つ1つが上司や同僚、または取引先にとってどう見られているのかを常に気にしてしまいます。

周りからの評価を気にしてしまうあまり、会議などの場で無理に自分自身を良く見せる発言をしたりします。

これが、他人の評価を気にする人の特徴や心理です。

自己評価の高い人ほど人の評価を気にしすぎる

実は、人からの評価を気にし過ぎてしまう人ほど自己評価が高い場合がほとんどです。

  • 自分は仕事ができる
  • 資格もいくつか持っている
  • 学歴も高い

この様な自己評価が高い人が人からの評価を気にしすぎます。

そして自己評価が高い割には、仕事が出来ないことがとても多いのです。

「あの人って無能なのに何であんなに自信満々なんだ?」

「同じ部署の人達に迷惑ばかりかけているのに平気な顔してますよ。」

「仕事で失敗ばかりしているのに自信家って痛いですね。」

周りからはこの様に思われているにいも関わらず、自己評価が高いため周りの忠告などは気にしません。

忠告は気にしないのに、自分の評価は気になるという矛盾。

私の現在の職場にもいますし、今まで働いてきた会社にも数人は必ずいました。

この様な自己評価が高く、人の評価を気にしすぎる人が。

そしてビックリするくらいに、その人達は仕事ができませんでした。

自己評価の高さと実際の仕事の実力が見合っていない人が、人の評価を気にしすぎる人には多いのです。

認めてもらいたい必要とされたい承認欲求

人からの評価を気にしすぎる人の多くは、自己顕示欲が強く尚且つ仕事が出来ない人が多い。

それらの人に共通するのが、承認欲求が強すぎるということです。

「承認欲求って何?」

普段生活をしていると、中々聞きなれない言葉だと思います。

承認欲求とは…

他人から認められたい、自分自身を価値ある存在として認めたい

という欲求のことをいいます。

簡単に説明すると、とにかく周りから自分を認めてほしいという欲求になります。

ただこの承認欲求ですが、生きていく上では求めていてはダメです。

承認欲求を満たそうとすればするほど、人生は辛く厳しいものになってしまうのです。

詳しくは、アドラー心理学が書いてあるこちらの本を読んでみて下さい。

人からの評価だったり、会社内での上司や同僚からの評価を気にしすぎる人の多くは仕事が出来ない人がほとんどです。

自己顕示欲が強く、優秀な自分がなぜ認められないのか不満を抱えている人がほとんどです。

自分を認めてくれるのは、当たり前ですが他人です。

評価されない自分が一生懸命に行動して他人を認めさせようとしても無理です。

承認欲求というのは、他人がジャッジをしてくれるもの。

コントロールできない承認欲求に支配されている以上、人からの評価を気にし過ぎてしまい結果として苦労してしまうのです。

自分が思うほど他人は気にしていない

人からの評価が気になって気になってしょうがない。

もしかしたら、あなたもその1人でしょうか?

「気になる気になる…」

「私への評価は当然良いんでしょうね?」

「とにかく落ち着かないです!」

この様な感じなのでしょうか?

実は、あなたが人からどう思われているのか、評価されているのか気にしている以上に周りはあなたを気にしていません。

他人というのは、あなた自身が思っている以上にあなたを気にはしていないのです。

これ、逆の立場に立って思ってみて下さい。

あなた自身、周りの人達が気になりますか?

例えば職場にいる好きな女性が、他の男性と仲良く話をしていたら気になってしまいます。

これは誰だってそうです。

しかし、職場の人が何をしているかなんてあなたはいちいち気にしていますでしょうか?

道端を歩いている人やお店にいる他人の人をいちいちあなたは気にしていますでしょうか?

「そういわれてみればそんなに気にしていない。」

そうなんです。

他人もあなたもお互いそんなに気にしていないのです。

毎日そこそこ幸せに仕事をしている人達というのは、他人からの評価など気にしていないのです。

人の評価が気になる場合の克服方法

「他人が自分を気にしていないとしても、それでも私は他人からの評価が気になって気になってしょうがない!」

ここまでくると、よほど承認欲求が強すぎるのだと思います。

そんな承認欲求の強いあなたへの、人からの評価が気になる場合の克服方法があります。

承認欲求は他人が与えてくれるものです。

だから他人から与えられることを期待したり考えたりせず、あなたのペースで仕事をすればいいだけのことです。

実は私もこれで職場にいるのが楽になりました。

「同僚よりも評価されたい!」

「上司に何としてでも認めてもらいたい!」

「とにかく上に…出世したい!」

来る日も来る日も、この様に思っていたときがちょうど30代です。

しかし、あるとき気づきました。

「何だかストレスだけがどんどん溜まっていくな…」

人からの評価を気にし過ぎた仕事をしているせいか、ストレスが溜まりすぎてしまい晩酌の量が増えてしまっていました。

さらには目の下の隈がずっと取れず、顔もやつれてしまい部長から心配されるほど。

そんなときに承認欲求は求めてはダメだと知り、自分が今できることに集中して仕事をし、空いている時間でスキルアップをしていけばいいと思い実行したのです。

自分自身ではどうにもならないこと。

上司や同僚など、他人が決めることにいちいち神経をとがらせるのを止めればいいのです。

それが、人の評価を気にしすぎる人の唯一の解決方法です。

自分でコントロールできることってストレス溜まりませんよね?

自分自身でコントロールできないことに対して人間はストレスが溜まってしまうのです。

あなた自身でコントロールできないことを気にしすぎるのを今すぐ止めましょう。

他人の評価を気にしないための名言を紹介

ここまで人の評価を気にし過ぎてしまう人の特徴や、気にし過ぎてしまう解決方法をお伝えしてきました。

けれども、そう簡単に解決できることではありません。

当然ですが時間がかかります。

毎日、あなた自身が意識しながら修正していくしかありません。

「頭では分かってはいるのだけれど、心が行動を遮ってしまうんです。」

私もそうでしたので分かります。

あなたがコントロールできないことを気にし過ぎてしまう辛さが。

そんなときに背中を押してくれる、歴史上の人物2名の名言を紹介します。

他人の評価の名言その1「マキャベリ」

人は一般的に、内容よりも外見で判断する。内面を判断できる洞察力をもつ者はまれである。

マキャベリズムでおなじみ、イタリアが産んだ政治思想家のマキャベリの名言です。

多くの他人というのは、人を内面ではなく外見で判断します。

人は見た目が9割という本もあるくらいですから、人というのは見た目で判断されてしまうのです。

  • 背格好
  • 外見
  • 喋り方の特徴
  • 雰囲気

これらの外見で多くの人は、人の評価を下してしまうことが多いのです。

マキャベリのいうように、人の内面をしっかりと判断できる人というのはほとんどいません。

職場でもそうです。

何十年も働いてきた人事部の部長が採用する人材が、ことごとくはずれの人材だということは多々あります。

あなたの会社でもありませんか?

他人のほとんどはあなたの外見であなたを評価してしまいます。

そのため、いちいち気にしているのも馬鹿馬鹿しい。

外見で評価をされてしまうのでしたら、周り好む外見にしてみるのもいいかもしれませんよ。

他人の評価の名言その2「リンカーン」

私の経験によれば、欠点のない者は取柄もほとんどない。

アメリカの奴隷解放のリーダーシップをとった大統領のリンカーン。

そんなリンカーンの名言は、グサッと来る人もいれば勇気をもらえる人もいることでしょう。

欠点がない。

どんな仕事もそつなくこなす人。

きっとあなたの職場にも1人や2人いることだと思います。

ただ、感じませんでしょうか?

可もなく不可もないため、全く面白みもないことを。

人というのは、欠点も特徴です。

欠点と取柄が良いバランスであるからこそ、良い評価を得られる人材になるのです。

サッカー選手で例えるならば、良いパスも出せないし守備に貢献もしない。

けれども、得点だけはしっかりと決めてくれるストライカーといったところでしょうか。

中には正直、欠点しかない人材も職場には1割はいます。

しかし、多くの人は欠点もあれば取柄もあるもの。

自分自身もそうなのだと思えれば、人の評価など気にならなくなります。

職場の周りに迷惑をかけていないのであれば、あなたはそのままで良いのです。

まとめ

人からの評価を気にしすぎるのは無意味ということをお伝えしてきました。

私も昔は気にしすぎ症候群でした。

「上司からの評価はどうなんだろうか?」

「どうしようどうしよう!」

「この部署ではどう自分の話がいっているんだ!?」

当時の私はこんな感じでした。

ただ、評価を気にしすぎるのは無意味だと気づいてからは、不思議と気持ちよく職場で働けています。

自己顕示欲が強かったり、承認欲求が強かったりする人がいますが無意味です。

それら全ては、他人が評価を下すものだからです。

あなたの努力で何かが変わることはありません。

人に認めてもらおうとするのではなく、自分を認めて下さい。

できない自分も含めて認めて下さい。

その第一歩が幸せな仕事人生を送れるスタートになりますから。

ゆっくりとでも良いので、一歩づつ進んでいきましょう。

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