人生 読書

【人生長すぎ~!】ライフシフト100年時代の人生戦略を考えていますか?

ここ数年前から話題になっている本があります。

とはいっても、いつの時代でも話題になる本というものはあります。

出版されてからかなりのヒットであり、現在でも続編が出版されています。

これから先の時代も、きっと読み続けられる本でしょう。

そんなこれからのあなたの人生戦略の礎となるような本。

「ライフシフト」です。

リンダ・グラットンと言うイギリスの思想家の方が書いた本です。

全世界の思想家ランキングでもここ数年は常にランクインしている方です。

日本の番組でも出演された事があり、若者から年配の方まで知っている方も多いのかもしれません。

ライフシフト、人生が変わると言うことなのですが、本当にこれから私達が生きていく時代は大きな変化をしていく事でしょう。

あなたが現在、どの様な年代であっても変化に対応できる必要な知識が詰まった良書です。

これからの生き方に悩んでいるあなたには、とても必要になってくる本です。

ぜひとも、これから先の内容を読んで下さい。

ライフシフトの意味とは?

そもそもライフシフトってどういうことなのでしょうか?

そもそもの意味とは一体どの様なものなのでしょうか?

単純ではありますが、直訳するとライフは「人生」です。

そしてシフトとは「位置を変える」と言うことになります。

これまでの人生の位置を変えるとでもいいますでしょうか。

そんな人生が、今後は長く続いていくといわれているわけですが…

「人生100年時代っていわれているけど、どう生きていけばいいのか分からない。」

「そもそも人生の位置を変えるってよくわかりません。」

「これから何がどの様に変化してくのかも想像できない。」

これらの意見が出てもおかしくはありません。

この言葉の意味から分かるようにライフシフトというのは、これまで常識とされていた推奨されていた今までの人生の位置を変える、または変えていかなければ幸せな人生を送ることはできないということだと思います。

時代というものは、常に変化し続けています。

今までの自分自身の人生の生き方、生きていく方向や位置を変えて新しい時代を生きていくということでしょう。

あなた自身も、これからの時代に合わせて人生の過ごし方を変化させていかなければいけません。

それが「ライフシフト」の意味であるといえるでしょう。

ライフシフトをまとめてみると

これからの人生は、多くの方が100年近く生きていく時代になるということを本では伝えてきます。

実際に、100歳まで生きる人はそんなにいることはないでしょう。しかし、私の祖父母は95歳まで生きました。曽祖父は97歳まで生きました。

実際、私の父親の家系は長寿の家系なのですが、それでもかなり生きたと思います。母親の家系も祖母は、89歳まで生きました。

正直、昔では考えられないくらいに長生きになってきています。

これは、本でも書いてあるのですが、医療の発展によるものだそうです。医療が進歩したおかげで全世界の平均寿命が延びている、寿命が延びるからこそ人生も今まで以上に長くなる。

テクノロジーの発展によって働き方も大きく変わりますし、今までと同じ会社員としての生き方をしていると70歳、75歳まで働かなくてはいけなくなってしまう。

今までの「教育・仕事・引退」の人生モデルが大きく変わり、新しい3つのステージの人生が始まる。

1、エクスプローラー

探検者の生き方、ステージとして一箇所に腰を落ち着かせることの無い人生。機敏に動き身軽でいるためお金の制約は最小限に抑える。このステージを生きる人の特徴は、発見の日々。旅をする事で世界について新しい発見をし、それにあわせて自分自身についても新しい発見をする人生。

2、インディペンデント・プロデューサー

このステージでは、今までの起業家とは違う異なる新しいタイプの起業家になったり、企業との新しいタイプの仕事関係を結んだりして仕事に携わっていく生き方。今までのキャリアの道からはずれて自分自身のビジネスを始めた人達がこのステージを生きていく。

3、ポートフォリオ・ワーカー

今まで一つの会社に勤めていく人生と言うのが定番の人生だった。多くの人達は一つの活動に専念する時期がある。しかし、様々な活動に同時並行して取り組んでいく。その様な異なる種類の活動を同時に行っていくのがこのステージの生き方。

これら3つのステージでこれからの人生は動いていくというのですが、この3つのステージの人生には全て年齢制限が無いというのも特徴だといいます。

そして、多くの方がこれからは死ぬまで学び続けなくてはいけないとも言っています。

ライフシフトを読んで感じた感想

率直に私自身が感じたライフシフトを読んだ感想としては、まだあまり大きくこの本に書いてあるような実感はわいてこないと感じました。

しかし、先ほども書いたように私の祖父母の寿命も延びていました。私の両親もきっと長く生きることでしょう。会社にいるパートの方も70歳までは働きたいと言っている方もいますし、70歳になって働いている肩もいらっしゃいます。身体が動かなくなるまで働くと言っています。今まででしたら、とっくに定年して隠居生活です。

一つに、今までの人生と違って生活にかかってくるお金が増えているように感じます。インターネットにスマートフォン。生活にかかる支出が増えているものの、企業から貰える給料は変わらない。だから長く働かなくてはいけない。

また、ここに来て働き手がいない人手不足問題が所々で出てきています。10年前と違い本当に募集しても誰も来ません。

これからテクノロジーの発展によって人間がやらなくて良い仕事が多く増えてくることでしょう。だからこそ生涯、新しい知識や技術を学んで行かなければいけないとも書いてありました。

私自身、3つのステージのポートフォリオ・ワーカーに近い生き方をしています。これからは、本当に大きく生き方が変わっていくことでしょう。

多くの方に是非読んでいただきたい本です。

ライフシフト VS ワークシフト

このライフシフトが発売される前に発売されたワークシフトと言う本があります。

こちらはその名前の通り「仕事の向きが変わる」と言う意味合いの本です。

人手不足、そしてインターネットの発展やテクノロジーの発展。

会社へ出勤しなくても働ける環境が今では整ってきています。

私自身もテレワークで在宅勤務をした経験がありますが、実際に業務をすることができるのに驚きました。

そのテレワークは、海を越えても威力を発揮しています。

特にクラウドでデータのやり取りが出来る仕事は、すでに海外で仕事をしてもらっている企業もアメリカにはあるそうです。

医療で使うカルテなどをインドで管理してもらっているそうです。

今現在、身体を使って仕事をしている肉体労働などの仕事も人工知能AIで大きく仕事が無くなっていくことでしょう。

人口が減少しているのですから、そうならなければいけない反面もある部分、何も知識や技術が無い人は淘汰されていく時代かもしれません。

ライフシフトは難しいのか?

ライフシフトを実践するのは、難しいのでしょうか?

「今まで生きてきた人生の向きを変えるのは難しいよ!」

「中々、軌道修正できないのが人生でございます。」

「正直、100年も生きているとは思えないので今のままでいいです。」

1つの会社で定年まで働く、従来型の働き方を変える。

一昔前では、これが当たり前の人生の生き方でした。

昨今では、転職をすることが当たり前の様になってきています。

しかし、多様性の時代へと突入してきています。

仕事の在り方も、家庭の在り方も、そして趣味などの在り方も多様性の時代です。

その多様性の渦の中へ飛び込める人にとっては、ライフシフトという生き方はとても快適な生き方だと思います。

これは、私自身もそうです。

  1. 自分自身が幸せに働ける会社を見つけるために転職を4回
  2. 家族と離れ離れの単身赴任でもインターネットで繋がれているので距離を感じない
  3. 会社勤め以外にも副業でスモール起業してビジネスをしている

この様な生き方がライフシフト(LIFE SHIFT)の1つではないかと思います。

しかし、一昔前の固定観念に物凄くとらわれている人にとっては、ライフシフトはとても難しいものとなります。

  1. 1つの会社で定年まで働きたかったけど無理だったのでもう終了
  2. 就職氷河期世代だったからもう無理
  3. 非正規雇用の自分には人生の向きが変わるなんてありえない

時代のせいにばかりしている人にとっては、ライフシフトはとても苦しい概念になるのです。

私の先輩が、この状況に陥てしまっています。

ライフシフトの実践が難しいかそうでないかは、あなた自身のマインドに大きく左右されてしまうのです。

まとめ

ライフシフト…

今まで1つの会社で働き続け、一生を終えるという生き方は通用しません。

これからは、様々な多様性ある生きたかが標準となってきます。

  1. 10代や20代のときでしか学校では学べない
  2. 家庭を持ってしまったら挑戦はできない
  3. 起業するには一世一代の勝負をしなければいけない

これらは全てチェンジしている時代です。

学校へは、いくつになっても通えるようになりました。

インターネットのおかげでオンラインで好きなときに勉強できます。

家庭を持ってしまっていても、学びなおしも出来ますし新しい仕事へのチャレンジもできます。

起業するのも、ハードルが物凄く下がっています。

私自身も、会社員として働きながら副業という名の起業をしています。

ライフシフト…

生き方も多様性の時代への突入です。

学びなおし?

今からでも遅くはありません。

転職し損ねた?

今からでも遅くはありません。

副業をしようと思ったけど?

今からでも遅くは全然ありません。

これまでの常識が全く変化するのが、ライフシフトの人生です。

多様性のあるライフシフトという生き方をしり、あなたの人生を常にバージョンアップさせて幸せになっていきましょう。

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