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【残酷すぎる成功法則】なんと9割が間違えると言う成功法則!?

2017年10月25日に出た本です。かなりレビューも良かったので私もタイトルが気になり買って読んでみました。この本はアメリカの方が書いた本なのですが、今まで散々出回っている成功法則が果たして本当に成功できるものなのかどうかを科学的に検証したと言う本です。

これはなかなか面白そうだと思い私も買って読んでみたのですが、正直ここ最近で読んだ成功法則の本の中ではダントツに1でした。もしかしたら2018年で読んだ本の中で1もしくは2の金かもしれません。それくらいにものすごいインパクトが強かったようです。

詳しい本の内容は、実際に手に取って読んでみてもらったほうが良いのですが、書いてある内容の中で特に私の心に響いた言葉が1つあります。それは…このようなニュアンスの言葉でした。

「あなたが組織の中で成功しようと思うのならば、成功できる組織をまず選ばなくてはならない。あなた自身が頑張って組織や会社の中にいるだめな人々をあなたのようなやる気のあるパワーに満ち溢れ他の人間にすることができない。なぜならばあなたがその周りの4人たちのようになってしまう確率の方がはるかに高いからだ。」

実際に本に書かれていた文言とは少々違うのですが、おおむねこのような内容の言葉が書いてありました。

私自身も約5年間務めてきた会社を退職しました。元は良かったのですが会社がいちど変わりそして2度変わりそうすると組織のトップが当然変わります。すると不思議なことにみるみるうちにそこで働いている従業員の方々も変化していきました。

先程の言葉に書かれていたように、どんどんどんどん悪い方へ引っ張られていくのです。

顧客から要求されている業務改善や生産性の向上など上部ではいいこと言うのですが実際は毎日がそつなく仕事が終わればそれで良いと言うような組織に変わってしまったんです。

唯一仲の良かった同期の際も…「実はあの人たちと働きたくないというのが本社に転勤する1番の理由なんです。」

と言って本社へ転勤してきました。

正直私自身はその本社いっても当然変わる事はないだろうと思ってはいましたが、彼は組織を変えるんだと頑張っていましたので私は何も言わず頑張ってくれとだけいました。

人は人を変えることができません。当然、だめな組織を変えることもできません。この残酷な。成功法則と言う本に書かれているように、成功したいのならば成功している組織で就職しなければいけません。そして例えば起業して成功したいと思っているのならば、起業して成功している人の押尾強なければいけません。私もそうですがあなたもそうです。私はあなたがどんなに頑張ろう、この組織を良くしようと思っていても周りがそうでない人たちでほぼ固められているのであれば全く成功することはないし、良くなることもありません。

毎年3000から5000の定期昇給がある会社があるとします。私が最後に転籍させられた会社は適職が待ったがありませんでした。正社員として働くメリットが半減したも同然です。でも起こそうとか、手紙を書いて本社に送ろうとかそういう話をする人もいましたが、変わることはないでしょう。転勤してた彼が総務部で頑張ると言って必ずみんなのために会社を良くすると言っていましたが変わる事はないでしょう。

しっかりとボーナスが出る会社、または毎年定期昇給が必ずある会社にしようと思ってもそうでない会社をそのようにすることができません。成功するためにはもうそのようにボーナスや定期昇給がある会社へ就職するしか方法は無いのです。

まさに先程の言葉を読んだだけでもこの本を読む価値はあったと私自身は思っています。ぜひ多くの方に読んでいただきたい本の1つです。

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