上司から捨てられてしまう…とか?
結婚している人ならば奥さんだったり、未婚の人だったら彼女や彼氏だったり…
大事な人からも捨てられてしまうくらいに、自分には何もできないと思っている人。
自分には何もできないと思っている人以外にも、実際に職場でも何もできなくていつも周りから厳しくされてしまう人。
あなたもその部類の人でしょうか?
「あいつは本当に、何やらせてもダメだな。」
などといわれている人は、必ず職場に1人や2人いるはずです。
どんどん周りからも冷たく扱われてしまうようになってしまい…
「自分はどうせ何もできない人間なんだ…」
と自暴自棄になってしまいがちです。
本当に何もできないのでしょうか?
私自身がその様な人と実際に働いてきた経験と、自分はどうせ何もできないと思っていた本人を実際に改善した人のやり方をここでは伝えていこうと思います。
周りにそんな人がいるあなた、もしくはあなた自身が自分では何もできないと思っているのでしたら、これから先の記事は必ず読んでください。
目次
何もできない自分が悔しい
「俺は一体全体、何で何もできないんだ!」
「私は最低!貢献することができないんだもん…」
「自分には何もできません!…泣けてくる。」
こんな風に自分自身、何もできないことを理解してしまうと悔しいですよね?
仕事でもプライベートでも、何もできない自分自身というのは悔しい以外の何物でもありません。
現在、職場で一応ですが消化されている私ですが、自分の夢のために就職活動をしていたころ、あるWEB制作会社へ運良く就職できたことが1度あります。
とにもかくにもデザイン関係の仕事がしたくて、その中でもWEBデザインに惹かれていた20代。
しかし、実際に仕事をしてみると…
自分が何もできないということが分かってしまい、1日で退職をしてしまいました。
本当に悔しかったのを覚えています。
入社した時から、冷ややかな目で見られていたのも感じていました。
「実戦経験の無いこいつに何ができるんだ?」
そんな風に思われていたのだと思います。
WEBデザインやプログラミングなどの専門職では、実力的にも何もできないということが周りに分かると居場所がなくなってしまいます。
自分自身が、本当に悔しいと感じる瞬間です。
あの当時のことを思い出しても、本当に私は場違いの場所に就職してしまったのだなと感じています。
みんなできるのに自分だけできない
職場で毎日、この様な悩みをあなたはもしかしたら抱えていませんか?
「みんなができるのに自分だけできない…なぜ?」
この問題ですが、作業という仕事がメインのパートさん達には顕著に表れます。
本当に同じ作業をする流れ作業だけにもかかわらず、パートさん達の中でもできる人とできない人でハッキリと結果がでます。
なぜ、この様なことが起きてしまうのか考えたことはあるでしょうか?
実はですね、人間という生き物は皆さん作りが違うんです。
見た目は当然違いますよね?
イケメンもいれば言葉は悪いですが不細工もいるわけです。
身長も違いますし体重も違います。
考え方も違いますし、心の持ちようまで全て人間は違います。
前世界共通して人間というのは、中身のでき方も違うのが当たり前なのです。
この様なことをお伝えしてしまうと、とても反感を買ってしまいそうですが、悲しいことにこれは事実です。
周りのみんなはできるのに、あなたはできないというのは当たり前なんです。
みんなができるのは、みんなができる仕事をしているからです。
あなたやあなたの周りで仕事ができなくて苦しんでいる人がいたら、できる仕事をしたりさせるようにしましょう。
何もできないのはダメ人間
仕事ができないのは、正直ダメです。
しかし、何もできないのはダメではありません。
「ダメに決まってんじゃん!」
仕事ができないのはダメですが、何もできないのはダメではないのです。
何もできない人間などいません。
何か必ず1つはできることがあるわけです。
だからダメではありません。
仕事ができないのはダメです。
だから職場でできない仕事をするのではなく、できる仕事へシフトチェンジしていかなければいけません。
ダメ人間がいるわけではなく、ダメ人間にしてしまっている職場がいけないのです。
人間誰しも向き不向きがあります。
水を得た魚の様に活躍できることが誰しもあるはずです。
あなたも決してダメ人間なわけではなく、あなたをダメにしてしまう環境や仕事をさせられているにすぎません。
何もできない人間はいません。
何もできない人間にさせてしまっている環境があるだけです。
何もできないのは無能
無能…意味としては、何も能力やスキルがないということなのですが…
何もできないということは、本当に無能なのか?
職場でよくあるのが…
「あいつ何やらせてもちゃんとできないよなぁ。無能とはまさにあいつ!」
「全く無能な奴を中途で取りやがってさー。」
「さっさと辞めてくれればいいんだけどな。」
これが、職場で何もできない無能の人に対する周りの思いではないでしょうか?
事実、私も常日頃思ってしまっています。
確かに、本当に何をやらせてもできない無能の人というのは現にいます。
しかし、先程もお伝えした通り、みんなはできるても自分ができないことがある。
逆に、自分はできてもみんなができないことがあるわけです。
何もできなくて今は無能だと感じていても、実は実力が発揮できていないことをしているだけなのです。
人間というのは、違って生まれてくるのが当たり前。
見た目も違うわけです。
とすれば、能力も当然違ってくるのが人間です。
あなた自身の能力が、しっかりと発揮できる場所ならば無能といわれることは無くなるはずです。
自分には何もできないというのは思い込み
「自分には何もできない…こんな自分何て世間では必要とされていないんだ。」
この様に思っている人も実は多くいます。
昔、私も自分自身が周りから必要とされていないと感じている時期がありました。
もしかしたら、あなたもその様に必要とされていないと感じていた時期があるのでは…もしくは今の感じているのではないでしょうか?
特に20代の若い年代には、この自分には何もできないと感じている人が多いです。
20代というのは、その若さだけで多くの悩みを抱えています。
「このままこの仕事で終わってしまっていいのか?」
「何もできないこの職場で、自分は本当に迷惑ばかりかけてしまっているな…」
「私自身が存在していることが、本当に理解できないよ。」
とてもネガティブなことばかりを考えてしまいます。
しかし、自分には何もできないというのは思い込みの可能性も高いのです。
よくあるのが、食わず嫌いというものです。
自分はきっと嫌いに違いないという思い込みだけで、食べることを拒否するという行為です。
不思議なことに、実際に食べたこと無いのに嫌いになるのです。
ところが不思議なことに、一歩踏み出して食べてみると意外と食べれたりするのです。
そして、これまた意外に自分がその食べ物が好きだったことが分かってしまったりするのです。
あなた自身が何もできないというのは、思い込みがほとんど。
何もできないのではなく、何か必ずできることがあるのです。
今の職場で何もできないと感じているのでしたら、それはその仕事があなたには向いていないという答えを知れたと割り切ってください。
あなたができる仕事は、他にあるということです。
人にできて自分にできないことはない?
親や友人など、周りから意外と多くいわれるある「キーワード」がありませんか?
「周りにできるんだからお前にだってきっとできるはずさ!」
という、人にできて自分にできないことはないといわれるキーワードです。
このキーワードですが、とても苦しいですよね?
親や友人などは勇気を与えるキーワードだと思って話してくるのですが、当の本人からしたら地獄の言葉意外の何物でもないのです。
最高にモチベーションをゼロ以下にしてくれる言葉です。
人にできて自分にできないことはないというのは、本当に単純な動作だけに当てはまることです。
例えば…
- 期日までに書類を提出する
- 自宅の掃除をしたり洗濯をする
- 電車やバスに時刻通りに乗車する
- 買い物に行く
- ゲームをしたり趣味を楽しむ
などなど…
馬鹿にしているのか?と思われた方もいると思いますが、これらのことは誰だってできます。
人にできて自分にできないことはないというジャンルのことは、本当にこれらの日常生活のジャンルのことです。
しかしですね…
これが仕事や技術が必要になってくる趣味などになってくると違ってきます。
人にできるのだから自分にできるというわけにはいかなくなってきます。
私、若い頃は音楽活動をしていました。
音楽にはそれぞれ、担当する楽器があります。
例えば、バンドをする5人がいてそれぞれが音楽に向いているからといって、どの様な楽器を担当させても上手くいくわけではありません。
ギターに適性がある人もいれば、ドラムに適性がある人もいるわけです。
仕事でもそうです。
営業に適性がある人もいれば、事務に適性がある人もいる。
人にできて自分にできないことはないのではないのです。
人にできて自分にできないことはある。
あなた自身、人と比べるのではなく、あなた自身ができることをし続けるのが正解です。
自分にできることをする
「俺には、なんだってできるはずだ!」
などと思っていませんか?
他にも…
「そんな難しい仕事じゃないだろ?」
などとあなた自身は思っていても、会社から全くあなたの仕事ぶりが評価されていなかったりしていませんか?
人間とは、大きな勘違いをしてしまう生き物なんです。
できると思っていても、できないことがあるわけです。
物流会社で例えると、ドライバーをやっていた人が倉庫作業員になっても仕事ができません。
製造会社で例えると、生産現場にいた人が生産管理になっても仕事ができません。
この様なパターンは、とても多いのです。
これは、人間には適正というものがあるからです。
だからこそ、周りを良く知る前に自分自身を良く知らなければいけません。
私の職場や友人の職場にも必ず1人や2人はいます。
自分自身が分かっていない人です。
誰が見ても絶対にあなたには向いていない仕事にも関わらず、何故か一生懸命に頑張る人。
結果が出ていないし評価もされていないにもかかわらず、不思議とその様な人達というのは自分にはできると頑張り続けるんです。
以前、職場の後輩に伝えた言葉があります。
その後輩は、部長からも全く評価されずパワハラを受けていました。
それにもかかわらず、自分はここでしか生きていけないし頑張るというのです。
現場のパートさん達からも嫌われていて、その後輩の頼みは聞けないとまでいわれている次第でした。
「向いていないよ、おまえ。仕事は65歳までずっと働かなくてはいけないわけだぜ?悪いことはいわないから自分の向いている仕事へ転職した方がいいよ。」
その様に私が話をしても、一向に聞く耳持たず。
私自身は、その当時勤めていた会社を退職してしまいましたが、後から聞いたらその後輩もどんどん窓際へ追いやられて退職したそうです。
そして、再就職した業界は全く同じ業界。
本当に自分自身が理解できていないということです。
人間というのは、誰しもできることとできないことがあるわけです。
できないことは人に任せ、自分ができることで仕事に貢献すれば幸せに生きていくことができるのです。
自分にできることをする。
これ、とても重要ですよ。
多くの人は、自分にできないことを一生懸命にやり続けてしまっているのです。
スポーツでも仕事でもなんでもそうですが、あなた自身にできることをやりましょう。
まとめ
自分には何もできないと思っている人へ…
ここまで読んでいただいて、いくつか気づいたことがあったのではないでしょうか?
自分には何もできないと思っている人は、自分にはできないことを続けてきてしまっただけなのです。
だからこそ、あなた自身にもできることをすればいいだけなのです。
得意な教科って学生時代ありましたよね?
数あるスポーツの中でも、特にできるスポーツってありましたよね?
趣味にしようとした数あることの中でも、向いていないものもあれば向いていて続けているものもありますよね?
それが答えです。
あなたも、あなた自身ができることで幸せになりましょう。
1979年生まれの就職氷河期世代の妻子持ち男のthelifeです。非正規雇用で数年間も働き続けた負け組であり、抜け出すために独立を考え行動するも挫折。それでも転職成功し現在はホワイト企業で働いています。年収240万円契約社員→大会社年商700億円へ転職成功→年商300億円医薬品ベンダー転職→大手商社系物流会社内定→残業の無いホワイト企業転職。実体験に基づく転職や人生の役立つ情報を提供しています。